タグ： るぅきCS 秘匿有

＊HO─────────────────────── HO1　ショコラティエ 貴方は×××××××、天才ショコラティエだ。 店のチョコレートは全て自分が作りあげている。 そしてHO2と一緒にこの店を営んでいる。 ＊技能────────────────────── PC作成注意 年齢：成人済み、店を開いて3年以上経過 家族：両親からネグレクト、兄(姉)がいた 技能：料理人(2015)参照、DEX+4(上限以下)、クトゥルフ神話技能+3 職業技能ポイント：EDU×10＋DEX×10 ●料理人 職業技能：科学、芸術/製作(料理)、生物学、博物学、目星、ほかの言語、料理の歴史 ＋次の技能から１つ：小型ナイフ 化学→信用に（接客をするから） 生物学→図書館 特記： 専門のサービスを提供し、かつ芸術or製作(料理)に成功すれば、信用や説得などに＋10%のボーナス。 ＊特徴表───────────────────── ・4-6　寄せ餌：人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 ・1-4　オシャレ：いつも身だしなみに気を使っている。APP+1 ＊プロフィール────────────────── ■名前：Noë・Vincent（ノエ・ヴンサン） ■年齢：29歳 ■一人称：オレ ■他人称：キミ、キミたち、貴方、ロシェ ■誕生日： ■カラーコード： ■すきなもの：チョコ、お菓子を作ること ■嫌いなもの：家族(というより苦手)、怒ること（苦手） ■その他： Vincent【ヴンサン】：ラテン語で「支配する人」 Noë【ノエ】：休み、休息 国はフランス。 店は6年前に開業。5年前に魔法使いを拾った。 ・店の名前 　La nuit porte conseil（ラ・ニュイ・ポルト・コンセイ） 　「夜は助言を運ぶ」 ・モチーフ　夜、朝（太陽や月？）店自身が夜を運ぶものとして ・魔法のチョコレート 食べると冷静になれる（落ち着く）チョコ 寝て起きたら頭が冴えわたるチョコ 自分に自信が持てるようになるチョコ ＊キャラクター────────────────── 「きっといい日になりますよう」 「動く前に一度落ち着いて確認してっていつも言ってるよね！？」 今年で開業して6周年になるショコラティエ。 その手から作り出されるショコラはとても美しく繊細で、見た目から作り方が想像つかないと言わしめるものまである。 見た目だけでなく味ももちろん高評価を受けている。 その種類は多岐にわたるようだ。 しかもチョコを食べるとよく眠れたり元気が出たり、「魔法のチョコ」だともいわれている。 まだ20代ながらも業界の評価が高い天才ショコラティエ。 ……実際、本当に魔法なのだが。 味や見た目はもちろんHO1の実力だ。 しかし、よく眠れたり元気が出たり。それは実はHO2の魔法による効果だ。 開業して1年がたったころ、HO2を拾い、そこから切磋琢磨5年一緒にチョコを作ってきた。 HO2と出会ったころ腕は確かだったがいまいち爆発力がなく、売れ悩んでいたのでHO2の魔法は今の大躍進につながったのは確かだ。 まあ、その魔法使い、とんでもなくドジなのだが。 売れるより先に器具や商品を破壊しつくされるのが先だと恐怖した日のことは忘れない。 おかげで基本的に物はHO2がぶつかって倒さないように高い位置にあるし、手の届く範囲には落としても大惨事にならない割れにくいものやプラスチック製品が置かれている。 後髪もよく弄られている。下手だけど。 お願いだから魔法をかける以外のことはしないで。 あとつまみ食いもほどほどにして。太るよ。 そんなちょっと苦労人な一面も持ち合わせている。 ＊ 「俺は、認められたい…！兄よりも…！俺が……！」 と、ここまでが表の話。 ここからは裏の話。 彼はもともと天才などではなかった。 そんなこと言われたことなどない。なぜならその称号は兄のものだったからだ。 天才だった兄の影に隠れた自分はなかったものにされた。 友人も、世間も、両親からも。 両親はどちらも有名なパティシエだった。 忙しくて家庭なんてどちらも顧みない。 それに、見たとしてもそれは兄だけだった。 兄は天才だったから。 どれだけ頑張っても兄には及ばず、自分は誰にも見てもらえない。 好きなお菓子作りだって「お菓子はそんなに好きじゃないんだよ」だなんて言った兄の方が上手かった。 何度も、何度も心の折れる音を聞いた。 それでも、兄は自分に優しかった。唯一自分を見てくれた存在、それが兄だった。 自分も学生で忙しいのに家事をして、面倒見てくれて。 HO1はいい子だななんて頭をなでてくれて。 だから、どれだけ比べられても、ないものにされても、兄のことを嫌いになることはできなかった。 それでも。 それでも、時々心に黒いものがよぎる瞬間はあった。 それは、自分よりうまいのに、好きじゃない、得意じゃないなんて言われたり。 自分の方が勉強したのに兄の方が成績が良かったり。 自分が一人でいる間に兄は友人に囲まれていたり。 