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鰯と柊　HO鰯 ◆ 千年原　冥（ちとせばら　めい） 一人称：僕 二人称：君、あなた ▼職業「宗教家」 オカルト、聞き耳、経理、心理学、図書館、歴史 ＋次の技能から１つ選択：言いくるめ、信用、ほかの言語（漢文、ラテン語など） ⇒信用 ▼ ｢拝掌教｣の教祖。27歳、男性。 いつもニコニコしている穏やかな人。 教団の人たちに｢教祖｣と呼ばれ慕われてはいるものの、かなり人に流されやすく、人の上に立つ度量はない。 優柔不断で世間知らず。すぐ人（というよりho2か真菰)に意見を求める。 教団の運営はほとんど幹部のみんなに任せっきり。 植物をいじるのは結構好き。畑仕事とかは手伝う。(博物学) 穏やかに見えて、内心「構って欲しい、愛して欲しい、必要としてほしい」という欲求が人より強い。寂しがり。 教団の人みんなのことを家族として大切にしていて、ここは大事な居場所。 特に幼なじみ2人のことが大好き。 ネグレクト家庭で育ったために生活能力がかなり低く、ho柊に身の回りの面倒をほとんど見てもらっている。 食が細く、身長の割に細身。 ▼概要 ・これまで 父母が新興宗教にのめり込んでいた、いわゆる宗教二世。 ネグレクトを受けていたが、祈ったことで8歳の時に両親が死亡。 施設に引き取られる。 ↓ 9歳の時にho柊に出会う。 自分が転んだときにho2が手を貸してくれたことがきっかけで、ho2と仲良くしたいと思うようになる。 ho2の話を聞き、なんとかしたい一心で神様に祈る。 それから柊と仲良くなる。ho2が身の回りの手伝いをしてくれるようになったのもここから。 ↓ 真菰が施設に入所してきて、同様に真菰のために祈る。 そうしているうちに噂が人を呼び、いつしか教団の教祖として祀り上げられていた。 ・自分の祈りで人が消えていることに、｢本当にこれでいいのか｣という後ろめたさを感じている。 が、自分が祈ったら他の人が自分を必要としてくれるので、やめられずにいる。 ・力のない自分に居場所は無い。この力が突然なくなったらどうしようという不安がある。 ・自分が本当に神様になれたらこんな不安もなくなるかなと思っているので、神様になりたい。 (ここから下は↑のことを細かく書いているだけなので、読まなくて大丈夫です…！ すごく長くなってしまったので…。) ▼生い立ち・経歴 両親が新興宗教の信者。いわゆる宗教二世。 父と母は集会や布教活動に精を出すばかりで家には帰って来ない。帰って来たかと思えば無理矢理集会に連れて行こうとしたり、神様を信じない冥を叩いたり。「神様がなんとかしてくれるから」と、怪我をしても病院に連れて行ってもらえなかったり。 常にギリギリの状態だったので、学校にも全く行けなかった。 食べるものが無くなって動けなくなる度に、笑顔で「神様」の話をする父母のことを思い出した。 そして祈った。本当にそんな都合のいい存在があるなら、 「神様、たすけてください」。 そうしたらある日、布教活動中の母と父が通り魔事件で亡くなった。 当時8歳。 児童養護施設で生活をすることになるが、歳の近い子が少なかったり、大人との接し方が分からず頼りにくかったりして、心を開ける相手はほとんど居なかった。 9歳の時にho2が施設に入所してくる。 そんな折、庭ですっ転んだときにho2が手を貸してくれた。 劣悪な環境で育って、施設の人たちと微妙に折り合いがよくなかった冥にとって、はじめて出会った「やさしいひと」だった。 それからは、ho2と仲良くなりたい一心でho2によく話しかけるようになる。 つっけんどんな態度を取られることがほとんどだったけど、やさしいho2と友達になりたかったのでやめなかった。 そんなある日、ho2が「家に戻らなければいけなくなる」という話を聞く。 会えなくなるのが嫌で、ボロボロのho2を家に帰すのが心配で、気が付いたら神様に祈る提案をしていた。 ho2と仲良くなったのは、その祈りがあってから。 それからho2が優しくしてくれるようになって、身の回りのことが下手な冥の手伝いをしてくれるようになって。 たしかに、自分の中の何かが満たされるのを感じていた。 それから少し後に真菰が施設に入所。年が近いので話すようになり、仲良くなる。 真菰のためにも祈って、そうしたら他の子供たちも集まるようになって、孤児院の大人にもその話が伝わって。 気が付いたら「教祖」になっていた。 ▼加護・祈りについて 自分の祈りで人が消えていることに、｢本当にこれでいいのか｣という後ろめたさを感じている。 が、自分が祈ったら他の人が自分を必要としてくれるのが嬉しくもある。なのでやめられない。 必要とされているのは自分の力だけだと分かっているし、力のない自分にきっと居場所はない。 そのため、原理のわからない力がいつか失われたらどうしよう…という不安がある。 最近ho2が同じ力を使えるようになって、ho2に負担をかけている申し訳なさや心配があると同時に、このまま自分の居場所がなくなるのではないか？という焦りも抱えている。 自分が本当に神様になれたら、こんな不安もなくなるのかもしれない。 もう後戻りができなくても、柊や真菰、教団の人達が望んでくれる限りは。 ▼ho柊と ・ho柊： はじめての友達。家族。心からho2のことを大切に思っている。 一緒にいてくれるのが嬉しい。 身の回りの世話を任せている申し訳なさが無いわけではないけど、それ以上に「構ってくれて嬉しい」と思っている。でもそろそろ一人で色々できるようにならないと、愛想尽かされちゃうかなぁ…。 いつからかho2が自分を名前ではなく「教祖様」と呼ぶようになったのがちょっと寂しい。言わないけど。 「教祖様」としてでも、一緒に居てくれるならそれで十分とも思っている。

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