タグ： 櫻木家 ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち HO1 6/12生

◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 6月12日生まれの一匹狼気質な黒八鬼組の若頭である女性。 幼い頃に拾ってくれた黒八鬼 柳平に恩義を感じ、自分から望んで極道の道に進んだ。自分を“自分”として見てくれるこの人について行きたい、と。 思い出したくもない“親”は、自分が男じゃない事が心底残念だったらしい。居ない存在として振る舞ってる癖に腹いせの様に時々罵倒と共に暴力を振るわれた。 “男”は残念がってる癖に、そう言うシュミがあるのか手を出してきた。“女”は心の底から残念だったようで、金が逃げたお前のせいでと殴られた。 …嗚呼、人間ってどうしようもない。子供ながらにそう思っていた時に、“神様”みたいな人が手を差し伸べてくれた。 あんな“親”より、目の前の人を“親”と慕いたかった。そう思わせてくれる、初めての人だった。性別なんて些末な事なのだと。 拾ってくれた恩を返す為に、ただの人として生きるより。傍で恩を返したいと思った。 そんな事のあった、数年の後。若頭を担うよりも少し前に、どうしようもないくらい、自分の気分を乱す奴に出会った。 調べればすぐわかった。人気のある落語家、らしい。そんな事よりも、今までの様に力では屈しない奴に…酷く苛立った。 その苛立ちのやり場に、ピアスを開け始めた。どこでも良い、目立つ所だと尚思い出して腹が立つがファッションとして誤魔化せる為に構わず開けた。 誰に聞かれても、理由なんか絶対に言ってやらない。苛立つ彼奴に万に一つ、聞かれたとしても答えてはやらない。 答えるその時は、奴が自分に屈したその時にだ。その時くらいなら、話してやっても構わない。 現在は若頭として下の者の教育や組の取り組みの中心を担っている。やるべき事はしっかりとやり切るタイプ。 ただ、宇鷺 翔汰の事はHO2とは別ベクトルで苦手。その事を顔には出さないが情報の提供以外では余り関わり合いになりたくない。 最悪情報の提供に身体が求められる事が万に一つもあり得るのなら、その場合は応じる。組の為なら何だって使う精神。それは時に自分も道具として使う。 いけ好かない、ある意味油断ならない人物だと思っている。 性に囚われない様にか、過去の出来事からか、基本的に男の様な口調で喋る。 女性的特徴は身体にしかあまり無い。強いて言えば髪。必要最低限、女性的特徴を少なくしている。ただ、使えるモノでもあるので男装はしない。 今回の薬の件、そして気にくわないHO2の件。 片方は組として、片方は私情として。そのどちらもに苛立ちを覚えている。気に入らないけど、他人に良い様にされてるのはそれはそれで腹が立つ。 屈しない奴を、自分より下だと分からせてやりたい。この感情を、何と呼ぶかは分からない。 ずっとずっとずっと、自分は何かに飢えている。親父にも埋める事の出来ない、どうしようもない飢餓感にずっと喘いでいる。 それでもきっと、彼奴をねじ伏せ、屈服させれば。そうすればきっと、少しでもこの飢餓感は癒えるだろうと、確証も無く思う。 親父のシマで悪事を働く輩も気にくわないが、そんな奴と彼奴が関りがある等と。そんな事は許しはしない。この世界に関わる事が、如何に無謀かを。 今度こそHO2に教えてやらないとならない。狼の目の前に、無防備に現れればどうなるか。そう、今こそ。 自分の獲物に手を出せばどうなるか、知らしめてやらねばならない。双方、どちらにも。 独占欲にも似た、飢餓感。あの余裕の顔を崩してやれば、多少はマシになればいい。嗚呼、そうだ。いっそぐちゃぐちゃにしてやりたい。 もう二度と、普通の世界になぞ生きられない様に。お高くとまった彼奴を、地に堕としてやる。 そして、手を出した奴は報復を。噛み千切り、そいつもぐちゃぐちゃにしてやる。手を出した事を後悔させて、殺してやる。 落とし前は、誰も彼もが払わなければならないのだから。 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 「身共は、黎桂折 天狼。余程変な呼び方じゃない限り、好きに呼べばいい」 「────────親父殿。身共は此処に。何用で御座いましょうや」 「お前、親父殿に迷惑を掛けてはねぇか？……なら良い。少しでもしてみろ、お前の明日はねぇと思え」 「身共は、その実死にながら生きてるようなもンだ。……親父殿に拾われるまでは、死んでたさ」 「だからこそ身共はな、親父殿に恩を返してぇ。何一つとして得するもンなんかねぇってのに、身共を拾って下さったンだからな」 「おいテメェ。ウチのシマで何勝手に絡まれてンだよ。……目障りなンだよ、此処はテメェの生きてる世界じゃねぇんだ。とっとと消えろ」 「…………チッ。テメェは身共の、俺の獲物だ。何勝手に他人に好い様にされてンだよ、殺すぞ」 「殺されたくなきゃそのよく回る口を閉じろ。身共の手元を狂わせたかったら好きに喋ってればいい。…ナイフがテメェに飛んで行かねぇとは限らねぇだろ？」 「嗚呼そうさ。身共は望まれちゃいなかった。………………俺は、望まれてない性別でこの世に生まれ落ちた」 「だから無いモノとして扱われた。自分の食い扶持なんか、自分で狩って当然だったさ」 「────────俺は飢えている。ずっと、癒える事のねぇ飢えだ。どうやれば癒えるのかさえ、身共は分かんねぇよ」 「…………今でも聞こえる、思い出せる。あのクソみてぇな親って奴が、殴って、蹴って、無視して。俺を壊そうとしてる、あの時を」 「そこから手を差し伸べて下さったのが、親父殿だ。