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しみず こはる / 人間失覚殺人癖：HO2「ダス・ゲマイネ」 ◆闇医者ベース 説得⇒図書館に変更 「僕」「貴方」「〜さん、〜くん」1/23生まれ　 #70727E 無気力な青年。自分なりのペースで会話をするため人との交流は不得手。 とは言え与えられた仕事はこなす。ここに置いてもらっている礼、らしい。 薬の扱いに長けており、異能もそういった力を持つものであるため支援側に回ることが多く、本人も前線には出たがらない。と言っても裏稼業の身、丸腰という訳にもいかない、という訳で拳銃を持ち歩いている。 昔は糖分を補給するために甘味を摂取していたが、最近は普通に好きで食べている。 【公開HO】 ◆HO2「ダス・ゲマイネ」 貴方は薬を愛している……本当は嫌いなのに。 【相手の能力を不調にさせる能力】を持つ。 【通過シナリオ】 人間失覚殺人癖　(夏炉庵、紫月華蓮、狗巻アヤメ) 閉じられた瓶 愛噛愛咬　(■■ ■■) 最果てのベリーメリークリスマス / KPC　(■■ ■■) 寒暁に童心 / KPC　(■■ ■■) 風呂が冷えているんだが？ / HO1　(紫月華蓮、夏炉庵、狗巻アヤメ) 嗄囬 / KPC　(■■ ■■) 闇に鈍痛 / KPC　(狗巻アヤメ) まよなかあくじ　(■■ ■■) 結んだ赤い糸の先を教えて / KPC　(■■ ■■) ＃＃＃ AF、呪文等 ＃＃＃ 【アーティファクト】 ◆綴水の瓶(つづりみずのびん) ・「送りたい」と願わなかった数だけ、瓶が手元に残る。(1本) 　透明なガラス瓶の中には、茶色で形成された文字がぷかりぷかりと浮かんでいます。 ・もし封を開ける場合 　リボンをほどき、封を開ける。すると、その文字たちは空中に浮かび、いつの間にか便箋と同じ位の幅となったリボンの表面に溶け込んでいく。 そこに現れたのは、あの部屋で書いたものと同じ内容だ。 同じ内容だと読みながら確認していくと、目で追っていく端から、文字たちが再び空中へ昇華されていく。 最後に残ったのは、空の瓶と、1枚の紙が残っているだけだった。 その様子を見た貴方は、何故かSAN値が（☆1d3）点回復する。 ◆万年筆 ・特に何の変哲もない万年筆。光沢を放つ黒いボディに差し色として臙脂のラインが美しい一品。 ・ただ、使用した際は妙に探索者の手になじむだろう。 ◆ペアマグカップ MP＋1の効果を持つ 【後遺症】 ◆自業自得の肉体 探索者は深夜の高カロリー摂取により一次的に体重が増えてしまった。 1d3卓の間⇒2(残り1) 「SIZ＋1d2」⇒1 ＃＃＃ 人間失覚殺人癖 事前情報 ＃＃＃ 【公開HO】 ◆HO2「ダス・ゲマイネ」 貴方は薬を愛している……本当は嫌いなのに。 【相手の能力を不調にさせる能力】を持つ。 ◇異能 君の力は攻撃的なものでは無い。だが、致命傷にもなり得るだろう。君は異能を不調な状態にすることが出来る。分かりやすくいえば異能についての判定の数値がかなり下がる。君は異能を使い、それを薬として生み出すことも出来る。君は【製作系技能として〈異能:ダス・ゲマイネ〉】を取得することが出来る。初期値は50。 また、加えて君は組織の中でも薬の知識があり、異能を用いた薬作成の手際の良さはピカイチである。それらの経験として〈隠す〉〈医学〉〈薬学〉に+40すること。 ◇〈異能:ダス・ゲマイネ〉について 成功すれば、次ターンの相手の行動の際に戦闘技能や異能の技能の判定を半分の値にすることが出来る。クリティカルは、相手の成功値を一律〈成功値:5%〉とし、ファンブルは君に影響が及ぶことだろう。 ＃＃＃ にんじんHO2 秘匿バレ含 ＃＃＃ ▋‎‎‎過去 昔からずっと緩やかな希死念慮がある。理由は単純、この世界はどうにも生きづらい。 他者との交流が苦手で、誰かと話す度、集団行動をする度、人から蔑まれている……気がする。気の所為だったのかもしれないが、あの頃の自分はそう感じていたのは本当だ。 この世界に留まっていたいと思う理由を見い出せず、だから死にたかった。一度試してみたこともある。が、失敗した。酷く苦しく、痛い思いをしただけだった。 苦しいのは嫌いだ。少しでも楽に死ぬにはどうしたらいいか考え、やはり薬に頼るべきなんじゃないかという結論に至ったのだ。 少しも苦しまずに楽に死ねる薬。実在していたのかもしれないが、当時の自分に手を出す方法はなかった。ならばと、薬の勉強を始めた。 ▋‎‎‎芥川龍之介について 彼と出会ったのは、作った薬品を自分と同じような自殺志願者相手に売っていた頃だ。試作段階と言えど、欲しがる人は居るものだ。 少し迷ったが、同じ自殺志願者の集団であるというなら多少は過ごしやすいかもしれないと思い承諾。 