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【特徴表】 3-9　スポーツ万能　回避+20、芸術バイオリン、乗馬、隠れる+10（運動系技能ルルブｐ.362より） 【ベース】 2015ディレッタント　EDU＊APP 拳銃をキック、武道を弓道（弓）に変更 特記事項　信用+10 【設定】 家族構成：父、母、兄、自分、妹 かなり格式のある名家の長女。 家族の中で自分だけがかなり異質に美しい見目で生まれてきた。 そのため、父親は母親の不貞を疑い、母親は探索者を虐げることでそれを否定した。 使用人含めて幼少期のころから誰も自分と話そうとせず、孤独な生活を送っていた。 妹についていた家庭教師の一人がそれを不憫に思い声をかけ秘密裏に勉強を教えてくれていたが、 母に見つかり懲戒免職された。 「色目を使ったんでしょう、売女のように…信じられない、まだ求めるというの？貴女がいるから私はあの人を裏切ったと思われるのよ！」 「生まなきゃよかった」 久しぶりに母と話した会話がこれだった。打たれた頬がじんじんと痛んだ。 中学生になる頃、兄の目が変わってくるのを感じた。異様な欲望を混ぜ合わせた汚い目だった。 今までの蔑むような眼ではなく。 ある日、寝ているときに足に何かが触れる感触があり、目を開けると兄が立っていた。 自分の足に触れながら息を荒げている。思わず咄嗟に短い悲鳴を上げると、兄はびくりとして部屋から逃げるように出て行った。 その日から母に鍵のかかる倉庫に無理やり連れていかれ、そしてしばらくして女学院行きが決まった。 小さく息をしながらひっそりと死んでいく生活は、くしくも兄のおかげで終わったのだ。 女学院は楽しかった。皆話しかけると笑顔で返してくれる。自分がやればやるだけ成果と評価がもらえる。 親友もできた。 小学校もまともに通わせてもらえなかったから、ちゃんと友達ができたことなんて初めてだった。 すごく優しくてかわいい子だと思った。大人になってもずっと一緒にいたいな。 好きな人も、できた。 勇気を出して告白もした。教師のあの人に断られるのはわかっていたけど、それでも好きだという気持ちは自然とあふれ出てしまった。 こんな風に誰かを好きになれるなんて思ってなかったから。 好きな人と結ばれるとき、はじめて自分が女性として生まれてよかったと思った。 彼に出会うために生まれてきたのかもしれない、なんて少女じみているだろうか。 言葉にするのは恥ずかしいけど、本当にそう思うくらい幸せなのだ。 この学園は自分にとって自由な楽園であり、そして守りたい大切な場所だった。

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