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クトゥルフ PC作成ツール
Xiu Huaxian
ID:4958953
MD:4ca047903cfbefff311817561eb28cfc
Xiu Huaxian
タグ:
冬子PC
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
コラージュ(Collage) 複数の紙片や物体を接合すること。 (中略)この技法への典型的な誤解として、先行して与えられる何らかのイメージあるいは対象を、基底となる任意の平面上に複数の断片を配置することでつくりあげるといった言説が考えられるが、この技法の本質はそのようなものではない。(中略)ある断片の選択は別の断片の選択へと横滑りし、同時にその断片の規定する何らかの全体性は同様に別の全体性へと更新される。 『現代美術用語辞典』より (コラージュ:現代美術用語辞典|美術館・アート情報 artscape) ╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「聞いた?あそこの画家、失明したって」 「それじゃあもう絵は描けないか」 「まだ若かったのに、残念ね」 「ほら、昨年発表されたパリ展の絵があっただろう。私はあれが忘れられなくてね」 「病気?怪我?」 「詳しくは分からないけど……噂によると、病気らしい」 「気の毒に」 「それがさ、医師の話では、数年前からほとんど見えなかったそうなんだ」 「それじゃあ、昨年の絵はどうやって?」 「目を失っても描けるというのが、本物の芸術家なのかしらね」 「尚更、惜しまれるな」 ╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ×_profile_× キングスポートに移住してきた若い画家。中国人の父母から生まれ、アジア人らしい顔立ちと中国由来の姓名を持つ。よく海辺に出るためか、肌は日に焼けている。 年齢は20代。アメリカで生まれ育った為、母語として英語を話す。 キングスポートを訪れた旅行客をターゲットに、安価に手に入る土産物として、自らの描いた海の絵や旅行客らの似顔絵を描き売っている。小さく、Xiuの署名つき。 ➕誕生日 9月19日 ➕一人称 おれ ➕二人称 あんた/おまえ ➕趣味 海辺を歩くこと、猫を撫でること ➕日課 そんな高尚なものはないよ ➕暮らし 一人暮らし ➕好きな食べ物 白身魚のムニエル ➕嫌いな食べ物 甘いお菓子 ➕信条 我が身が大事 ➕恐怖 死ぬこと 🎵イメージソング スワイプ/amazarasi 月光/キタニタツヤ・はるまきごはん ╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ x_暮らし_x キングスポートでの生活は穏やかで平凡なものだ。決して裕福ではないが、自分ひとりくらいの生活は賄える。絵を描き、海を眺め、街を歩き、誰にも追われることなく、ひっそりと生きる。 彼はこの暮らしを気に入っている。 人と関わることは苦手な為、いつも一人でいる。時折、野良猫や海鳥と戯れている。 最近、隣に変わった住人が引っ越して来た。 時々顔を見ることがあるが、何をしている人なのかは分からない。 ×_海_x 「家がおかしくなったのは、父親が死んでからだ。いや、それよりもっと前。そもそも、両親<ヤツら>がこの国に来たことから始まっていたのかもしれない」 『シュウ』の両親はどちらも中国人で、元々は職を求めてアメリカにやって来た移民だった。稼ぎ先で出会った二人は結婚し、やがて子供を産む。一番初めに生まれたのが『シュウ』で、その後に弟と妹が生まれた。 シュウは絵を描くのが好きな子供で、幼い頃から、彼の好んだ遊びは何よりもお絵描きだった。片手にいつも鉛筆を握り、お気に入りのノートを埋め尽くすように絵を描いた。学校では絵の具やクレヨン、他にも色々な画材を使うことができたので、シュウはますます絵を描いた。 沢山描いたからか、あるいは天賦の才能か、シュウは人よりも描くことに優れていた。とりわけ、『何かを真似て描く力』は地域随一のもので、「将来は画家になるといい」と大人たちは言った。シュウ自身も、それがいいと思った。 まだシュウが『子供』と呼ばれて差し支えない頃、父親が海で死んだ。 