タグ： 嗣の子 2カンデラの葬送

　 　──────── 　▎基本情報 　名前：外村 汰軌（とむら たき） 　年齢：23歳 　性別：男性 　身長：169cm 　 　誕生日：8月14日 　誕生花：センニチコウ「変わらぬ恋」「永遠の恋」「不死」 　イメソン：波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。｜キタニタツヤ｜https://www.youtube.com/watch?v=z-Ijqf0DRCo 　カラーコード：秘色色　ひそくいろ　#abced8 　一人称：俺 　二人称：きみ 　台詞サンプル： 　「わ、わからない。でも、こう、こうやって海を見てると、父さんと、母さんを思い出せる気がするから」 　「こ、この灯台がなくなったら、俺はど、どうしたら、いいんだろうね」 　──────── 　職業：〈 灯台守 _ エンジニアあたりをベースに、灯台守たらしめん技能を8つ選定しています✍️ 〉 　┣ 職業ポイント：☑︎機械修理 ☑︎電気修理 ☑︎電子工学 ☑︎物理学 ☑︎コンピューター ☑︎図書館 ☑︎ほかの言語（英語）☑︎目星 　┗ 興味技能：☑︎聞き耳 ☑︎応急手当 ☑︎こぶし ☑︎キック ☑︎回避 　-　機械修理/電気修理/電子工学/物理学/コンピューター：灯台を運用していくにあたって培ってきたスキル 　-　図書館/ほかの言語（英語）：人とお話ししないので、読書くらいしか趣味がない、差し当たって英語も読めるようになりました📚 　-　目星/聞き耳：水平線をよくよく眺めて、海の音をよくよく聞いている 　-　応急手当：怪我をした時も自分自身でしか面倒が見れないので…… 　-　こぶし/キック/回避：わずかばかりの防衛技能。（STRがあるので、センスは別として生まれ持っている先天的な能力に近いイメージ） 　──────── 　特徴表：取得無し 　──────── 　▎ 生い立ち、性格など 　両親が亡くなって、どれくらい経ったのだろうか。 　滅多に人と話すことがないので、吃音気味に辿々しく話す。 　海へ赴く、海を見るたび、自分に沢山の愛を注いで育ててくれた両親のことをいつも考えてはぼうっとする。 　両親が残した灯台を守ること。それがなくなってしまうこと。 　もう決まっていることなのに、「両親のことを思い出せなくなってしまうじゃないか」と考え恐れている。 　裏返した写真を見やる。自分は、何を忘れているんだろう。 　──────── 　▎通過シナリオ 　2カンデラの葬送（2023.10.29） 　！以下、シナリオネタバレ注意 　▎2カンデラの葬送（にかんでらのそうそう） 　季節は11月、冬が始まる前の海辺の灯台。 　最後の灯台守であるHO1はたった1人で灯台を、海を、火を守り続けている。 　朝日が深い霧に溶けはじめる朝の５時、灯台の扉を叩く音。 　「匿ってほしい」 　裸足の訪問者はそう言った。 　…これは1人の灯台守と、1人になってしまった逃亡者の話。 　人数：２人固定 　ロスト率：高 　時間：ボイスセッション８時間（RP量に応じて変化） 　その他：秘匿あり、新規作成限定、6版対応シナリオ 　HO1 灯台守　/　HO2 逃亡者 　秘匿ハンドアウト - 灯台守　あなたは灯台守だ。 　【秘匿】 　あなたは「最後の灯台守」だ。灯台の老朽化が進んでいるため、数年のうちに取り壊しが決まっている。 　それまでは亡き両親の意思を継ぎ、この灯台を守るのがあなたの役目である。 　『どうして死んだんだっけ』 　気づけばあなたは 1人になっていた。あなたは、自分の事を何よりも大切に思い愛情を注いで育ててくれた両親の死を思い出せずにいる。 　いつ死んだのかも、どうして死んでしまったのかも。覚えていることはただひとつ。二人が死んだとき、海の果てを眺め続けていたということだけ。 　【PC作成について】 　推奨技能 :目星、応急手当、戦闘技能、機械修理 　・高 POW推奨・年齢は 21~30歳で作成すること。 　・持ち物に光として使えるものや火をつけられるものを加えておく事。（ライターやマッチなど） 　【事前情報】 　・あなたは灯台のそばに設けられた一軒家に一人で暮らしている。灯台は海辺にあり、近所に人は住んで居らずあなたが人と関わることは滅多に無い。 　・灯台守の仕事は母方の曽祖父、祖父、あなたの母親、そしてあなたへと代々受け継がれてきた。 　事前情報 - 前日譚/灯台守 　『11月×日　0時より、”宛火 ”（あてび ）を行います。当日は灯台業務を行わず、宛火への参加をお願い申し上げます。』 　薄暗い灯台の中。ランタンの灯りの下で、あなたは自分のもとへと届いた手紙を手にしていた。 　それはこの地域で不定期に行われる行事についての報せだ。行事を初めて目にしたのは、自分が成人を迎えた日だったということを思い出す。 　“宛火 ”と名前のついたそれ。暗く広い海へ旅に出るオレンジ色の炎。それがふたつ、ぼんやりと浮かび─…非常に幻想的な行事だったということを思い出すだろう。 　火をつけた蝋燭を船に乗せ海へと流すというこの行事には、世間一般的に親しまれている "灯籠流し “にも通ずるものがある。 　灯籠流しは死者の魂を弔う為に行われる日本の盆の行事だ。 　元来、”川施餓鬼（かわせがき）"という、水死者の霊を弔うべく行われる仏事が発祥とされている。 　宛火では、蝋燭を乗せた木製の船を二隻海へと流すのだ。船を流すのは 1人に定められており、他の参加者は祈りを捧げながら静かに見守るだけ。 　…ふと、壁にピンで留められた ”宛火 ”の写真を見る。昔、あなたが自分で撮ったものだ。暗い霧の向こうへと消えていく、オレンジ色の炎。 　あなたはそれをひどく美しく、そして同時に胸を掻きむしりたくなるほどの哀しいものだと認識する。耐えきれず、あなたはその写真を裏返して貼り直した。 　なぜだろう。 　………あなたは、なにかを　忘れている。 　──────── 　

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