タグ： Ma探索者 魔法使いとサギーコード

魔法使いとサギーコード HO2:友達の幽霊 カラーコード：00ac9a 一人称「あたし」 「勉強なんて何が楽しいの？あたしには全然わかんなーい」 「はぁ……なんであんないじわる言っちゃったんだろう。ケンカしたかったわけじゃないのになぁ……」 「あははっ、やった大成功〜！ねぇリース、今の顔見た？アイツ、最っ高に間抜けな顔してたわよ。ざまあみろ！」 「今のあたしがやったんだよ、ねぇねぇ、ねえってばー！…もう！なんで誰も気づいてくれないの？だぁれもあたしのことを見てくれない……つまんないな」 「リースってば、鈍くさくて見ていられないんだもん。…ま、退屈はしないし？また気が向いたら助けてあげる」 過去の記憶が無い幽霊の少女。 愛称はミント。苗字は忘れた。 悪戯好きで少し捻くれた性格。人の驚いた顔を見るのが好き。勉強は嫌い。 思ったことをすぐ口にしてしまう悪い癖があり、無意識に意地悪や皮肉を言って後悔することがよくある。 リースは自分のことを認識してくれており、尚且つ悪戯を仕掛けたときにちゃんとリアクションしてくれるので好き。頑張り屋なところにも好感を持っている。 何かしら力になりたいと考えているが、笑わせたいと考えドッキリを仕掛けたら怒られてしまったり、根を詰めすぎていると感じ休ませるために口にした言葉が彼の地雷を踏み抜いてしまったりして、喧嘩になってしまうことが多い。その度に落ち込んでいる。 喧嘩しては仲直りしてを繰り返しているが、リースはなんだかんだ大切な友達で、自分が守らなければならないと思っている。彼を馬鹿にしたやつには、ポルターガイストで悪戯して仕返しする。 捻くれ者だけど寂しがり屋。リース以外からの誰からも認識されないのは寂しい。死んでしまった理由や、誰にも気づいてもらえない訳を知りたいと思っている。 また、驚いた顔を見るのは好きだが、人が悲しむ顔や傷ついた姿を見るのはあまり好きじゃない。リースには笑顔でいてほしい。 《通過シナリオ》 ・魔法使いとサギーコード (HO2) 父親は顔も覚えていない幼い頃に亡くなっており、母親も数年前に病気で他界している。 母の再婚相手である義父と2人暮らしをしていた。 義父とは仲が悪く、母がまだ生きていた頃から見えないところで嫌がらせをされていた。 母が亡くなると嫌がらせはより一層酷くなり、暴言や、殴る、蹴るなどの暴行を加えられるようになった。 ミントもやられっぱなしでいる訳にはいかないと、数々の悪戯を仕掛け継父に仕返しをしていた様子。 しかし、いくらやり返したとしても大人には敵わない。継父のいる家に帰りたくないと、外で時間を潰すことが増えた。同じように夜遅くまでふらついている「悪い子」とつるむことも増えた。 そんなこんなで、家には帰らない、学校はサボり気味、街中で悪さをする不良少女に成長したのである。 母はとても優しい人だった。おおらかで、逞しく、美しい人だった。 ミントは母が大好きだった。 いつか母のような人になりたいと、自分もそうなるんだと、思っていた。 今のままで本当にいいの？自分は何をしているんだろう？こんな、こんなはずじゃ…… 友達と夜の街を歩きながら、心の奥底でいつも葛藤していた。 今のミントは何も覚えていない。 大嫌いだった義父も。大好きだった母も。 つるんでいた友達も、感じていた後ろめたさも全て。 今の彼女にあるのは、彼女を認識し友達でいてくれるリースの存在だけである。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