身共が、このお人ならって思った、唯一のお人」 「きったねぇ俺を、あのお人は拾って下さったのさ。あの時は、らしくもなく神様みてぇにあのお人が見えてたなぁ」 「……あ”あ”？………ピアスを開けてる理由だぁ？誰がお前なんかに話すかよ」 「………………彼奴に、ムカついた数だけ開けてるとか誰にも言えねぇだろうが」 「……嗚呼、腹が立つ。俺だけがこんな気持ちにさせられてるとか。テメェだけ、良い顔してンなよ」 「今にテメェの喉元、噛み千切ってやる」 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【口調】 一人称:身共(基本)、俺(素) 二人称:親父殿(対組長)、～の兄貴(対組)、～の姉貴(対組)、呼び捨て(対一般) 三人称:貴方(対組の目上)、お前(対一般・組の者)、テメェ(対HO2) ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【嗜好】 好きなもの：組の皆、親父殿、(HO2) 嫌いなもの：組に仇なす全て、面倒事、(HO2) ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【ピアス】 眉尻(4個)、目の下(2個)、口元(2個)、耳(14個)、鎖骨(2個)、ヘソ(2個)、舌(スプタン)(4個)、口内(2個) ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【チャパレ用】 CCB<=　【】 CCB<=　【SANC】 CCB<=60　【幸運】 CCB<=70　【アイデア】 CCB<=95　【知識】 CCB<=80　【回避】 CCB<=85　【キック】 CCB<=60　【組み付き】 CCB<=50　【頭突き】 CCB<=80　【中型ナイフ】 CCB<=70　【隠す】 CCB<=80　【聞き耳】 CCB<=56　【図書館】 CCB<=85　【目星】 CCB<=70　【言いくるめ】 CCB<=60　【値切り】 CCB<=95　【母国語(日本語)】 CCB<=80　【芸術(ピアス開け)】 CCB<=23　【芸術(ディープキス)】 CCB<=80　【心理学】 1d6+1d4　キックダメージ 1d4+2+1d4　ナイフダメージ ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【関係/呼び方/PL(NPC)】 HO2➠葛葉 喜来俐/テメェ、喜来俐/つかさ　【 https://charasheet.vampire-blood.net/4980589 】 NPC➠黒八鬼 柳平(くろやぎ りゅうへい)/親父殿 NPC➠黒八鬼 襲(くろやぎ しゅう)/襲の兄貴、襲 NPC➠宇鷺 翔汰(うさぎ しょうた)/宇鷺、お前、翔汰(行為時)(あれば) ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【不定】 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【誕生花】 《ライラック》「思い出」「友情」「謙虚」「誇り」 《ユッカ》「颯爽とした」「勇壮」 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【特徴表】 《格闘センスの持ち主》幼い時から道場で鍛えられてきた。素手の戦闘技能3つ(キック、組み付き、頭突き)の基本成功率は50％である。 《鋭い洞察力》優れた感覚の持ち主である為、《目星》に+30% ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【イメージ曲】 《アニマル》DECO*27 「牙を出し叫べ　ずっきゅんだ　あたしは噛み付いたら離さないにゃ」 「いやいや喰らい甲斐なくてつまんない　せめてちょっと拒んでほしかったな」 「(少しだけ欲張れるなら　あたしは幸せになりたいです)」 《失楽ペトリ》ナナホシ管弦楽団 「とっくのとうにバレている　戻ってあげなくちゃ　笑ったフリをして」 「据え膳貪って皿までさ　そいつで制せば聖戦さ　あんたの故郷じゃなんて呼ぶ？　聞かせてよ」 「シーツを汚さずにゲームを　ふしだらにスーツを　袖に香りを　報いを　目には目を」 「後悔や未練ほど饒舌か？　愛想もないほうが幸いか？　善悪に臆病なのね」 《パメラ》須田景凪 / バルーン 「眩暈がする　その仕草も言葉選びすら理解出来ず　瞬きのような毎日が無常にも過ぎていく」 「だんだん独りが染み付いて　寂しさの感度も忘れていく」 「覚えのある愛の言葉　偽物な貴方によく似合う」 《宴》john 「Fuck(最悪)だ糞野郎が　つまらねぇ虚言を吐き出して　sick(病気)な細胞が　苦々しい仮面で繕った」 「"噂話が一人歩きしてしまいました"　求められたモノは無言の愛」 「愛してもらいましょ　やがて　何もかも許せる日まで　大嫌いと言いましょ　笑え　灰になる怒りをどうぞ」 《ウルフィズム》ふぁるすてぃ 「嗚呼　どうやったって　bite　bite　bite　愛情は食欲に喰われちゃって　アナタの顔が思い出せない　厭厭　僕はMonster！」 「満月のあの夜にさ　白い悪魔に魅せられて　嗚呼　怪物に成り果ててさ　「もうあとには引けないでしょう？」」 「何年贖罪を重ね飲干せば　この渇きは治まっていくのだろう？　記憶の片隅には微笑うアナタのその笑顔」 「「化け物の成れの果てには　蠱毒な愛がお似合いなのでしょう？」」 