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〇セレスティア(Celestia)/『空の青さの掴み方』HO2：新都市の迷子 【青薔薇】：「夢かなう」「上品」「深い尊敬」 ・愛称は「セレナ」 ・上空にどこまでも広がる青が、日没間際雲の消えた水平線の先で刹那緑に輝くかのようなグラデーションをした、長い髪を背中へと流し、空を飛ぶたびにもうひとつの空を世界へと閃かせている。瞳もまた、澄み渡った空の青さを双つへと詰め込んだ、真っ青な蒼穹の色をしており、果てのない色彩を映す度にその青の色を濃いものとしている。 　そんな色彩と、整った容貌はまさしく天使と呼ぶに相応しい姿。背中にてはためく翼もまた、先端に行くにつれて淡い青のグラデーションが掛かっており、はためくたびに、蒼穹とはまた別のもう一対の空が現れたかのような美しさを見せる。 ・すらりと均整が取れた体もまた、翼が支えるに適した形をしている。自分自身で意識をして体系を保っている、というところもあるが、生まれもった美しさでもあるため、容貌と合わせて自身の何よりの自慢のひとつ。けども、誇る、というよりも当然にも近しい認識があり、褒められれば誇るが、自分からひけらかすことはあまりしない。 　筋力はあまり付けたくないためほどほどではあるが、体系維持や飛行のためのトレーニングを日課にしているため、体力はしっかりとつけられている。そのため長距離飛行はお手の物であり、時折気まぐれに、自身の飛べる限りに飛び続けて、空の青さを楽しんでいることがしばしばみられる。だが、あんまりにもやり過ぎると怒られてしまうため(経験あり)、滅多にしない。その実、主に自分のメンタルをコントロールするためでもあったりする。 ・新都市のそれなりに裕福な家系で育てられた一人娘。兄が三人いるが、両親や兄三人が待望した末の妹であるため、全力で甘やかされ蝶よ花よと大切にされてきたために、自己肯定感が高く、また自信家。 　けども高飛車、というわけではなく、寧ろ性格は温厚でふわふわとしている。自己への肯定感も高いが、他者への肯定感も高いタイプ。 　基本的に思考がポジティブであり、他者や物事の悪いところよりも、良いところを探そうとする。 　だが、夢見がちかと言われればそうではなく、きちんと現実的な視野を持った、どちらかと言えばリアリスト寄りの思考。現実的に、現状的に考えて可能かどうかをきちんと頭の中で計算している。然し、それらを踏まえた上で、ポジティブが方面へと思考や視野を持っていくため、それなりに強かで肝が据わっており、それゆえに時に他者の度肝を抜く発言をすることもしばしば。 　つまるは、半分は天然だったりもする。 ・自身の立場や家柄もまたきちんと理解をしており、将来的には、今住まう新都市が、もっと住みやすい場所になるように運営にかかわりたい気持ちがある。そのため、現在は大学で経営や、また気象・天文を中心に勉強をしている。 　立場がある誰かが、ちゃんと考えて受け継いでいかなきゃ、現時点からの成長だなんて望めないわ。 ・母親が幼いころに亡くなっており、忘れ形見のような存在。だからこそ、父と兄に大事に大事に猫っ可愛がりされている。誰からみても、母親の生まれ変わりかと思われるくらいに母親に似ており、けども、父も兄も、決して母と同じ、とするのではなく、自分は自分として大事にしてくれていることをわかっている。 　だから、不自由などなくて、今の暮らしが本当に恵まれているものだと理解はしているけれど。 　時々、空の果ての果て、あの青の先まで飛んでしまえたら、もしかしたらお母さまに会えるんじゃないか、って。 　そんなことを、たまに考えながら青を、見てしまうことがある。 　そんなの、おとぎ話にも満たない空想だって、分かっているのに。 ・また、幼少期から空を飛ぶことが何よりも好きで、暇さえあれば空を飛んできた。 　本当は勉強よりも、翼を広げて空を飛ぶことが好き。