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＊HO─────────────────────── ・HO2 作家 あなたは売れない作家だ 共通HO あなた達はこの街でよく顔を合わせており、既知関係である。 ある程度の関係性をシナリオ開始前に作ってもよい。 ＊技能────────────────────── 推奨技能：芸術（小説）、高POW、高INT、探索技能 ・作家 オカルト、芸術(トリビア知識、詩的表現など)、心理学、説得、図書館、ほかの言語(英語など)、母国語、歴史 特記：作品の得意分野(歴史、SF、法廷、心理サスペンスなど)としている技能に＋10%のボーナス。 →天文学 母国語→目星 心理学→天文学 ＊特徴表───────────────────── ・5-7　潜水の名人長時間息を止めていられる。窒息CONロール成功判定に+20％ ・2-4　愛書家：図書館＋20　自宅での図書館ロールが可能 ＊プロフィール────────────────── ■名前：阿照 銀河（あでり　ぎんが） 　　　　ペンネーム：天乃川（あまのがわ） ■年齢：36歳 ■一人称：俺 ■他人称：君/君たち ■誕生日： ■カラーコード： ■すきなもの：宇宙、空、海 ■嫌いなもの：自分、周りの目 ■その他： あでり→アデリーペンギンから 空を飛ぶことに憧れる鳥。 ＊キャラクター────────────────── 冴えない売れない小説家。 また、昔からコミュ障で人と話すことが苦手。 小説だけでは生計を紡げないので、リモートでデータ整理などで副業している。 また、実家(八百屋)が近めなので、やばい時は働かせてもらってる。 現在は海が近く近くに小さなプラネタリウムがある家で一人暮らし。 デビュー自体は16歳。高校生デビューとして華々しく飾ったが、あとは緩やかに下降。現在20年目だがほんとに売れないしパッとしない。 自分の世界を書き出したくて小説を書き始めた。 だから、売りたくて書いてるわけではないのに、売れないと自分の世界に集中できないというどうしようもない現実にジレンマ。 書いては一応持ち込んでいるものの、前の担当からはああ、また……？みたいな感じで見放されてる感があった。 今の担当は変に熱血だがなんかズレてて流行りを取り入れてみませんか！もっと若者が食いつく感じで！これも入れませんか！など無駄に関わってくるしこと割り切る力もなく中途に取り入れてさらに売上を落としている。 今の自分の話があまり好きじゃないし、むしろ自分は何を書きたかったんだろう……とスランプになってしまった。 それでも筆を止められない。 最近、書くのがつまらない。 自分の書きたいものが書けてない。 自分にはきっと才能なんてなかったのだろう。 自分の書いたものがどんどん好きじゃなくなっていく。 なんで自分はそれなのに書いてるんだろう。 書き続けてるんだろう。 分からないまま、それでも筆を動かし続けている。 まあ自分の小説があまり好きじゃないとはいえ、人に褒められたらうれしいしきょどる。 最近のものだけ 「ど、こが、いいんだ、あれ……何が書きたいかわからないし無駄に専門用語多くて難しいしテーマも主題も途中で薄れてあやふやで、そんな主体戦のない、おもしろくもない話、じゃないか……」 みたいに言ってしまうけど、言った後自分の言葉で落ち込む。 書いているものは主に宇宙の話やSFを絡めたもの。 ただ、作品の中に絶対空を泳ぐ魚の描写が出てくる。比喩然り幻然りたとえは様々だが。 著者近影が昔は毎回空の写真で、「今日の空は〇〇です」（今日の空は青いです、など）から始まっていたが、ここずっと「今日も空は見えない」から始まっており、著者近影も真っ黒である。 最初はただただ、星が、宇宙が、空が好きだった。 初めて母親に連れていってもらった小さいプラネタリウムで、あの大きな宙の虜になってしまった。 自分は、ハマるととことんのめり込むタイプだったのだろう。ずっと本やネットや机やプラネタリウムに齧り付いて、調べまくった。 あの宙に手を伸ばしたくて、知りたくて、感じたくて。 空を飛びたいと願うペンギンの気持ちというのは、こんなものなのだろうか。 同じ蒼なのに、魚は空では泳げず、海から見上げるばかり。 それは空に飛び立てない時分と全く同じだ。 蒼に焦がれる自分と同じだ。 そして、自分の中に新しい『世界』が出来た。 それをどうにか消える前に残したくて。 見えてるものを誰かに伝えたくて。 そうして筆を取った。 それが始まりだった。 宙が好きだから、その良さを誰かに伝えたい。 それだけ、それだけだったのだ。 これが、今はもう見失ってしまった初めての気持ち。 ＊＊＊ 小説タイトルとあらすじ 『ワームホール生成におけるタイムリープについて。又その解』 2つのブラックホールからワームホールを抽出し、それによってタイムリープを果たそうとする理論を提唱する大学生と「タイムリープなんてありえない」と真っ向から批判してくる天才少女との戦いを描いた奮闘記。 討論がメインでお互いなんか専門用語使い魔くってむずかしいことを言っている。 場末にコメントを残すのが好きなレビュー者からは「論文を読んでるみたい」「論文だった」「小説を読みに来たがもはや小説じゃない」とのことだった。 『機械仕掛けのアクアリウム』 とある閉館ギリギリの水族館で働くことになった主人公。しかしその水族館はなんと魚がすべて機械でできていた。しかも、人の言葉を操り、「空を飛んでみたい」などとという。閉館しそうな水族館の立て直し、厄介でうるさい住人達、謎の少女。そんな彼らに振り回されながら奮闘する主人公とそんな奇妙な生き物たちとのドラマを描いた小説。 なんか地味で売れなかった。 『となりの宇宙人』 ある日、「自分は宇宙人だ」と言うやつが目の前に現れた。証明しろと言っても見せてくるのは子供だましなことばかり。しかし、時折本当に遠い星を懐かしむような、別の世界に生きていたのだと思えるようなことも言う。 信じるか信じないか、正体を探っていた時、とある殺人事件が起きて…！？ ミステリを絡めた小説。レビューでは「テーマがあやふやで言いたいことがわからない」「結局何がしたかったんだ」「ミステリガバガバすぎ」と不評。 ＊通過シナリオ名───────────────── ・11elf　HO2 ＊秘匿────────────────────── ・HO2：作家（秘匿） 【秘匿概要】 あなたは売れない作家だ。それは自分に才能がないからなのかもしれない。 そう思って話を書き続けているのにも関わらず、最近体調が優れない。 寝ても寝ても、体と頭が休まった気がしないのだ。 それでも、あなたは物語を書き続けている。 どれだけ疲弊し脳が擦り切れそうになっても、物語を書き続けていた。 【特記】 POW+3、上限を超えても良い。 シナリオ開始時、SANを1d10減少させる。 家は1K～1LDKの範囲であり、あまり広い家には住んでいないだろう。 ＊AF────────────────── AF「11」 　このAFは特別な効力は持たない。 　二人が紡いだ、二人だけの物語だ。 ＊後遺症────────────────── ・2 激しい恐怖症　3か月 岡部が傷つくことに激しい恐怖を覚える。 ＊通過日・END────────────────── ・2023/10/11　END11 elf　両生還 岡部 日和(おかべ ひより)/眠井　https://iachara.com/view/7256066 また、小説を書こう。今度こそは君のために。

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