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魔の子を自称する因習村邪教徒系ガール！和風の衣装を着ていながらロザリオ風の数珠を持っていたり、一人称は『わし』だし『〜のじゃ』口調で話すし牛さんにオタマジャクシの尻尾と足が生えた謎のぬいぐるみを持っている。（村で信仰されている培眠牡（べひんも）様という神様をもしたぬいぐるみである。手頃な価格なのでお土産にどうぞ。もうちょいお手頃価格のミニ置物もあります。） プライド高め、刺々しく偉そうな態度をとり人に媚びないと見せかけて優しくされるとすぐ懐くこと小動物の如し。今に見ておれー！小さいからって舐めてたらいたいめみるからなー！今すぐ全員わしにひれ伏すのじゃー！わーっはっはっはっは！ 見た目はイタコと魔女を足して二で割った様な衣装、背格好は低いけどちょっとだけ脂肪分でほっぺとかもっちりしてます。ほほえましいね。 ○培眠牡(べひんも)様 村で信仰されてる神様。よく食べよく眠り、怠けているさまは牛の様、丸い体は蛙の様とされる。 常に飢えている神とされ、その神を敬うものが空腹を満たすことで最後の審判の日にべひんもさまが我々を救い逆に我々の飢えを満たしてくれるとされている。 なのでこの村では、祭りの日にはよく食べよく眠ることが推奨される変わった信仰がある。 というか祭りじゃなくても空腹になるのはいけない事である。 なので食べるものがなくなればよその村から平気で人を攫い喰らう。ろくでもねえ因習村じゃねえか！ ── ここから秘匿に関する内容 1800年代初頭の日本の辺境の村の人間。なので新しいことはよくわからないし電子機器のことはわからない。コンピューターなんかを見たら魔術を使ってると思うだろう。 ○部屋の内装 ごちゃついた古い日本風の部屋。棚の上とかにちょこちょこエキゾチックな（洋風なものから中東〜南アジア風のもの、アフリカ風のものまで色々。儀式とかに使ってそうな怪しいものばかりにみえる）置物などが沢山置いてある。また、でかい本棚に本が詰め詰めしてある。勉強家の部屋であってほしい。 ○培眠牡さまの実態 村古来から伝わっている土地固有の神様…の皮を被っておいて実際は旧約聖書に出てくる怪物『ベヒーモス』を崇める海外の小さい宗教が何故かこの村に伝わり（本でも貿易によって流れ着いてきたのかはるばる日本まで渡ってきた教徒がいるのか…）、この村風にアレンジされたもの…の皮をさらに被った、ツァトゥグアである。なんだ邪教じゃねえか！ どうやら、海外のツァトゥグア信者が「この聖書に書いてるベヒーモスって怪物、大食だしずんぐりむっくりしてるらしいしツァトゥグア様のことが違う形で伝えられたものでは？」と拡大解釈した結果、「俺たちが信仰してるのは聖書に書いてるベヒーモスです！聖書に書いてるやつを信仰しているので邪教ではありません！」と言って回り信仰を集めた様だ（神以外を信仰してたらヨーロッパじゃ邪教だろ！というツッコミはあるが、どこのともわからないツァトゥグアを信仰してるよりは胡散臭く思われないのだ）。ツァトゥグアくんはそんなこと知らんのでベヒーモスって誰だよと思っていることだろう。 そんなのが伝わりこの村で定着してって感じなので、この村は日本でありながらヨーロッパの古き良き胡散臭呪術みたいな装飾品がそこそこみられる。西洋と東洋の因習村ハイブリッドなのだ。 ○ヨーロッパの一地域では、父親のわからない子供を夢魔（淫魔とも、サキュバスとかインキュバスってやつっすね）との子供だとする文化があったらしい。 夢魔と人間のハーフはカンビオンと呼ばれ、時代や地域にもよるが悪魔の子と言われ忌まれると同時に、不思議な力を持っているとされ畏れられたそう。 その文化が培眠牡さまと共にこの村にも流れ着いた事により、色んな事情で父親がわからない、或いは出生に色んな不都合がある子をカンビオンが訛ったりした『奸婢の女（或いは奸婢の男）』と呼び、魔物と人間のハーフとして忌み嫌う文化ができた。 つまり彼女の奸婢という名は名前ではなく、所謂「悪魔の子」の様な意味合いなのである。彼女は不倫によって生まれた子であるものの、母やその関係者が父親を隠したが故に彼女は魔物の子供とされ、名前も与えられないまま村中から忌み嫌われ、同時に恐れられたのである。 忌まれたが故に誰も仲良く、優しくはしてくれなかったが、恐れられたが故に怒らせたら祟られると最低限のものはもらえ、生きていくことは出来た。 故に彼女は名前がないのにもめげず自分から積極的に魔の子だと名乗り、ツァトゥグアを召喚して村人全員をさらに恐れさせもうなんでもいう事聞かせてやろうと画策していた。 それが後は秘匿の通りである。探索者を許すな。 好きな版権キャラはモンスター列伝オレカバトルのシェムハザです。

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