タグ： ヴェルネの天使は死を歌う

ペリドット：幸せ、和合、平和 #8BC34A 基本的には寡黙。話す気になれば話す。表情は硬い。 家はとても貧乏でお金に困っていた。 両親と、妹1、弟1人の5人家族の兄である。家族関係は良く、みんなで協力しながら生活していた。貧困生活はとても辛かったが、家族と一緒に過ごせるのであれば幸せであった。 2年程前にサンタ・アンジェリ少年聖歌隊からの招待状が届いた。子供たちは何のことかよくわからなかった。 両親は慌てて、一か八かのかけだろうか。聖母信仰をしている教会に僕たちを連れて行ってこのことを話した。すると、教会の人たちは態度を急転させ、住まわせてもらったり、最低限の生活を我々家族に与えてくれた。 初めはこんな裕福な生活ができるだなんて、幸せだな。教会の人たちもいい人たちだなと思っていたが、だんだん過ごすたびに気味が悪く感じるようになってしまった。サンタ・アンジェリ少年聖歌隊、魂救済の日、天使になるということについてなど、この2年間で耳が痛くなるほど聞かされたが、興味を示さなかった。 両親はすっかり聖母信仰をするようになった。弟、妹はまだ理解しきれてない様子。この2年間で、最低限の知識と振る舞いを身に付けはしたが、聖歌隊に行くことも不安であるし、妹と弟を置いていくことにも若干の抵抗があった。だが、大人たちがいる限り逃げれはしない。前の生活の方が、前の両親の方が、大好きだったし幸せだった。はたから見ると今の生活の方が圧倒的に幸せだろうけど、それでも自分は前の方が、と思いつつしぶしぶサンタ・アンジェリ少年聖歌隊に入ることにした。 天使になることについては何とも思っていない。そもそも興味がない。強いていうなら、オカルト的な何かだと思っている。言われたから、両親が喜んでいたからここに来ただけ。天使になれてもなれなくてもどちらでもいいし、そもそも天使なんて存在しなくとも、それでもいい。 天使になったら弟も妹も喜んでくれるのだろうか。喜んでくれたらいいな。 でも、一番は家族みんなで幸せに暮らしたかった。それだけ。 歌唱→兄弟の寝かしつけ＋2年間の練習＋才能 料理→母が忙しい時に手伝ってはいたが、危ないとあまりやらせてくれなかった。 オカルト→2年間勉強してきてシンプルに興味持った。だから、天使もオカルト的な何かと思っている。 応急手当→兄弟のちょっとした怪我は手当してきた。 プリンは美味しかった。ガトーショコラってやつは思っていたよりおいしかった。 ◆呪文/天使の子守唄 これを聞いた者は皆天使に導かれるまま深い眠りへと誘われてしまう。この呪文をかけるためには8MPと1d8正気度ポイントのコストと3ラウンドの時間がかかる。対象にその歌声が聞こえる限りどんな対象にでもかけることができる。

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