タグ： 誰がロックを殺すのか

HO4の幼なじみ。 家が隣で、同じ歳だったこともあり生まれた時からずっと比べられ続けている。 常に天才が隣にいるせいで、本質的に卑屈。 その分自尊心が高いため、弱い一面を完璧に隠そうとしている。 音楽に興味を持ったのはHO4より先。ある人に憧れてギターを習い始める。 そんなHO2を見て自分も一緒に遊ぶ！と歌い始めたHO4は音楽の天才、いや化け物だった。 その後、音楽の才能を完全に発揮したHO4は私もやる！とギターを弾き始め、ずば抜けたセンスを前にかなわないと悟ったHO2。 ならばと次に習い始めたピアノも、あっという間に上達したHO2に追い抜かされる。それでも闘争心を燃やしピアノは頑張って続けたが、結局技量がHO4に勝ることは無かった。 中学生の頃、もう音楽を辞めてしまおうかと考えたが、自分を誰よりも認め心から尊敬してくれているHO4の真っ直ぐな言葉に救われ、それ以来HO4と一緒に音楽活動をするようになった。 劣等感を抱かせる存在であるHO4に嫉妬し、憎みたい気持ちもあるが、一方で自分の才能を誰より認め尊重してくれるのもHO4である。自分の音楽人生を形成し、救ってくれたHO4に感謝も尊敬もしているが、好意的とも言えない複雑な感情を抱いたままずっと一緒に音楽をしている。 高校時代から2人で活動するようになり、作詞作曲を本格的に始めたのはその頃から。 HO4がギターボーカル、HO2が作詞作曲兼キーボード(YOASOBI的な) ちなみにピアノを始めてすぐ絶対音感を手に入れたため、その頃から軽く曲を作る試みなどはしていた。 作詞作曲についてはHO4より才能があることに気付き、大学入学以降より傾倒する。 HO4とは小中高までずっと一緒だったが、違う大学へ進学したため初めて離れることに。 入学前から気になっていた作曲研究のサークルに入り、学部でも日本語学や音韻学、心理学を修めることでより一層作詞作曲への道を極めることとなる。 (以下秘匿内容) インターネットで個人的な作曲活動を始めたのもその頃からだった。 名前は「喰雲」 (くらうん、くらくもどちらの読みでも可) 光を遮る雲を喰らうという意味、同時に強すぎる光を遮る癒しの冠り物のような存在でありたいという意味、HO2の影のまま終わるのではなく自分こそがいつか頂きに立って王冠(crown)を手にしたいという意味が込められている。 VOCALOIDを使用した楽曲の数々は、投稿後あっという間に若者を中心とした支持を得た。伸びる再生回数、称賛のコメントに有頂天になり、溢れ出るままに次々と曲を投稿していく。その一方で、自分の才能を1番に認めてくれ、昔から共に音楽活動してくれているHO4への裏切り行為なのではという罪悪感もあり、どうしてもHO4に喰雲の存在を言えずにいる。誰より近しいHO4に言えていないために、家族やバンドメンバーにも隠すことになってしまった。 VOCALOIDの調声の素晴らしさが特長のボカロPで、喰雲名義の曲としては人間の声を曲に採用しない。一方で、最近では作詞作曲を他アーティストに依頼されることも多く、個々の歌声の魅力を最大限に引き出す楽曲であると軒並み好評を得ている。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