タグ： ロスト探索者 SAN0

愛読者からも｢頭がおかしい｣と評される、知る人ぞ知る雑誌[Tainted]の記者。政治・経済から芸能・オカルトまで、あらゆることを記事にしている。面白い記事を書く為ならば手段を選ばない癖があり、警察のお世話になりかけることもあれば、アウトローな人たちと暴力沙汰になったこともある、と本人は言っている。普段は気だるげでのんびりとしているが、目は常に面白そうなものを探している。記事とは真実を伝えるためのものではなく、人の言葉と心に残るためのもので、そのためにはスクープと反響があればいいという信念を持つ。そのためデマだろうがオカルトだろうが記事にする。強引な取材をする際に危ない橋を渡るための技術はそれなりに習得しているようだ。見た目には背が高めなこと以外に特に特徴はないが、首の後ろに傷跡がある。 習得呪文 <<卜占>>、<<星の精の召喚/従属>>(本未所持のため使用は不可)、<<門の創造>>、<<食屍鬼との接触>> 以下通過シナリオ(極力ネタバレなし) 所持魔導書 ナコト写本の写し(日本語)、屍食教典儀(日本語) (タイトル忘却、友人オリシ) 復活したナチスの野望を止めるため、蘇ったルーデルと共闘。魔術や怪物を目の当たりにしたものの、結局何もわからず歯痒い思いをしたためあることないこと書き散らした記事しか仕上がらなかった。しかしそこはこの雑誌、概ね記事が好評だったのでまた何事かに巻き込まれることを心待ちにしている。 (タイトル忘却、友人オリシ) ある日起きたら謎の屋敷に囚われ人形のパーツを集める羽目に。待ち望んだ異変がついに来た！と喜ぶが、探索中に何の気なしにスイッチを押したらショゴスに遭遇してしまい、自分以外が精神的に大変なことになってしまったのでちょっと反省している。 「サイコメイズ」 心理テストを受けに行った先で怪異に巻き込まれるも、無事生還。 それらの内容を体験記としてまとめており、その関連の取材も始める予定。 「縁と命はつながれぬ」 彼にしては貴重な友人に誘われ観光に出かけた先で怪異に巻き込まれる。 連れ立っていた仲間と生還するが、そこであった出来事については珍しく悲しんだ。 その後身に起こったちょっとしたことについては、苦笑いしながらも楽しんでいたらしい。 「Life goes on」 友だちになってください、と言われた人が出てきたがまたその中で事件に巻き込まれた。 それなりに悩みはしたもののいつもの思考にブレはなく結論を出して生還した。 密かに、友人を作るとろくな事にならないのではないかと考え始めている。 「貴方が望んだ星空」 居酒屋で飲んでいたら突如知らない空間に囚われる。 本人的には大した苦労なく綺麗な星を見て帰ってきたような気がしているだけなので、たまにはそういうのも悪くない、と思っている。 「無垢なる混沌」 山間部の村に大企業のスキャンダルを追いに訪れる。その中で神話的現象に巻き込まれるがスクープは取ってきた。 加えて魔導書をついに読むことになり、そういった神話的知識を集積し本にすることの意味を考え出した。 「飛ぶのは、凶」 いつもと違う帰り道を通ったことをきっかけに怪異に巻き込まれる。 精神力を失うことになったが生還し、焼き芋を2本もらいに帰った。 「クイーンズゲーム」 財閥の跡目争いに潜入取材を試み、衝撃映像とともに目的を果たして帰ってきた。 その中で神話的知識を増やし、徐々に正気を失い始めているがまだ本人は気づいていない。 また、眼鏡が爆発したので新しい眼鏡を購入した。 「Piece of Her Heart」 Life goes onの面々と1年ぶりに再会し、記憶をなぞるような体験をする。 春桜(はるか)という名の少女のもとを訪れることは恐らくもうないが、彼女が今後どんな成長を遂げるのか楽しみにはしている。 「とある漫画家に起きたこと」 仕事上の付き合いがあった漫画家に呼ばれて山中の屋敷でしばらく過ごした。 かなり危ない目に会い、同行者の一人は一度心停止まで追い込まれたものの全員で生還でき、皆が無事だったことにはなんだかんだ胸を撫で下ろした。 自身の行く末に僅かな不安も覚えたが、目的の為進むことはやめない。 「イタン」 失踪した同僚の取材先に向かい、彼女の安否とそこで何があったのかを突き止める。 そこで起こっていた事件をまとめて記事にし、かなり大きなスクープとなった。 その記事の著者には自身とその同僚の名を入れた。 「家の中を歩いてみよう」 神から世界の真実の知識を詰め込まれ、しかしそれを良しとする。 彼の元々の目的はもはや忘れ去られ、二度と果たされることはない。 極めて正常な心理状態で日常に戻ったが、その日常はもはや日常ではないだろう。 今後のこと 溢れるほどのクトゥルフ神話の知識に侵されきった精神で、彼は筆を走らせ続ける。 発狂することなく完全に正気を失い、自らが吸収した知識を体系化し書籍として残すことだけを生きる意味とした。 記者として仕事をすることは改めて手段に戻り、少なくともTaintedの記者であることはもうない。 そうして残される多くの冒涜的な書籍を、人は魔導書と呼ぶのだ。

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