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【使用モチーフ】 オリジナル(イメージ元:ツイステッドワンダーランドよりレオナ・キングスカラー) ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【カラーコード】 #3F9877　ジェードグリーン ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ END3 後遺症 【END3 仇討ちの傷】 貴方たちは二人で薬を飲んだ。薬の正体は依然分からなかったが、胸の奥底で相手と離れがたい気持ちになる。 不本意か、どうか、それは人それぞれだろう。 貴方たちはそれぞれが3シナリオごとに、一度も顔を合せなかった場合に互いの存在を認識できないことに、様々な感情抱くことになる。 不安や焦りイラつき、自由に決めてもらって構わない。その場合に、SAN値を1削る。 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【参加シナリオ】 2023/11/12　「ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち」　HO1　(敬称略)　KP:キムチゲ　PL:私、つかさ ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ ────────────────────────以下、秘匿情報記載故現未閲覧厳禁─────────────────────────── ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【公開HO】 HO1 極道者 貴方はヤクザ組織の若頭である。 故に体術に長けている。 今日も今日とて HO2 をねじ伏せたい。 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 【秘匿HO】 「貴方に巣食うは、独占欲。 愛情なんて生ぬるいものはいい。お前を自分のものにしたい、と」 貴方は、HO2を気に入っている。いや。気に入らないが、気に入っている。 誰よりも自分のものにしたいと思い立ったのは、自由にしてもらって構わないが、少なくとも独占欲を抱いている。 恋愛感情を抱いているかどうかは自由とするが、少なくとも自覚はできていない。 面倒ごとに巻き込まれる度に、自分を見て噛み付いてくる様が面白くて仕方がない。 だが、一方その頃で言葉や態度で言い負かしてきては余裕綽々な態度を見るとたまらなくぐちゃぐちゃにしたくなる。 HO2が異性と歩いているのを見つけたのだ。別になんてことないのにそれとなく後をつけた。 路地裏に入るところを追えば、二人はキスをしていた。そして、不意にHO2と目があった。目を細めてほくそ笑むように貴方を見つめていた。 確かに奴は貴方を見たのだ。 腹の奥で煮えくり返るこの感情はなんだろうか。 そんなことがあり、忘れようにもあの光景を忘れられずにいる。 さて、恐らくこれも何かの縁だろう。貴方の所属する組の組長から 「先日から、うちのシマでとある薬の取引をする輩が増えている、これ以上荒らされるのを黙って見とる訳にもいかん、こいつが薬の使用者らしい」 といって出された写真に居たのが、HO2とキスをしていた人間だ。 貴方の目的は、組長の命令を全うすること。 そしてHO2に対して、自由に目標を設定する。(落とす、寝取る、奪う、等々自由にしてもらって構わない) ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 《探索者作成ルール》 貴方は体術に長けている。 STR、CON、DEXを2d6+6で決定し、そのうちひとつを18にする。 その代わり、INTが2d6+3固定となる。 近接攻撃(こぶしやキック等)技能どれかひとつに+25 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 《NPC紹介》 黒八鬼 柳平/くろやぎ りゅうへい (55) 関東最大のヤクザ組織、星侠会(せいきょうかい)の三次団体である黒八鬼組の組長。 朗らかな性格で、任侠道を重んじた方針を中心に活動をしている組である。 貴方は組のナンバー2でもある若頭であり、組長に頼りにされている。 宇鷺 翔汰/うさぎ しょうた(32) 別の組、白狗組に所属をしている極道。軽薄な態度で、人を煽る姿がよく見られる。 探索者に対してかなり友好的で、情報提供をしてくれている。手が早く、夜の相手を取っかえ引っ変えしている。 体術にもたけており、逃げ足が異常に速い。 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆ 《事前情報》 巷で取引されている薬の名前は未だに不明。巷で付けられた仮の名称は「メデューサ」。 名付けられた所以は、薬の作用に関係している。人の魅力を最大限に引き上げるもので、どんな人間も惹き付けてしまうものらしい。 魅了されて周囲を巻き込むことから、別名感染型ドラッグとも呼ばれている。 死亡したケースはないが、中高生の間で話題になっている為、若い人間が手を出す危険があるため、その前に止めなければ。 また、警察に目を付けられるのも厄介だと組の中でも話が出ており、早急な解決が求められる。 セッションが始まるまで、HO2に会うまでキスのことや薬の使用者について聞いてはいない。 ◆────────────────────────────────────────────────────────────────────◆

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