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根古谷 夏子　(ねこや　なつこ) 33歳　女性 あっけらかん、さっぱりとした性格の女性。面倒見が良い。 英語小説の翻訳家だったがそこまで収入がなく、現在は小説問わずさまざまなジャンルの翻訳で食い繋いでいる。大方リモートワークの自営業に等しく、自由気まま。 ネーミングセンスはそんなによくない。 【夏に至る病】 　昔からこの村で生まれ育った。謎の現象をちらほら経験するが特に疑問を抱かず暮らしていく。大学は一旦地元を離れ進学しそのまま就職したが、両親の死により帰郷。葬儀だけあげて帰る予定だった。しかしそこで実家にあった2階の檻を発見。異常に気が付いた時には遅く村人に囲まれ、来年に自身が贄になるか外部の人間を呼ぶか選択を迫られる。 　その翌年、彼女は大学の後輩を呼んだ。 　いい故郷だと思っていた。風習は好きではない。死にたくない故の利己精神がある。さっぱりした性格は根明なのもあるが愛着を持たないようにするため。知り合いと見知らぬ人間の誘拐を数回行ったことがある。 「私」「きみ、夏一くん」 【あしの下でねむる】 　広場で祭りに参加しており村が燃えたが、手形のおかげで奇跡的に助かった。病院に入院したあとはまた違う町へ引っ越した。そこでシャッガイに目をつけられ寄生される。 　6/17にパトロール中の夏一を発見、犯行がバレると思い夜警中に殺害。他の人間と同じく山に埋める。 　6/18に埋めた穴の上で目覚めた夏一を見つける。どうして生き返ったのか、記憶を無くした彼の様子を見ようと家に連れ帰る。 「生きてたんだ？　元気にしてた？」 「証拠ごと、全部燃えたと思ったんだけどなぁ……」 　正直全部燃えて何事もなく暮らせると思っていたのにまた殺人を起こすことになり疲弊はしている。 　もしかしたら今度こそ終われると思った、かもしれない。

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