タグ： ぐみ あかとき #fff462

HO弍 蘇芳色の希望 貴方は王国の王子/姫である。貴方の運命は生まれた時に決定している。 HO肆と血の繋がらない兄弟であり、貴方は春を知ることが出来ない。 貴方はこの世界の救世主であるレクスに選ばれた。歴代の王達が繋いできた宿命は貴方に託された。 貴方は、王家のみが使える召喚魔法を知っている。加えて、世界の創造主であるエトラと対話をする方法も家に代々伝わる呪文により知っている。貴方は選ばれし者だ。 だからこそ、貴方は春を知ることが出来ない。 預言者が告げた。 「まもなく、暗き暗黒の時代がやってくるだろう。破滅の後に、再生が訪れる。エトラの意志の元、世界は楽園たる春へと導かれるのだ。時は満ちた。神器を携えてエデンの塔にて、誓約を果たせ。さすればエトラはお前の身を依代に春を与えん」 貴方は、世界の為に死ぬ運命にある。 それに、どのような思いを抱いていてもいい。だが、死にたい訳では無いことは確かだ。 貴方はHO肆と血の繋がらない兄弟である。血など繋がらずとも、貴方はHO肆を家族同然だと思っている。それは勿論現国王も同じだ。貴方の父は二人を愛している。だからこそ、父は貴方に予言が降りた際、確かに顔に苦悶を滲ませた。 貴方は、大切なものを守りたい。 それが例え、自分の身を滅ぼすことになっても。 だが、それでも夢を抱いた。貴方には春が訪れた世界でやりたいことがある。自由にしてもらって構わない。なぜなら、願うだけならば自由なのだから。 貴方は時折夢を見る。 炎の中で、仲間たちが倒れ伏している。黒に染った空に赤い月が翳る。ボロボロの貴方の身体 を抱き上げて誰かが告げる。 「君を運命に殺させはしない」 泣きながらそう言った声に、酷く懐かしさを覚えた。 HO弐が使える特殊な魔法 【特殊召喚魔法 ウルティムス】 代々王家に伝わる剣聖ウルティムスとの誓約を交わしている貴方は彼の加護を受けることが出来る。この魔法を使えば、ウルティムスの力を受けて力を倍増させることが可能だ。 武器ダメージに1d6+3することが可能だ。 但し魔法に付加されるものは無い、あくまで武器ダメージだ。 消費MPは5。詠唱に1R必要。 【不完全な呪文 エトラとの対話】 これには神器が必要であり、発動にはエデンの塔にいることが条件となる。MP消費は6。 伝承に伝わるものでしかない為、不完全なものしかあなたは覚えていない。 【HO2 NPC情報】 貴方には大切な父親がいる。母はすでに他界している。カストルは、一人で貴方とHO4を厳しくも優しく育て上げた。だが、レクスに選ばれた貴方に対して、誰よりも嘆き悲しみ、誰よりも冷徹に貴方に「王の使命」を伝えた。 共に背負うと言う愛を持って、国王ではなく一人の父として。自分の命を呪いながらも、父の存在は大きかった筈だ。 【ステータス補正】 貴方は王家の人間としてきっちり教育されている。EDUは2d6+9で算出。 貴方は、夢を見る。 到底貴方とは随分かけ離れたような世界。そこには戦争もなくて、兵器もなくて、魔法もなくて、竜もいない。何も無い。貴方は、所謂普通の人間だと言うのだ。 不便にも見えるのに。 大変そうだと言うのに。 だからなのか、何も無い、本当に何も無い平和な世界がある。 だが、不思議なことに貴方の仲間や家族もいる。皆が皆、生きている世界だった。 あぁ、そうだ。自分が何よりも焦がれていた未来はこんな世界だ。春というものは、幸せを運んでくるなんて言う説もあるが、これもまた焦がれた春の形だろう。 幸せな、幸せな、幸せな、 愛した世界。 貴方は王たる存在だ。 こんな戦争が蔓延る世界から、民を、世界を導かなくてはならない。 誓約を、果たさなくては ならないのだろう。 ふと、暗闇の先に白髪の男性が貴方に笑いかけているのが見えた。 「胸を張って、生きなさい」 貴方は彼を知っている。 どうして、今知ったのだろう。 忘れてしまったのに。貴方には分かる。 目の前にいるのは父だ。父、カストルだ。隣を見れば優しそうに笑う薄い灰色の髪の女性がいる。彼女は貴方の母である、フレアだ。 「貴方だけ生きてほしいなんて、傲慢ね」 「王家の人間としてとはいえ、辛い使命を託してしまった」 「だからこそ、最期まで貴方らしく生きて欲しい」 「愛しているわ、私の大切な、大切なHO2」 貴方は初めて、死者の記憶を思い出した。 前に進む為に奪われていたそれは、あまりにも温かかった。 