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来年度から高校に入学予定の現役中学生。 ――――――――― 『星からの暗黒』と呼ばれる外なる神の潜在的信者である両親から生まれた宗教２世。 とくに熱心な信者である母親からの影響は強く、自罰的な自傷行為をたびたび強要されてきたが、外なる神への信仰よりも娘への愛情を優先する父親の助力もあり、致命的な家庭崩壊はなんとか回避してきた。 その後、とある事件で天児探偵事務所を経営する探偵と出会う。 自暴自棄になりかけていた自身を救い出してくれた経緯もあって、毎日のように探偵事務所に入り浸っている。（合鍵ももらった） 居心地がいい（と同時に実家の居心地が悪い）のでたびたび帰りが遅くなり、母親からの評判はすこぶる悪いが、父親が間にフォローに入ってくれているおかげでバランスを保っている。 実は家の門限は特に設定しておらず、遅くなる場合は事前に必ず時間と行き先を報告するルールになっている。 以前はほぼ許可が出ず、実質的に外出禁止状態だったが、今は「大人（=天児 優樹）の付き添い」があればある程度許してもらえるようになった。 高校（普通科）の偏差値は５２！入試直前のラストスパートで頑張ったんだよー。 ――――――――― 《父親（４３歳）》 近くの工場で働いている機械整備士。 温厚で保守的な性格ながら、仕事に対しては真面目でこつこつ成果を出すタイプ。 『出張などで家に帰れない日が増える』という理由で、家族にも内緒で昇進のチャンスを何度かフイにしている。後述の妻からは『あなたの給料が安いから』とたびたび文句を言われるが、一切聞き入れないようにしている。 《母親（４１歳）》 近くのスーパーで働いているパートタイマー。 『星からの暗黒』の熱心な信者だが、信仰を同じくして結婚した夫の信仰心は娘への愛情に流れており、昔と比べて周囲に信仰を強要することは少なくなった。 専業主婦になりたいと常日頃から思っているが、夫の給料が安いなどの理由で実現できていない。

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