幼い頃から、よく兄らと一緒に飛んでおり、ふんわりとした性格ながら、行動自体はそれなりにアクティブ。過去を思い返して、兄らはちょっとやっちまった気持ちを抱いているが、それでも、妹が元気に健やかに成長してくれていて嬉しい気持ちが強いため、結局は妹の押しに負けて、今でもよく一緒に飛んでいる。 　魔術の扱いも、落ち着いたメンタルのおかげか並以上の実力を持っていた為に、それらと相まって、おかげで今では兄たちさえも追い越すほどの飛行技術を手にしている。 ・どこまでも飛びたくて、幼いころに一度城壁の外を覗こうとして、それを見つけたいちばん上の兄に流石にこっぴどく怒られたことがあるため、その外へと飛んだことはないが、然し、いつかその外へも誰しもが羽ばたける日が来てほしいと願っており、また自分も飛びたいと思っている。だって、空はどこまでも無限に広がっているのに、城壁で遮ってしまうだなんて、あんまりにももったいないじゃない。 　限られた空じゃなくて、どこまでも無限な果てのない青を、ただただ真っすぐにどこまでも飛びたい。 　だから、いつの日か、そうすることが出来るように。自分が今住まうこの空中都市をきちんと理解をして、構造を学び、そして将来的にはどうしたら、この空間をよりよくできるか。自分たちの翼で飛べる空を広げることが出来るか。それらを念頭に置いて、勉学に励んでいる。 ・それゆえに、実は噂に聞く旧都市にも興味を持っている。だが、あまり詳細は知れていないため、チャンスさえあれば調べたいと虎視眈々と機会をうかがっている。 ・そして、また。己が物心ついたときから、温室でだけ降る、作物だとかそういったもの為に魔術で降らせる雨が、当たり前のものだと思っていて。 　けれど、まだほんの一桁の年齢だったとき、兄たちが自分を喜ばせようと、こっそりと見せてくれた、どこからか持ってきた、昔の歴史が色々と書かれている本で。 　ずっとずっと昔は、この晴れの天気ただ一つではなくて、曇天や雪、それに雨があったってことを教えて貰って。 　飛ぶ為には最高なあおいあおい空だけれど、―――ー空は、空だから。青い晴れた空だけじゃない、曇天の中を、雪の合間を、そして、この都市を覆うほどの雨の中を飛べたら、一体どんな気持ちなんだろうか？ 　そんなことを、夢見るようになった。 　雨。わずかな地域だけで降る、幾重にも連なる水のメロディ。それが、もっともっと、数多で、とめどなくて、ひたすらに降り続いたら。 　――――その水滴のカーテンは、どれほどに、綺麗なんだろうか。 ・この思考はまさしく、夢見がちな、そんなものであることは理解できているけれど。 　でも、夢見てしまったの。見てみたい、って、そんな雨を。 　それに。もしも、そこまでの降水量があったら、エネルギーとしても変換できて、色々と役に立つんじゃない？　なんてことも、ちゃんと考えてるわ。 　…………でも、うん、いちばんは見たい、見てみたい。 　魔術によって降らせるんじゃなくて、空が喜ぶように、空が叫ぶように、空が泣くように、世界が震えるように降り注ぐ、満天の雨を。 　空が確かに本当に零した、青のひとかけらに、触れてみたいの。 ・「セレスティア」の意味は「天国の」「神々しい」「きらめき」 　そして、愛称の「セレナ」はスペイン語での「月」を意味する。空の青さがあるゆえに、美しく輝くことが出来る月のように。 　自身にも、そして周囲にも。数多のきらめきを。 ・イメソン：自由の道連れ(椎名林檎)　Surges(Orangestar) ・カラーコード：#0d33ff　天青石藍　e6fffd ・誕生日：7月20日 【花言葉】 71：ランタナ 「協力」「合意」「厳格」「心変わり」「確かな計画性」 貴方の計画は必ず成功する。皆の信頼を得ることだろうし、全員が１００％以上の力を出すだろう。ただ、少し融通がきかない所もあるようだ。そういう所も魅力だと皆が気づいてくれるかどうかはわからないが。 