昔は思わなかったはずなのに、時がたてばたつほど黒い感情はごまかせなくなっていって。 決定的だったのは進路だ。 好きじゃないなら、お菓子つくりなんてやめればいいのに。 そう思っていたのに兄は結局製菓の道を選んだ。自分と同じ道を。 兄は好きじゃないのに、好きな自分よりうまくて、なんでも先を行く。 ずるい。 ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい、ずるい！ いつしか兄のことを思うたび、そんな言葉ばっかりが頭に浮かぶようになって。 後を追うように自分も製菓の道に進んで、兄より先に行くために独立して。 これで兄より先に行ける、今度こそ。 ーーー結局、それは大失敗だった。 一年たつ頃には店も立ち行かなくなってきて。 どうしよう。結局兄には勝てない、兄がいるから、兄がいなければ、自分は見てもらえない。自分を見てほしい、自分を認めてほしい。 兄より自分をーー！！ そう、思って道を歩いていたその時、悪魔に出会ってしまったのだ。 悪魔はとても甘美な言葉を囁いてきた。 その時、きっともう少し冷静であったなら、あんな願い事はしなかったであろう。 それでも、ぐちゃぐちゃの脳内で、悪魔の甘言を聞いた自分は、願ってしまったのだ。 『兄よりも認められたい』とーーー。 そうして、自分は天才となった。 兄の死を犠牲として。 兄が死んで、浮かれていた頭がやっと冷えた。 自分はとんでもない契約をしてしまったのだと。 認められたいだけでもよかったじゃないか。なぜ、自分は兄よりなんて思ってしまったんだ。兄は何も悪くないのに。ただ、天才だっただけなのに。 もう、あの優しかった兄はもういないのだ。自分が彼を殺したのだ。 ……それに、確かに歓喜したのだ、一瞬でも。 これでもう比べられないと。 そんな最低な自分に嫌気がさす。 しかし、それでももう後戻りはできない。 自分は死後、地獄に堕ちてでも、『コレ』が欲しかったのだから。 そんな折にHO2を気まぐれで拾ったのだ。 それは自分のように見えたからなのだろうか。兄ならこうすると思ったのだろうか。 それはもうわからないけれど。 それでも今、罪悪感に苛まれながらもつかの間のこの時間を楽しいと思っていることは確かだ。 ・兄に対して：愛憎。そして罪悪感。死んでしまったのできっともう兄を超えることはない。 ・HO2に対して：いい相棒。こんな汚い自分は知られたくないなと思ってる。もう少し落ち着いて欲しい。 ・悪魔に対して：引け目がある。ちょっと苦手というより負い目があるので強くできない。店に予告なく普通に来るのはびっくりするからやめてほしい。 ＊通過シナリオ名───────────────── ・ ＊秘匿────────────────────── HO1　ショコラティエ 貴方は悪魔と契約した、天才ショコラティエだ。 実家であるアパートの一室を引き払う所からシナリオは開始する。 ▼生い立ち 貴方には【兄(姉)】がいた。家庭環境はあまり良くなく、幼少の頃から両親からのネグレクトを受けていた。 両親とはしばらく連絡を取っていない。【兄(姉)】との仲の良さや感情は好きに決めていい。 ▽兄(姉) ・フレンドリーで友達も多く家事も器用にこなす。 ・夜な夜なバイクを乗り回し、家に帰らない日が多かった。 ・調理学校卒業後は、将来有望の若き「天才」ショコラティエと呼ばれていた。それに対しあなたは心のどこかで妬み嫉み、疎ましさ、純粋な羨ましさなどの感情を抱えていた。 ▼悪魔との契約 調理の道を歩んでいた貴方は突然現れた悪魔に、本気あるいは冗談交じりで自身にない才能を願った。(「天才になりたい」「一番になりたい」など言葉は好きに決めてOK)。 しばらくして【兄(姉)】がバイク事故で亡くなった。 代わりに貴方は【兄(姉)】のようなショコラティエとしての才能を手に入れた。 それ以降、貴方の片方の手の甲には謎の黒い痣が浮かんでいる。 ・また、この悪魔を呼び出すことも可能。(POW1とSAN1d6をコストにし幸運の半分に成功する) ▼HO2について 自身の店を持った貴方は3年以上前、店先に倒れていたHO2を拾う。 拾った当初の体温は恐ろしく冷たく、感情が乏しいように思えたが、今では多少マシになってきている。 また、HO2はとてもかなり凄く不器用だ。 チョコを瞬時に冷やすなどの魔法は助かっている為、仕事相手としては一応申し分ない。 ▼店とチョコレート ・悪魔はたまに人間の姿で平然と店に訪れる。普通にチョコ買って帰っていく。 ・一般のチョコレート業界でもHO1は有名だが「魔法のチョコレート」が今現在一番の売りだ。 ＊AF────────────────── ＊後遺症────────────────── ＊通過日・END────────────────── ・2023/12/03　ファウストとショコラ　ENDティラミス　両生還 ロシェと一生死ぬまでそばにいる。 恋とか愛とかそういうことばではわからない、繋がり。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