大切な人の記憶を思い出したことによる SANc1d3/1d6+2 【生還報酬】 生還 1d15 砂時計を破壊した 1d10 最後に生き残ったNPCの数×1３d3 クトゥルフ神話技能 30% 生還の場合、現代探索者として作り直すことになります。 職業や年齢、あらゆるものを自由に決めて構いません。貴方たちは魔法使いではなくただの人 間です。 ですが、前世の名残りとして一つだけ魔法の技能や武器、 操縦などを報酬として持ち帰ることが出来ます。 NPCは世界のどこかで生存しています。 HO2の両親もPLが他の家族を望まない限りは、カストルとフレアです。HO4については、同じ家に住んでいても構いませんし、全く異なる家族でもいいです。 基本的に現代探索者として作り直した際の設定は皆さんに委ねます。 こちらの探索者を継続に出す際は、あかときのネタバレにも繋がりますので、名前を少し変えて作ったりするなどしてもらえると助かります。 あかとき継続だ、と言わなければ他シナリオでも生還報告をしても構いません。 【弓】 技能〈弓〉 風の魔法を得意とする 1d8+2 炎の魔法 …技能成功で1d10のダメージ算出を行う。しかし、雪の降っている地域に限り、ダメージ算出は 1d6となる。 風の魔法…技能成功で1d3のダメージ算出を行う。かつ、相手が回避や戦闘技能を振る際にDEX×5に 成功しなければ行動ができない。 【イントロダクション】 龍歴 2000 年、はるか昔に現れた創造主は三つの国を築きあげた。 一つは朱、夏に統べるは燃ゆる戦火の導(しるべ)。 一つは碧、秋を総べるは泡沫を識る祝詞。 一つは黒、冬へ綜べるは幽暗に嗤う腕(かいな)。 貴方たちはアタナシア、朱の国の救世主たる軍人である。 世界の名はアンゲルス。 誰も知らぬ、春を待つ世界。 【世界観】 久遠の昔に、創造主は世界に 3 つの国を作り上げた。3 カ国はそれぞれの力を司り、長年停戦 平和協定を結んできた。太古の書物によれば、世界は来るべき時に運命に委ねられ、誰も知らぬ楽園である春へと導かれるという。世界の名はアンゲルス、天使の降り立つ春を待つ世界。 そして、現代。 龍歴 2000 年、その平和協定は黒の進撃により、終わりを迎えた。 【アタナシア】 別名、夏の国または朱(あか)。 国そのものが魔法を司っている。魔法を扱えるのは朱のみ。 魔力は二十歳前後をピークに衰えるのが当たり前の世界なので、この国の戦力の多くが若者 によって構成されている。また、特殊魔法として朱の民は莫大な魔力を使えば召喚獣を呼び出 すことができる。 【春】 太古の書物に記された、人類が目指すべき世界。 運命に寄ってもたらされる楽園を、神が与えんとすると伝えられている。書物に寄れば、薄桃 の花片は空に舞って、色とりどりの花々が咲き誇り、安らかな眠りを誘う様な優しい温かな風 が吹き抜ける、幸せな世界だという。 衣装について 国によってそれぞれイメージカラーがあり、貴方たち探索者のいる夏の国は赤だ。 赤色のマント、リボン、スカーフ、ローブ、といった何かを身につけておくこと。 また、他国も似たようなものであるが、 青や黒いものを着ては行けない訳では無いので安心して欲しい。 【弓】 技能〈弓〉 風の魔法を得意とする 1d8+2 風の魔法…技能成功で1d3のダメージ算出を行う。かつ、相手が回避や戦闘技能を振る際にDEX×5に 成功しなければ行動ができない HO弐が使える特殊な魔法 【特殊召喚魔法 ウルティムス】 代々王家に伝わる剣聖ウルティムスとの誓約を交わしている貴方は彼の加護を受けることが出来る。この魔法を使えば、ウルティムスの力を受けて力を倍増させることが可能だ。 武器ダメージに1d6+3することが可能だ。 但し魔法に付加されるものは無い、あくまで武器ダメージだ。 消費MPは5。詠唱に1R必要。 【不完全な呪文 エトラとの対話】 これには神器が必要であり、発動にはエデンの塔にいることが条件となる。MP消費は6。 伝承に伝わるものでしかない為、不完全なものしかあなたは覚えていない。 朱鬨の声に 2024.02.01/04/05/07 「朱鬨の声に」第一章 残夏の白日 2024.02.11/12/14/15　「朱鬨の声に」第二章 黄昏の秋園 2024.02.15/18/21/22 「朱鬨の声に」第三章 最果ての冬眠 ステータス補正】 貴方は王家の人間としてきっちり教育されている。EDUは2d6+9で算出。

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