86 ペチュニア 「心がなごむ」「心のやすらぎ」「変化に富む」 陽だまりは何故あんなにも気持ちいいのだろう。気づくと貴方の周りには人が集まる。貴方は陽だまり。等しく皆を照らすだろう。だが眩しくはない。貴方の優しさはあまねくやわらか。 55：辛夷（こぶし） 「友情」「歓迎」「信頼」 貴方は誰も拒まない。心から触れ合えば、必ずやその関係は好転するだろうと考える。裏切られても気にしない。さらに手を広げよう。自分の器が小さかっただけだ。もっともっと器を大きくしよう。そうすれば拒んだ者たちすら抱えられる日がくるだろう。 陽だまりは何故あんなにも気持ちいいのだろう。気づくと貴方の周りには人が集まる。貴方は陽だまり。等しく皆を照らすだろう。だが眩しくはない。貴方の優しさはあまねくやわらか。 【通過シナリオ】 ・『空の青さの掴み方』：SAN値-2,回避+6,図書館+5,機械修理+6 <『空の青さの掴み方』以下HO2秘匿情報有り> 【HO2：新都市の迷子】 公開HO あなたは、空中都市の住人である。 しかし、ある日あなたは足を滑らせ、水没都市へ真っ逆さまに落ちてきた。 秘匿HO あなたは生まれも育ちも空中都市（通称：新都市）である。 幼い頃から魔術に長け（POW15以上）天環羽根を使い熟していたあなたは、PC作成の際【跳躍】に+20固定値が与えられる。 新都市はあまりにも高い位置に存在するため常時晴れであるが、西暦2160年現在、農作物の育成の関係上、温室で魔術を用い人工的な雨を降らせている地域もある。しかし、あなたはどうしても本物の雨が見たい。 都市を覆いつくすほどの曇天から降り注ぐ無数の雨粒を、その目で見てみたいと思っている。 また、新都市についてあなたは以下の情報を知っている。 ・新都市は2060年の新都市移住計画とともに治政が開始された、まだ創設100年余りの都市である。 ・新都市の設備は非常に先進的だが、歴史的な欧州の街並みを意識して建設されている。 ・空に浮かんでいる以上、海洋生物は資料以外で見たことがない。 ・新都市の周辺は落下の危険性から城塞に覆われており、城塞の外は立ち入り禁止になっている。 ・魔力（MP）の概念があるため魔術や呪文の応用も盛んであり、それに反比例するように科学技術はあまり使われていない。 ・なお、旧都市については存在を知っているのみで、管理人がいることまでは聞いたことがないだろう。 . 【推奨技能】 探索技能、跳躍 【準推奨技能】 回避 (ver.1.1より変更) 【補正】 ・POW15以上固定 (1d4+14などで振って構いません) ・跳躍に+20の固定値 (初期値が45になれば〇) 【習得呪文】 ＜天候を変える＞ 5ポイントのMPをコストとして、1段階風速を変えることが出来る。 風速の段階は以下の通りであり、現在は「そよ風」である。 無風（レベル０）、そよ風（レベル１）、突風（レベル２）、強い定常風（レベル３）、疾風（レベル４）、局地的なハリケーン（レベル５）、竜巻（レベル６） 例：無風から突風に変える場合、2段階の変更のため、コストはMP10になる。 少なくともあなたたちが安全に着地する分には、強い定常風ほどの風速が必要である。またお互いの手を掴めている場合、PC間のMPの合算も可能である。 【おみやげ】 ・ヒナゲシの冠 何故か枯れないヒナゲシの冠。きれい。いいによい。 これをつけて眠るとぐっすり寝れる。 ・ガラスの靴（履いて帰った場合） 普段使いには絶対に向いていないガラス製の靴。 普通に履いていると何かの拍子に割れてしまうくらいには繊細だ。 ただし、ダンスを踊る時だけは貴方の足にきちんとフィットし、何があっても壊れない。 靴を履いている場合のみ＜芸術：ダンス＞に +50% この靴を履いてダンス以外の行動（戦闘技能や探索行為）を行うと靴は粉々になる。

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