「事故か自殺かはわからない。よく死にたいようなことを言っていたからな。おれは多分後者だと思う。それか、海を渡れば、国に帰れるとでも思ったのかも」 夫を失った母は、初めこそ必死で家を守ろうとした。けれども、孤立した中国人の母に社会の手助けはほとんど無く、やがて女手ひとつに3人の子供を抱えきれなくなり、ある日を境にパッタリと家に帰らなくなった。 兄であるシュウは、散らかった家と玄関からなくなった母の靴、机の上に置かれた幾らかの紙幣を見て、彼女が帰ってこないことをすぐに悟った。 弟たちを守るためには、自らが稼がなくてはならない。シュウは学校をやめた。それから、アルバイトを転々としながらお金を作ることに専念した。 そんな折、出会ったのがとある『画家』である。 ×_絵_x 「この絵を描いたのは?」 「ああ、ソレ。中国人の子供ですよ」 「よく描けている」 「ほんと、勿体無いですよ。あんな事がなければねぇ。……ああ、その子、家がゴタゴタしたもんで学校辞めちまったんです」 その男は有名な『画家』で、町の中でも珍しいような豪邸に住む、裕福な人間だった。 シュウは最初、住み込みの家事手伝いとして男に雇われた。男が言うには、「素直で」「よく働いて」「絵のことをわかっている人間がいい」とのことで、だからシュウは自身が選ばれたのだと思ったし、男の生業に関わること──画材や、彼が絵を描く時間や、彼の芸術への哲学など──には、特別慎重に接するようにした。 身の回りの手伝いをしながら、男はシュウに絵を教えてくれた。絵画の歴史に始まり、筋肉の使い方、デッサンの基礎、有名な画家の技法、色の与える印象、人々の流行など、男の講話は留まることを知らず、けれどもそれが海の波に揉まれるようでシュウにとっては心地の良いものだった。 仕事をした分、男は金を払ってくれた。それは弟たちへ仕送りをするのに十分な額で、ただの小間使いには多過ぎる程だった。一度、「なぜこんなによくしてくれるのか」と聞いたところ、男はこう答えた。「私が君に期待しているからだよ。優秀な画家の芽を、潰すわけにはいかないからね」 一際、男が心血を注ぎ教えてくれたことがある。男自身が、芸術家として確立した彼の画風、作画の技術だ。 「ずいぶんと、上手く描けるようになったね。これなら技術として申し分ないだろう。……どうかな?次の私の展覧会で、力試しをしてみないかい?」 男の元で暮らし始めて2年近く経ったとき、男が言った。 「力試し?」 「君の絵をひとつ、紛れ込ませるのさ。観客が気づくかどうか、というゲームだよ」 「そんな騙すみたいなことをしていいの?」 「私の展覧会に来る者は、みな美の熟練だよ。芸術を求めてやってきて、みな、自身がこの道の専門家だと思い込んでいる。そんな彼らが、画家の違いに気づけないとしたら……愚かにも、目が足りなかったとしか言いようがない。そして、君の腕が私を凌駕するという証拠にもなるだろう」 シュウは男の言葉を信じた。 学校のコンクールで賞をもらえたとて、ただ趣味で絵を描いているだけのような子供が、高名な画家に認めてもらえるようになったのだ。もしかしたら、展覧会で自分の絵を気に入ってくれる人が居て、お金を出してくれるかもしれない。そうしたら、家はもっと楽になる。 結果、展覧会に出した絵は、誰にも見破られることはなかった。 己の描いた絵を見ながら、人々が『画家』の男を褒めそやしている。その賛辞を聞きながら、シュウはニヤけ顔でバックルームに入り、『画家』の元に駆け寄った。 「ねえ、どうしよう!本当に上手くいった!」 男もまた、笑みを浮かべて振り返った。その口から、堪えるような笑い声が漏れ出してくる。カカカ、と叩くようなその声は次第に大きくなり、と同時に男の口も釣り上がり、目尻は下がり、両腕が天を抱きしめるように振り上がる。愉快でたまらないみたいな彼の姿に、シュウは一瞬、唖然とした。 「成功だ」 「◾️◾️◾️さん?」 「やあ。ついに、これで私は……」 男はシュウに近寄り、両肩を掴んで、シュウの目を覗きこんだ。これ以上見たことのないくらい嬉しそうな顔で、これ以上聞いたことのないくらい優しげな声で、こう言った。 「私は、永遠に近づいた。永遠の命だよ、シュウ。これからはおまえが私だ。おまえも私だ。私たちは画家として、永遠を生きるのだ」 x_生_x 「いいか。おまえには黙っていたが、私は目の病気を患っている。