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秘匿HO　—　HO2 薬師 あなたは、オオマガドキ教団のニホン支部に務める研究員兼医者だ。 といっても、患者を診るというよりはひたすらに薬の研究、開発を行っていた。 このセカイは慢性的な医師不足であり、そのために教団では薬の開発に最も力を入れている。 あなたはそんな教団のチームリーダーだった。あなたには薬師として天賦の才があり、材料さえ揃っていればあなたに作れない薬は無かった。 ・あなたにはアンという妹がいる。 ・あなたは以前、上司であるヒノモトから薬の開発の依頼を受けたことがある。どういう効果があるのか、何に使うのかは一切明かされず、ただ調合してほしいとだけ頼まれた。妙に隠匿された調薬依頼が気にかかったかもしれないが、教団に貢献することは教団員として当然であるため、深く追求はしなかった。 むしろあなたには他のことが気にかかった。薬の材料の中に、「あなたの血液」が含まれていることだ。ヒノモトから受け取ったレシピには「動物の血液（今回は、○○（HO2名）の物を使用すること）」と書かれていた。未だかつて血液から生成される薬を作ったことは無い。調合が成功したのかは分からないが、出来上がったものをヒノモトに渡せば、「よくやった」と、珍しく褒められたことを記憶している。 【　探索者作成　】 ＜　薬　師　＞ 職業技能：医学/応急手当/生物学/信用/薬学/乗馬/ほかの言語（英語、ラテン語、ドイツ語）+個人的な関心のある技能１つ 推奨技能：　《薬学》　/　探索技能　/　《医学》 探索者の人柄にそぐうのであれば　：　交渉技能 - - - - - 特徴表-1：1-7「勉強家」 あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 特徴表-2：2-1「手先が器用」 任意の＜製作＞１つの初期値が50%となる(PLは分野を決めること)。 更に＜機械修理＞および＜電気修理＞に+10%。 - - - - - 野狗子と薬師　//　HO2 瞑色 - めいしょく - - - - - ・性格 感受性豊か。 素直な性格で美しいと感じたものは美しいと伝えられる。 世界の形はすっかり変わってしまったらしいものの、それでもこの世界に良さを見出したい。 この世界からは出られない。 だからこそ自分に出来る事をしたいし、自分に感じられるものは抵抗なく享受したい。 そんな、与えられるもの全てを抵抗なく受け入れられる人物。 しかし善悪の判断がつかないという事は全くない為、必要とあらば受け入れて咀嚼したのちに拒絶する。 話すべきでない、と判断したのなら黙秘することもできる。 - - - - - ・「カゾク」 「カゾク」についてはそういう定義のもの、と理解しているが本来はそうでないのだろうと考えている。 そうでもしていないと、ヒトは孤独感で死んでしまう。 血で共有できない縁を、せめてでも見えるカタチで結ぶ。 そうすれば自分はこの世界でひとりではないと、安堵できる。それは相手も同様に。 - - - - - ・「アン」 かけがえのない「カゾク」だと認識している。 出生や現在の教団による待遇に違和感を覚えてはいるものの、「カゾク」である自分は何があったとしても彼女のことを信じて守りたいと心に決めている。 彼女とよりよい人生を送る為にも、あまり波風は立てないようにしようと大抵は何でも受け入れる性格に変わったと言われれば否定はできない。 - - - - - ・「セカイ」と「オオマガドキ教団」 発端について考えることはとうの昔にやめた。 肝要なのは今の「セカイ」の形と教団がもたらすこれからだから。 今、「セカイ」の正しい形を知っている人はどれくらいいるのだろう。いや、居るのだろうかと思う。 変わり果ててしまった「セカイ」の変わりゆく姿など、実のところ誰も全てを把握していないのだろう。 であれば、教団は何故この状況下で安定したインフラを提供できているのか。 考えれば考える程謎は深まるが、自分も教団なしでは生活できない故に踏み込まずにいる。 以前に調合を依頼された、自身の血液を含んだ薬剤やヒノモトについては思考を敢えて取りやめている。 きっと、自分ではなくても良かったと思っておいた方が今後、波紋を広げなくて済むからだ。 ：：：：： 一人称：私 ：：：：： 1：野狗子と薬師 ❚ ED5 『破壊と略奪』 「愛した世界を見捨てるのなら、責任もって幸せにならないといけませんね」

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