タグ： さじ探索者 鰯と柊

┏………………………………………┓ ：　　　　　　　　　　　　　　　： ：　　　　　　鰯と柊　　　　　　： ：　　　　　　　　　　　　　　　： ：　　　　　 HO　柊　　　　　　： ：　　あなたは拝掌教の信者だ。　： ：　　　　　　　　　　　　　　　： ┗………………………………………┛ カラーコード：#dccb18　緑黄色 ///　職業ベース　/// 狂信者（6版）一部改変 隠す、隠れる、聞き耳※1、説得、図書館、ほかの言語（英語、中国語、朝鮮語、ロシア語など）、ナイフ※2、薬学 ※1）心理学より改変 ※2）選択技能より改変 ■：プロフィール ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 「どうか貴方のお側に。教祖様」 教祖であるHO1に心底心酔している信者。俗に言う狂信者である。 この人物の信仰対象は形式上は勿論、拝掌教で崇拝されている神様であるのだが、それは「教祖様が信じている神である」からこそだ。万が一にも教祖が神に失望することがあるのならば、自身も拝掌教神に対する信仰をやめるだろう。 教祖様が「烏は白い」と言えば「そうだ」と言う。 教祖様が「愛する」と言えば「私もその者を愛す」と言う。 教祖様が「憎い」と言えば… 自明である。 ■：性格 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 案外社交的。ただし礼儀礼節を持った人物に限る。好意的に接してくる者に対しての礼儀を欠かすことはない。粗暴な振る舞いをする人間に対しては冷めた態度を取る。教祖様のことを悪く言う人間は礼節があろうとなかろうと等しく「敵」である。 教祖の言葉こそが絶対であり、彼の為になるのであればきっと何でもする。 自主性に欠けるため、教祖から言葉があるまでは傍に仕えるのみである。「許し」を貰い、初めて恭しく手を差し出すのが、信者のつとめなのである。 野草・薬草などに造詣が深く、敷地内の畑に生息する植物を使って薬を煎じることもある。 ※以下「鰯と柊」ネタバレ含む ：：　秘匿内容　：： あなたは殺人者だ。 あなたはろくでもない家庭環境で育った。 HO1と出会ったのはとある孤児院で、あなたは家庭内暴力が原因で一時的に孤児院へ保護されていた。保護は一時的なもので、両親が上っ面の反省を見せればあなたは家に帰されてしまう。そうすれば次は殺されるかもしれない、と当時であったHO1へ相談したところ、彼/彼女は「自分を救ってくれた神様に祈るといい」と言った。半信半疑ながら、藁にもすがる思いで彼/彼女と一緒に神様へ祈ったところ、貴方の両親はその翌日に失踪した。そうしてあなたは地獄のようだった家から解放される。 それから、HO1の元にはあなたと同じように助けを求める人々が次々と訪れた。側でそれを見ていたあなたには、彼/彼女の力を信じるには充分だっただろう。そうして集まった人間たちによって、彼を教祖とする宗教団体「拝掌教」が設立された。それから相談者の数は一気に膨れ上がった。増え続ける相談者に、日に日にHO1が疲弊してゆくのは明らかで、あなたはどうにかして彼/彼女の助けになりたいと思った。だから嘘をついた。教団内では「敬虔な信者には神が教祖様と同等の加護を与えてくれる」という教えが広まっており、あなたはその教えに則って「自分にも加護の力が与えられた」と嘯いた。そうして、相談に訪れたものを虐げる「加害者」をその手で殺し、教団の裏手にある山へと埋めた。おかげで、HO1の元へ訪れる相談者は半分になった。あなたが半分殺し続けているおかげで、彼/彼女は幾分かましな顔色になったことだろう。 あなたはHO1を信じている。いつしか彼/彼女は、この世からすべての悪を取り払ってくれるだろう。 その助けになるのならば、あなたはその手を汚すことすらいとわない。 ・祈りについて HO1が相談者の額に掌を向けて祈りを捧げる。すると加害者は行方不明になる。 現在まで行方不明になった人間は見つかっていない。現在では週に2～3日、一日につき4～5人の相談者が教団まで訪れる「相談会」が行われている。ここに訪れる相談者は、教団幹部の「鬼灯」という男が事前に選定している。勿論あなたには加護の力などないので、祈るふりだけして相談者から加害者の情報を聞き出し、夜な夜な殺しに行っているわけだが。 ・神の加護 HO1が持つ祈りの力を、信者たちは「神の加護」と呼ぶ。 敬虔な信者には同等の力が与えられるという教えがあり、集まった信者たちは毎朝熱心に祈りを捧げている。 ■：家族について ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 榊は生まれついての狂信者である。 家族が自分に暴力を振るってくることに対して当時考えていたことは、勿論幼少の子どもなりに「怯え」もあったろうが、「何故自分の考えを分かってくれないのだろう」という疑念が大きいところだった。 両親が初めて上っ面の反省を見せてくれた時、彼は「両親は自分のことを分かってくれたのだ」と嬉しく思った。 両親が幾度目かの上っ面の反省を見せてくれた時、彼は考えた。こんなに何回も言っているのに、両親はどうして自分のことを分かってくれないのだろうと。 ある日テレビで動物の調教場面を見たことがある。痛みをもってしつけるのだと。 なるほど、両親にも痛みをもって訴えれば、この考えを分かってくれるのだろうと榊は考えた。 そんな折りに、彼は包丁を手に持ち、両親の元に直談判しに行った。当然、こっぴどく殴られたのだが。（もしかしたらその包丁で軽く返り討ちにあったかもしれない） 神に祈ったのも、この頃であった。 両親は失踪した。 彼はこう祈ったのだ。 「わからずやのぱぱとままなんて、いりません」と。 榊は、生まれついての狂信者である。 彼に善性は一欠片たりとも生着しなかったのだ。 【通過済みシナリオ】 「鰯と柊」　…　エンド2：おはよう、鰯と柊。 　（全身に痛みが走る後遺症…2023/11/23まで不定の狂気）

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