タグ： 明日ハ私ノ風ガ吹ク

夢幻　苺花　ムゲン　イチカ 美術系の大学に通う大学生。のらりくらりとしていて自由人であり、周りの人を振り回すこともしばしば。趣味はスケッチで公園や海、さまざまな場所に行ってはそこでスケッチをすること。何枚か描いた後にはそこでお昼寝をする。だいたい木の上か、公園のベンチ。 普段の1人称は私。二人称は君。しかし通君に対しては1人称はお姉さん、私。「ふつーくん」と呼ぶ。 ちょっとした未来を夢で見ることができ、見たものをスケッチで描きとめている。過去や歴史というもの自体に興味がなく、過去の出来事について聞くと「忘れた、なんだっけそれ」や「そうだったっけ？覚えてないや」という。本当は忘れてないくせにすっとぼけていることが大半だが。 それと反対に未来に対して異常な執着を持っていて、見ることができた次の朝にはいつもよりも機嫌がよくテンションが高い。それが些細なことだったとしても。 たとえそれが最悪な未来だったとしても抗おうとは今更しないのかもしれない。前抗おうとしたことはあるかも知れないが見たものは変えられない。それが運命ならば受け入れてしまうだろう。それでも未来は素晴らしいと思っているがそれを他人に押し付けるようなことはしない。 通のことは親友であり、気の許せる人だと思っている。どうやら向こうはそうではないらしいが気にしない。彼が「誰かに養われたい」とぼやくたびに「お姉さんが養ってあげよっか？」と聞く。鉄板ネタ。通に対しては「the普通の男」と思っている。 通と仲良くなる前、木の上から、帰り道などなどあらゆるところに現れては「ふつーくん！元気してたぁ〜？？」などと言って話しかけていた。いい迷惑である。 避けられてるのをわかってやっていたため、いじっていたのかもしれない。 「おやおや、ふつー君よそこで何してるんだい？」 「あははww愚問だね、未来ってのは素晴らしいよ」 「お姉さんはいつだってこうだよ？何年一緒にいるんだい？そろそろ慣れてよ〜」

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