この出会いがなければ鏡花と出会うこともなかった。声には出さないが彼には感謝している。 ▋‎‎‎佐野鏡花について 彼とは話す機会も多い。薬を扱う自分と医療担当の鏡花は単純に接点が多かった、というのもあるが、不思議と話しやすかった。そうして過ごしているうちに、自分が彼に酷く惹かれている事に気が付いた。 気付けば彼を目で追っているし、自分以外と話していると無性に腹が立って、用もないのに医務室に入り浸った。 そうしていたある日、彼の体に見覚えのある刺青が入っているのを見てしまった。自分と同じ。彼が自分の"兄"なのだと気付いてしまった。 それでも気持ちは変わらず、彼に惚れ込んでいた。自分だけのものでいてほしい、そんな独占欲はむしろ強まったとさえ言える。 恋は人を狂わせるのだと初めて知った。想いを伝えるなんて発想もなかったのに、そんな恋慕と独占欲に飲まれるように昂った感情のまま、彼に全て吐露してしまったからだ。 驚くべきことに、そんな自分を彼は受け入れてくれた。自分と交際をすると言ってくれた。 彼を手離したくない。彼といる事は自分の生きる意味であり、彼を失うことは自らの死と同義である。 ▋‎‎‎交際 人と交際するなんて当然初めてであり、知識はあるが例によって口下手であるためそれを活かせてはいない。 周りから何か言われたら嫌なので関係は伏せており、二人きりのときは名前で呼ぶ。弟として……というよりかは年下として甘え、スキンシップを求める。 強くはないが肉欲もある。そしてそれを上回る独占欲があり、跡を残すことで安心感を得ている。 ▋‎‎‎コルセア 鏡花に処方されている薬。なぜ飲まなければいけないのか、この薬がなんなのか、自分は知らないし、あまり興味もない。自分の健康に興味がないからだ。 しかし鏡花が自分のために用意し、改良をしてもらったものだ。薬はどれもこれも苦かったり飲みづらかったりするものだが、これだけは好きだ。なにせ愛する兄弟が、自分だけのために用意してくれたものなのだから。 【秘匿HO】 ◆HO2「ダス・ゲマイネ」 貴方は薬を愛している……本当は嫌いなのに 「恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった」 「君は透明だ、純粋だ」 君は、生き別れた兄弟である佐野鏡花と交際をしている。 鏡花は組織の中で医療班のような立場の人間だ。薬を愛する貴方とは、特に関わることが多かったことだろう。彼を兄弟であると知ったのは、身体に同じ刺青があった為である。君は、兄弟の記憶は朧気ではあったが、鏡花の身体にそれがあるのを見た時に確信をした。だと言うのに、その頃君は鏡花に酷く惚れ込んでいた。 医療班たる彼は仲間と随分友好的で、時折その姿を見ると「奪われたくない」と思ってしまう事もあっただろう。 君と鏡花は友人以上の関係である。君にとっての「交際」の形は自由でいい。だが、鏡花は君と違い自殺を好むことは無い。心中をするような仲でなければ、恋愛関係でも肉体関係でも自由にして構わない。少なからず、君は何かしらの形で彼を愛している。また、鏡花のこの性格から「自殺行為」からか、或いはこういった交際を初めてからなのか、自殺行為から興味が逸れている事だろう。 君は時々、彼の姿が輪郭のみの透明な姿に見える時がある。今すぐにでも消えてしまいそうだと思い、酷く不安を覚える。夢のようだとも思うかもしれないが、どうにもこれの原因を究明したい。君の目的は「鏡花との平穏な生活を維持する」ことである。 〈貴方にとって薬とは〉 君は必ずある薬を飲まなくてはならない。薬の名前は【コルセア】というらしい。身体が悪いという訳では無いが、君の診察に当たった鏡花は飲んだ方がいいと強く奨めてきた。その薬はハッキリ言ってクソ不味いのだ。そのことを相談すれば、鏡花は、君と異能を組み合わせてこの薬を甘い甘い飴玉にすることに成功した。君は薬が嫌いだが、親しい兄弟と作りあげた薬を随分と愛している。 〈苦手意識〉 君は鏡花を愛している。 彼に危害が加わることに君は酷く恐れを抱く。それだけ、彼を大事にしていたのだ。 〈佐野鏡花について〉 異能【外科室】 《彼の展開した異能空間によって、致命傷を負っても忽ち傷が癒えていく回復特化型の異能》 年齢は探索者が自由に決めていいとするが少なくとも20代である。鏡花は面倒見のいい優しい性格をしている。明るく気さくで、少し恥ずかしがり屋な所がある。 〈芥川龍之介について〉 組織に勧誘してくれた芥川龍之介が居なければ、君は今頃鏡花と会うことは出来なかっただろう。君と彼の関係を何となく察してか、時折気にかけてくれる。君は彼に少なからず、愛着を覚えているだろう。

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