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ベース：『聖職者』より 技能：【聞き耳】【経理】【心理学】【図書館】【歴史】【信用】+その他の技能【言いくるめ】 ｢坊主なのに髪ふさふさやって？ああいやこれ、ズラやズラ。外せばほら…つるんつるんやで。さわってみてもええよ？｣ ｢ということでおさわり代10万円な？うそうそ、冗談や♡｣ ｢大変でしたね。心中お察しします(標準語)｣ ｢死に対して？生きているものはいつか必ず死ぬ。悲しいことやけどそれは諸行無常で自然の摂理。だから恐れる必要は…え？個人的に？｣ ｢死は死やろ？それ以上でもそれ以下でもない。特に思うことはないわ。いつ死ぬのも構わへんし……ああでも、僕が死んだら泣く阿呆がおるからやっぱり長生きせんとな♡｣ 一人称：僕 二人称：君、〇〇クン、〇〇ちゃん 数百年の歴史を持つ、そこそこ有名な寺院の息子。 今現在は跡を継いでそこの住職として生活している。 飄々とした性格であり、よく弟をからかっては楽しんでいる。 幽霊やオカルト的事象についてはもしかしたらいてもおかしくないんじゃない？位の認識で、いたらいたで原因がはっきりしていて分かりやすいし、いなかったらいなかったでそれが人の心ってものだろうと納得して特に気にしていない。 人の些細な変化にはよく気付くタイプで、からかったら面白そうだと思えば口に出すし、自分が声をかける必要があると思えば声をかけるが、他人は他人という認識で殆どは特に突っ込まずにスルーする。 それが、相手が無意識に助けを求めているサインだとしても。 幼い頃から人の感情というものがよく分からなかった。 怒られたら悲しい、褒められたら嬉しい、お気に入りの玩具を取られたら怒る。 理解はできる、だがどうも心に響かない。 感情がないという訳ではない。だが、どうでもいいのだ。 自分を含め物事の事象を客観的にみる癖があった。 ……それは、肉親である母が死んだ時も同様だった。 ああ、ついに死んだのか。 母が死に最初に思った感情がそれだった。 余命も宣告され段々と弱っていってる姿を知っていたからこそ、いつ死んでもおかしくないと思っていたからだ。 次いで考えたのは、葬式の段取りと母が死んだことによる生活の変化。 思考してからはたと気付く。 (はは…僕、どこまで人の心がないんや。大事な母さんが死んでも涙の一滴も流れないなんて。) 母にすがり泣き崩れる弟と涙する父の後ろに立ち自問する。 愛されてなかった訳ではない。母親には大切にして貰ったし、死んで欲しかった訳でもない。長生きして欲しかったし、病が治ることなく死んでしまって残念だなとも思う。 それ以上でもそれ以下でもない。宗教も人が人を救うためだけ存在するもの。 それが例え、寺の運営が全てであり家族に無頓着、母の病を倒れるまで知らなかった父と、それに文句をいわず家庭のことを全てひとりで抱え込み、息子達に無我の愛情を注いでいた母。 そして、それらを知らず家族を心から愛している無垢な弟。 全て知っていても尚、父に対して怒りも何も湧いてこなかった。 全て本人たちがやりたくてやっていたこと。自分がとやかくいうつもりはない。 だがひとつ、弟にはそれらを知って欲しくないと思った。 その事で弟が心を痛める所は見たくない。 必死に母が治るように祈り病室にも通い、優しい心を持つ無邪気で純粋な弟。 弟にはここを出て欲しいと思った。 寺院を継ぐべきではない、自分のやりたいことをやって好きなように生きて欲しい。 他人に関わらず自身も例外ではなく死に何の頓着もなかった。 そしてきっとおそらく、大切に想っている弟でさえ仮に死んでしまったとしても悲しく残念に思うだけなのだろう。 自分は幸せに生きるとかはどうでもいい。 だからこそ、弟には幸せになって欲しい。 自分にはない優しい心を持った、純粋でかわいい弟だからこそ。 人のことをよく見ているのは、自らの感情があまり動かないから。 人のことをみて、このような時は人はこんな反応をする、というのを知り学び、そして他人の感情に沿うようにそのように振舞う。 そうするだけで、上手く生きていくことができるから。 自分の感情がよく分からない分、他人の感情変化には敏感だった。 仲村 斎とは幼い頃からの友人。 ある時何となく友人の様子に違和感を感じたので、酒を飲ませて事情を吐かせたことがある。 事情を知り力になりたいと思ったものの、本人がいうつもりがない以上、助けを求められるまで自分に出る幕はないと傍観している。 また、白波瀬 飛鳥とは高校生時代の同級生である。 彼の家が営む純喫茶には好んで高校の頃から通っており、また彼の書く小説のファンでもある。 弟のSNSはたまにチェックしているが、最近幸せそうな様子で恋人ができたのでは？と勘ぐっている。是非とも相手を知りたい。と、思っていたらまさかの友人の斎と付き合っていた様子で、流石にひっくり返った。 【関係者】 甘含院 翔蓮(https://charasheet.vampire-blood.net/4848023) 仲村 斎 ↓他シナリオネタバレ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＡＦ：とある不死者の連絡先……とある男の連絡先。以降PCが参加するシナリオで、コンピュータ、機械修理技能のうち一つを代理で自動成功する。一度使用後はただの連絡先、いつでもcallしてやってほしい。

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