タグ： 純潔と鉄血

貴族の家系で代々王に仕える軍の警備を司る家柄でその事に誇りを持っていた。 だが、その誇りは十二年前に地に落ちる。あれ以来、刃物を握るのも拳銃も握るのも駄目で、訓練は受けていたが身にならずそんな自分に苛立ちを持っていたりするが、周囲には隠している。 昔はよく笑う普通の男の子であったが、今は感情を出すのが得意じゃなく目つきも悪くぶっきらぼうな言い方をする青年に育ってしまった。 ライサには心を許し彼女から愛称として「ヴィオ」と呼ばれていた。それは髪の色からきたものですみれ色で綺麗だと彼女は無邪気に笑っていた。 人に優しくする術はライサに対して接していく内に学び、人の心を癒す術を得た。 ライサに対しては妹のように接していた。それだけに、ショックも大きく表には出さないがＨＯ２にも同じような目にはあって欲しくないとは思っている。 一人称「俺」 エスペランサ：「希望」

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