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フリッツ・フェールマン --- ▮人物 神話殲滅機関アルカナの特殊隊員の〝原初のアルカナ〟の一人。 残存都市「ロンドン」に拠点を置くが、ルーツはゲルマン系民族だが、混血のため名残は名前のみとなっている。 扱うのは《炎の舞踏》(KC p.88)のような火の魔術。 --- ▮出自 労働者階級、特に貧困な者が多くいるスラム街で生まれ育つ。 父親は不明で、幼少期に母を亡くし、下働きや盗みで生計を立てていたところをロンドン国内を旅する劇団の一座に拾われる。 劇団員として各地を回る生活をしていたが、旅の道すがら、火の魔術を操る才覚(正体は原初のアルカナ)を持つことを機関に見出されて引き抜かれたことから現在に至る。 機関に所属する原初のアルカナたちの中では、奔放な性格や能力の性質上、問題児と扱われることが多いかもしれないが、人懐こく隔たりのない態度を好ましく思う職員も多いとか。 旅と冒険を好み、壁の外の世界に憧れている。 --- ▮HO0：愚者 追加で〈幸運〉をロール。成功で敵全体に1d5ダメージ、失敗で1d10人の味方にも1d5ダメージ。 ▮選択武器 杖(種別：魔法武器) POW+2(幸運は 90、SAN 値は 99 が最大値)
 ※上記の特記のため幸運の値を-5にて修正 ▮技能内訳 EDU×10+POW×10 ・職業技能として取得 〈回避〉〈原初のアルカナ〉〈芸術(カリスマ)〉〈オカルト〉〈目 星〉 〈杖〉〈応急 手当〉〈精神分析〉 ・フレーバーとして取得 〈燃えているたいまつ〉〈聞き耳〉 --- ▮その他小ネタ fritz…ドイツ系の男性名フリードリヒの愛称と「故障する」の意から Fährmann…渡し守、フェール（失敗する，しくじる，できない）から 22の大アルカナを巡る旅の始まりを示す愚者から連想して、 渡し船の船頭と愚人から連想できるワード（失敗、故障、ポンコツ等の意を含む）を名前に取り入れています。 炎の魔術を扱うのは文明の始まり(=アルカナを巡る旅の始まり)を示す象徴が火であることから。

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