タグ： まいる家

窪＝穴　塚＝穴を封じる蓋　噤＝封じる。閉ざす。 呪詛「よもつのうけい」を封じるために繋がれた術師の一族の裔。 不定の狂気：健忘症（3カ月） 【特徴】 好意を寄せられている(好意度66)：シナリオ中の誰かから好意を寄せられているらしい 愛書家：図書館に+20％ 【通過シナリオ】 シュガー＆バンビマンとツキノワ奇譚：HO4-A 無貌なる虚に伏す VS18 思想強め、人生辛め、願望〆：HOオカルトマニア 【呪詛特徴】 No.1-2 術式化 貴方の呪詛は、魔術的な調整が施されている。 MPを1点消費するたび、呪詛技能による判定結果を-10することができる。 No.4-3 龍脈 貴方の呪詛は、自然界から力を吸い上げる。 〈地質学〉〈天文学〉の判定に成功すると、誰かのHPまたはMPを+2D6点回復させる。 この能力はいつでも使用できるが、1シナリオに3回までしか使用できない。 【呪詛】 忌み名：隠宮（なばりのみや） 　由来：古くから様々な地方で囁かれてきた「存在しない筈の場所に生まれる廃村」の噂があった。 　　　　現代ではインターネットで実しやかにささやかれていたその噂は、ある日とある町があらゆる人間の認識から外れたことにより憑きの輪に観測された。 　　　　呪詛憑き以外は、誰一人としてその町があったことも覚えておらず、その痕跡すら確認しない。 　　　　先行して調査に向かった一人も戻らず、止むを得ず部隊を組んでその町に向かったところ、途中の道で在るはずのない林に入り、 　　　　存在するはずの無い注連縄を乗り越え、深い霧を抜けていかなければならなかった。 　　　　町にいる筈の住民は誰一人として見かけられなかった。 　　　　家のどれも鍵がかかっておらず、中には食事の用意をしたまま立ち消えてしまったような状態であった。 　　　　部隊の人間も時折何かに呼ばれているという感覚を得る中、その呼び声に向かって進んだ先にあったのは、どこにでもある様な平凡な民家だった。 　　　　そこに窪塚 噤はただ一人でいた。 　　　　家の中に不自然に生まれた小さな部屋の中で佇んでいた。 　　　　その漆喰塗りの壁に囲まれ、中央に杭と紙垂付の縄で囲まれた穴のある小さな部屋は、酷く濃密な気配を漂わせていた。 　　　　噤は告げた。 　　　　「みなこのあなにおちました」「くさびはつぐみとなりました」 　　　　……噤を町から連れ出したことにより、その町は住民が皆都会へ出て行ってしまった限界集落となった町として再び世間から認識されることになった。 　権能：人を惹き付け、死に誘い込み、忘れ去らせる汚染の呪い。 　　　　誓約がそのまま呪詛となったものであるため、厳密に法則に縛られているものの、発動すれば意志など関係はない。 　　　　生きている限り命は死ぬ。辿り着く先に導かれないものはいる筈もない。 関係性：本体は民家のどこかに現れる「よもつのうけい」と呼ばれる穴を封じた部屋の形を成した「誓約」。 　　　　命を1000奪う代わりに命を匿う1500の建物が生まれるという誓いが、黄泉に通じる穴とそれを囲む誰もいない町として顕現していた。 　　　　古の呪詛を封じるために血を継いできた窪塚家が、町一つを引き換えに噤の躰に呪詛を縛りつけた為、現在は噤がある意味で呪詛そのもの。 　　　　故にただそこにいるだけで、人を惹き付け、狂わせる。そんなものに成り果てている。 　　　　「そう」なってからは、自分そのものでもある呪詛に狂わされない様に、半自動的に情動が概ね死んでいる。 　　　　何を見ても感じても、全ては凪のまま。 モチーフ：黄泉比良坂・犬鳴村・自己責任型怪談 ちなみに黒猫イメージのキャラデザなのは「横切られる」ことによって境が生まれて不幸になるという連想からです 【呪詛技能】 呪詛技能Ⅰ：＜いざない＞ タイミング：任意　対象：単体　コスト：1～5までの任意のMP　距離：条件参照　条件：対象が噤を視認する　技能：＜いざない＞ その呼び声に誘われる。命は死という重力に抗えない。 １ラウンドに１度のみ使用可能。判定に成功すると、対象は必ずコストで支払ったMP*5m分、即時噤に接近する。ただし、手番消費の強制は不可能。移動ターンが追加で発生するイメージ。もしその手番の通常移動で移動距離が足りない場合、次手番でも移動が強制される。 （通常時） 呪詛憑きでない対人に対しては自動的に発動。SAN-1。 対象が自分に対して好意的になる。 呪詛技能Ⅱ：＜よもつのうけい＞ タイミング：自身の手番　対象：３人まで　コスト：一人につき1d6のSAN、1d3のMP減少　距離：25m　技能：＜地質学＞ 指定したコスト分を支払った後に技能の判定。判定が成功すると、対象に[黄泉誓約]状態が付与される。 [黄泉誓約] この状態の間、ターン最初にHPまたはSANが-1。(どちらが減るかは任意選択)　ただし、この状態の間自身の行う攻撃/回復の効果に+3の固定値が付与される。 また、一回の判定の出目を一度だけ、-30することが可能。この出目減少の効果を使用するとこの状態は解除される。 「境」は厳密に言えばパトリオットの認識だけで簡単に設定されているため、非常に暴発し易い。 鳥居、踏切、柵、あるいは道に伸びる影やただの立て看板というだけでも、そう認識してしまえば「そう」なってしまう。 訓練により今は「逆さ鳥居のシンボル」のみを境として認識するように自身で条件づけている。 しかし発狂した場合、この訓練は意味を成さない。発狂時、パトリオットが何を「境」と認識するかはダイスによりランダムで決定される(またはKPが決定する) なお、近付くのも「噤から近づく」のではなく、あくまで「対象が噤に近づく」必要がある。 [調停者] ◆条件１：噤が「境」と認識した地点を超えて噤に近づく 　⇒効果１：全ての判定の技能値に-10の補正、＜回避＞は半減。「境」より後への移動不可 ◆条件２：効果１を受けてる間に死亡する 　⇒効果２：死体が他の味方を逆さ鳥居の奥へと引きずり込もうと動き始める ◆条件３：効果２の対象が逆さ鳥居より先に出て噤から離れる 　⇒効果３：対象がそのまま「境」のポイントとして逆さ鳥居より優先される

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