じきに見えなくなるだろうが、その前におまえが間に合って幸いだった。私が描けなくなれば、人々はいずれ、時の渦の中で私を忘れ去っていくだろう。だがね。私は、そんな忘却は許さないよ。芸術家として、当然の野心だろう?名をこの世に轟かせたいと。私の絵を、限りなく多くの人々の心に、刻みつけたいと。……それこそが生命なのだ。私という存在の躍動なのだ。だのに神は私に死ねと言う。肉体の死よりも恐ろしい事が、芸術家としての死だよ。それは存在の死さ。私はね。永遠を生きたい。芸術家として。才能ある画家として。永遠に。人々の心に。少しでも長く。留まりたいのだよ。だから」 「だからおまえを作ったんだ」 x__x 男は、自らの名前が世間に忘れられていくことを恐れていた。シュウの役目は男の名前を継ぎ、傀儡となって絵を描くこと。 男は『これで私は生きながらえる』と語ったが、シュウにとってはそれが死の宣告と同じだった。 生活は以前と変わらない。 男の屋敷に住み込んで、男の求める絵を描いた。 地下室がアトリエだった。誰にも知られないために、使用人にさえ真実を隠し、男はシュウをそこに閉じ込めた。そこで絵を描いた。 絵を描けば金をもらえるので、家に仕送りをする。弟妹のことを考えると、逆らうことはできなかった。 描きあげた絵に、男のサインを入れると、自分が消えていくような感覚がした。 x_"𝗫𝗜𝗨"_x 「『ゴーストライター』っているだろ。あれ、どうして『ghost』なんだろうね。姿が見えないから?見えなかったら、死んでるのと同じなのかな」 そんな生活を何年か続けた後、ある日突然嫌気がさして、シュウはそこを抜け出すことを決めた。 男がよく眠り込んでいる時間はわかっている。金になりそうな小物をいくつか、ポケットに詰め込んで、絵筆と少しの絵の具を鞄に入れて屋敷を出た。部屋には、家族から送られてきた手紙や写真も何枚か置いてあったが、それらは全て残していった。 追いかけてこないだろうと思った。追いかけてきても、どうせもう目は見えないのだ。男はシュウの存在を誰にも明かしていなかったから、誰も自分を見つけられないだろう。そもそも、存在しないのだし。 それから電車を乗り継いで、たどり着いたのがキングスポートだ。 キングスポートを選んだのは、かつて『画家』の休暇に付き合って訪れたことがあり、唯一『行ったことのある外の町』だったからである。 男の元から持ち出した金品を元手に、自分だけの暮らしが始まった。 自分の名前を入れて、自分の絵を描く。描いた絵を自分で売る。少しずつ金を稼げるようにはなったが、これから先の暮らしを考えると足りるものではなかった。 そうして結局、手を出したのは『贋作』業だった。 この町の地下酒場には、公にできないような取引を扱う『商人』が出入りしているらしい。噂を聞いたシュウは、あちこちの酒場を周った。数日で目当てのコネクションを手に入れることに成功したので、実際に絵の腕前を披露し、どんな贋作でも作ることを彼らに請け負った。 以来、シュウの仕事は二つだ。一つ目は、観光客相手に絵を描くこと。二つ目は、贋作を作ること。 平穏に生きるためには仕事が必要だ。己にできることなど限られていて、シュウにはもはや『絵』しかなかった。ないと思いこんでいた。だから、精巧に絵を模した。 そうやって、他人の真似事をしているうちに、いよいよもってシュウには自分がわからなくなった。 『自分の絵』を描いているつもりでも、その作画の技法は、知恵は、アイデアは、別の画家からの借り物ではないだろうか?自分の描く絵は、他人の絵の寄せ集めではないだろうか? 自分は本当にここに居るのだろうか? x_主義_x 「海が好きなんじゃないよ。ただ、この向こうには何があるのかって考えているだけ。もしも"ここ"から抜け出したら、祖国に帰ったら、"おれたち"は幸せになれるのか?ねえ、きっとそんなことはないんだ。そういうことを、海を見ながら考えるんだ。多分ね、きっと、どこにも行けない。どこに居ることも、どこに向かうことも、正解にならない」 移民であることへのコンプレックス、犯罪に加担した罪悪感、家族を見捨てたという自責。同時に、これらは全て世の中が悪いのではという小さな期待。自分は救われてはいけないと思う一方で、自己の存在が消えることを許すことができず、生きることに執着している。
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