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だる〜んと生きてる法学部男子。 平凡な毎日、平凡な人生。それがいい。それでいい。 大抵のことは笑ってやり過ごした。汚れ役が必要なら請け負った。許せないことも諦めきれないことも、言葉を飲み込めば全て丸く収まるのだから。 波風立てないで争い事は起こさずに良い人間関係を。 安定した職に就いて親孝行をして結婚して家庭を持って。 結婚。何にでも妥協してきた玖々理が唯一諦めきれていないのが幼馴染･梔灯絢(しとう あや)だった。 幼少の頃、同い年に見えないあどけなさについ兄ぶって世話を焼いていた、友人の距離を超えた家族のような、妹とは違う存在。この関係のままこれからも共に在るのだろうという根拠のない思い込みは歳を重ねるにつれぼやけていき、そうしていつか現実を見る。「内緒だよ、好きな人がいるの」とはにかむ彼女の言葉に、ようやく自身の心の内を知った。 知ったところで何が出来る訳でもない。この気持ちの名前が分からない。 どうしようもできないでいるうちに彼女は交際を始め、相手と過ごした日々を自分に嬉しそうに話すのだ。恋愛か友愛か家族愛かも分からない。けれど、「自分にしなよ」なんて言えなかった。「別れたらいいのに」なんて不幸を願えるはずもなかった。 付き合いたいだとか結婚したいだとかではない…のだと思う。ただ手を離したくないと思ってしまった。 彼女の恋人も恋人でこちらがこんな気持ちを抱えているのが後ろめたくなる程のお人好しなものだから、彼女が信頼しているからと嫉妬もせずに関係を続けさせてくれていた。それどころかどれだけ玖々理が遠慮しようが3人で遊びに行こうと古い友人のように誘ってくる。その度に「だから絢が惚れたのだ」と自分がひどくちっぽけに見えた。 割り切れない気持ちは、彼らが婚約した知らせを受けてもなおそこに居座っていた。それでも友人として迎え入れてくれていていることが心苦しくて、これからも絢と2人きりになるのことを許してもらえることに耐えきれなくて、2人で会う誘いを断るようになった。 「それなら最後にもう一度だけ」と入籍を翌月に控えた彼女にねだられ出かけた旅行先で彼女を失う。 //初出シナリオ ⇢『毒吐』 趣味はカフェ巡り。ゆっくり本が読めるお店でコーヒーを飲むのが好き。甘いものも好き。 ●取得技能 法律家(2015) ・特記:<信用>および<法律>に+10%のボーナス ナビゲート→カフェ巡り 精神分析→人に相談事されがち ●ビジュ 肩くらいまでのパサつきめな髪を高めの位置でひとつ結び。前髪も適当にバサバサっと。長めのアホ毛が言うこと聞かない。 少したれ目で眠そう。下がり眉。 私服はワイシャツとかのキレイめオシャレ系。アクセはネックレスくらいならするかも。 ●特徴表 ・寄せ餌4-6(D)：人間以外の怪物に好かれやすい 　(D)…1d6*10を技能値に追加(60pt) ・一人称:自分 ・二人称:あなた、おまえ、呼び捨て ・利き手:右 ・家族:父、母 ・イメカラ:キャラメル(#90692c) ・イメソン/インスピレーション元:u(shr) ・好き:読書、萩の月 ・嫌い:反発すること、辛いもの 「あーいいよ、自分やっとくからさ」 「…そっか。おめでと！よかったなぁ。式？もちろん行くよ」 「幸せになってよ、絢」 ◾︎うちうち関係 紫納なつ(https://charasheet.vampire-blood.net/2721324)とは高校時代の友人同士 (年齢違うのでなつの時間軸より前のCSということで何卒) メモ欄注意書きまで通過シナリオのネタバレなし ◾︎梔灯 絢(しとう あや) 玖々理と同い年で幼馴染の女性。ぱっつんめの前髪とゆるいボブカット。 やや幼い印象を受ける顔立ちで、にへらと笑う顔が愛らしい。やや臆病だが愛想は良く感情豊か。他人に感情移入しすぎてしまうのが玉に瑕。 幼稚園から高校まで玖々理と共に過ごし、高卒で就職。進学した玖々理と会う頻度は減ったが、それでも休みになれば連れ立って出掛ける関係を続けていた。 恋人ができた後も変わらず友人として慕い、彼氏との出来事は真っ先に玖々理に伝えていた。 結婚する1ヶ月前に殺害された。 ■『毒吐』通過後メモ/ネタバレあり↓ 貴方は自身の中にある交代人格の存在を知った。 今後、貴方がまた恐ろしい目に遭うなどして彼を頼った場合は、いつも通り彼が表に出て対処してくれるだろう。しかし、それが恒常化すればいつかは彼に主人格を奪われてしまうかもしれないという事は忘れてはならない。

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