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乳児期に駅のコインロッカーに捨てられていた所を取引中だったヤクザの櫻庭組で保護され、育てられた女の子。 両親を探している。両親は産まれたはいいが育てられなくなった自分を捨てたと思っている。 小さな恋愛の末に自分が捨てられたのなら、自分は物凄く大きな恋愛をして幸せになろうと思っている。 捨てられた時にあった母親と思しき人物が書いたメモと猫のぬいぐるみを大切にしている。 「小恋」という名前はメモに書いてあった。名前とぬいぐるみが両親の唯一の贈り物であり、手掛かりだと思っている。 ぬいぐるみはもうボロボロだが、壊れたら自分で何とか縫っているので継ぎはぎだらけである。 ヤクザであっても、育ててくれた櫻庭組の人達を本当の家族の様に思い、大切にしている。 組長に甘やかされて育った事もあり、自分の事を名前で呼んだりするなど年齢よりも子供っぽい言動がある。 寂しがり屋な一面があり、一人になると捨てられたのではないかと考える時がある。 2年前、他の組との乱闘騒ぎの折に仲間を庇い、刀で背中を切られた経験がある。今も大きな傷は癒える事はなく残っている。 例え自分が傷ついても誰かを守る事をいとわない考えを持っている。目の前で誰かが死ぬのを嫌う。 この一件から自分が組にとって足手まといなのではないかと考え始め、訓練をし出す。 役に立つために必死に訓練したその結果、オーヴァードとして能力が覚醒した。 オーヴァードとして覚醒した直後は半暴走状態となり、能力が制御できずに屋敷内で隔離・軟禁されていた。 その時に自分自身を化け物だと罵られ、一人にされる事を怖がるようになる。また組長に深い怪我を負わせてしまった。 組長はその事を気にしておらず、「これでお相子だ」と許してくれた。 その後、組の争い事に介入したり、呼ばれたらお仕事を少し手伝っていた。 よく血液や体液から個人を特定したり、生体侵入による敵地への囮潜入をしていた。 櫻庭組は風俗店の用心棒をしてみかじめ料を貰っていたり、警察が関与しないトラブル解消などを稼ぎとしている。 堅気の人間には手を出さずにを信条としている。小恋がオーヴァードである事も一部の人間を除いて隠している。 小恋には普通の生活を送らせたいと思っている人達もいれば、もっと組の仕事をさせるべきだという人達もいる。 戦闘スタイルは腕の形状が人間とは思えないほどグロテスクになり、髪の毛は触手の様に伸びる。 その異様な光景を目撃したヤクザ同業者からは、「櫻庭組は化け物を飼っている」と言われている。 実はその事を本人も気にしていたりするので、気味悪がられない様に普段は能力を隠している。 将来は結婚するために花嫁修業を早くもしている。最近、手作りお弁当を作れるようになった。 可愛いもの、猫、チョコレート、牛乳、ピンク色が好き。些細な事でとても喜んだり感動したりする。 神城早月は先輩。

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