タグ： ＃夏蜜柑

●フレーバー花 100 クロッカス 「信頼」「青春の喜び」「愛したことを後悔する」 報われないことは最初から知っている。それでも愛したのだから仕方がない。貴方は近いうちに悲しみにくれることとなるだろう。それでも愛は止められない。心地よい絶望に沈んでいく。 50 マーガレット 「恋を占う」「貞節」「心に秘めた愛」 貴方は兆しを信じる。星を見てカードを手繰る。それは自信のなさの現われかもしれない。思い切って飛び込めば意外と手が届くかもしれないのに、貴方は手が届いた自分を想像できない。そういう人なのかもしれない。 11 カモミール 「親交」「仲直り」「逆境に耐える」 最後まで立っているのは貴方だ。仲間を見捨てず、誰も裏切らず、傷つけない。絶望の中で、皆が貴方を見るだろう。そして貴方はただただ上を見据えるのだ。皆の手を握りしめながら。 ●特徴表 5-6：異物への耐性 体内の免疫力が発達している。毒（POT）の抵抗表を競う際に、成功の範囲に+20% 1-7　勉強家　EDU+1　EDUによる年齢の下限は適用されない ●職業 オカルト、芸術（トリビア知識、詩的表現など）、心理学、説得、図書館、ほかの言語（英語など）、母国語、歴史 ●カラーコード 青藤色 あおふじいろ　＃84a2d4 ●性格 女流作家。ヘビースモーカーであり気分屋。不健康。 腰ほどまで長く伸ばした黒髪を切ることもせず、日々をゆるいワンピースかTシャツ＋ロンスカで過ごしているズボラ女。前髪もかなり長い。 小さな古いアパートで、文字書きをしながら日々の暮らしを成り立たせている。かなり行き当たりばったりな気質。 今でこそ多くの賞を取り、そこそこ著名な作家として地位は築いているが、才能のある人間が嫌い。 皮肉まじりに鼻で笑ってしまう。いっそこちらをコケにしてくれたほうがよっぽど楽なのにあの人はわたしを「先生様」なんていう。 「先生」という言葉の意味をもう一度辞書で調べてきてから出直してほしいとまで思う。 過去作： 『酩酊の月』→夜のバーで初対面の男女が身の上話をする短編。お互い失恋をしてこのバーにきたことを直接的には言わないもののほのめかし、傷のなめ合いをするだけのもの。女は「一晩どう？」と男を誘うも、気分じゃないと断られ、その日は終わる。 後日、お互いを街で見かけるが、その時はお互いにもう新しい相手がおり、男女関係のナンセンスさや人間の変わり身の早さを鼻で笑っていく形で終わる。 今書いているものは、人を羨んで、比較して、いじけて、勝手に文字にそれをぶつけている人生の空虚さを唄った作品。あまりにも自伝的すぎるがスランプなうえにネタがこのくらいしか思い浮かばない。かなり死にたい。煙草の消費量がアホ。 ●由来 「好忠集」収録の和歌 『曇りなき　青海（あおみ）の原を飛ぶ鳥の　かげさへしるくてれる夏かな』 作者：曽禰好忠（そねのよしただ） 和訳：「曇りのない、青い海原を飛ぶ鳥の姿さえはっきりと照らす夏…」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ HO:貴方は小説家である。 貴方は現在スランプに陥っている。 貴方は夏が嫌いだ。貴方が血反吐を吐きながら書き上げた小説は賞に落ちた。 貴方には貴方の作品のファンがいる。その人は貴方の担当編集者として職を持っている。 貴方は嫉妬で生きている。貴方は、編集のその人が嫌いだ。自分より才能を持っている、その人が嫌いだ。 その人は、過去にとある作品で文学賞を取っている。貴方が取れなかったそれを過去に取ったのだ。だのに、その人は貴方の書くも のが好きだという、愛おしいという。貴方のことを“先生様”と呼ぶ。 貴方は、小説家である。今日もただ文字の書かれた紙を破り捨てた。紙片と成り果てたそれが大嫌いな夏の風に攫われて入道雲の奥へと消えていった。 ・KPC について 現在は PC の担当編集者である。かつて小説家をしており『鯨の在り方』という作品で賞を取っている。それは、貴方が血反吐を吐きながら書き上げた小説で狙っていた賞であった。 彼は貴方のことを“先生様”と呼び、貴方のファンだという。貴方の原稿を否定したことは今の今まで一度もない。(誤字訂正などの校正は行われるとしても)

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