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■基本情報 トランペット奏者を目指す音大生 見た目は清楚なお嬢様で背筋が綺麗に伸び、優雅にお辞儀をするような子。 親が厳しく、躾がされていたため仕草と口を開かない状態であれば淑女の鏡のような女性。 ■内面 さっぱりとした性格で音楽以外に興味を示せずにいた。 誰にでも平等に接するが、誰にも興味がなく来るもの拒まず去るもの追わずを体現した人。 顔の整っていた彼女に惹かれ、男女どちらとも告白され付き合ったことがある。 「側にいるだけならいい、でもトランペットの邪魔だけしないで。」 告白の返事は淡白で端的、結局は瞳があまりにも楽器にかまけて自分を見てくれない。と別れを切り出されている。 「そう、好きにすれば。」とだけ答えて、恋人だった人達の名前すらろくに覚えていない。 自分を楽器ごと愛して理解してくれる人なんていない。と諦めにも似た感情を持っており、未来に期待はしていない。 将来はトランペット奏者になりたくて日夜練習を重ねている。 興味のある人物しか名前を覚えられないため、グループワークなどを苦手としている。 誰に対してもつんけんしているので、人から見ればとても絡みにくい女性だ。 ■不知火について 不知火音とは高校生の時に吹奏楽部で出会った。 楽器に触れれば誰が入部してこようとどうでも良かったので、当初は後輩など目にも入らずにトランペットの練習をしていた。 そんな変人にどっちから声をかけたのか不明だがいつの間にか懐かれて、いつの間にか気がついたら側にいることが当たり前に感じていた。 きちんとした食生活を義務にされていた瞳は親への反抗の一環でラーメンにハマり、不知火をラーメン屋に誘ったりした。 彼の側は居心地がいい。 同じ楽器の道を志している同士であり、現在は名前を覚えるくらいに興味を持つ後輩だ。 誰かの側は酷く居心地が悪い、気を使わなくてはいけないし楽器と向き合う時間が減ってしまうから。 そんな意識を変えてくれたのは彼であり、自身の視野の狭さに気が付くきっかけを作ってくれた人物。 瞳自身、気持ちに気がついていないが彼のことを異性として好いている。

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