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【動物に好かれる】 独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 【R.S.　救護員】 応急手当と医学に+50の補正。なお、回復値は1d6+1。 【背景】 彼女には一人の娘がいた。 父親はR.S.の隊員で地上を探索し、レベッカは警視庁の監察医として治療や検死を行っていた。 家族三人、贅沢ではないにしろ、幸せな生活を送っていた。 それは十数年前の話だった。 ある日、警視庁で働くレベッカの元に、一本の通信が入った。 「――貴方の夫は、地上探索中にクレバスに滑落し……状況から見て死亡と判断されました。」 あの人が死んだなんて信じられなかった。 しかし、この世は残酷だ。 地上で行方不明となってしまえば、数時間でも生き残れる確率は限りなく低い。 クレバスに滑落となれば、生存の確率はもはや０％と言っても過言ではない。 彼は死んだ。そう、思うしかなかった。 愛した人が亡くなるのは筆舌に尽くし難い。 幼子からの父親というモノも同様に確からしいだろう。 息子は塞ぎ込んでしまい、そこに追い打ちをかける形で病を患ってしまう。 生への執着心は生命力ともいえる。 裏を返せば生の執着心がなければ、治る病も治らないこともある。 彼女の息子はまさにその例にもれなかった。 大好きだった父親が亡くなり絶望した彼は、重症化してしまった。 監察医として、取れる対策はすべて取った。 しかし、こればかりは本人の意志に頼るしかなかった。 寒さとは、病において大敵だ。 この世界では、些細な病でも命の危険性がある。 重症化が進んだ息子は、もはや現代の崩壊した医療設備では治すことができないほど深刻化してしまった。 息子は、肩で呼吸をしながら、弱弱しくレベッカに呟く。 「ママ。苦しいよ。苦しくて、眠れないんだ。ママ。いつも歌ってくれていた、お歌を歌って」 悲しみに打ちひしがれながらも、レベッカは笑顔を作った。 「～♪　おやすみ、可愛い子よ。　～♪　幸せな……寝顔を見せて……っ」 手を握りながら、レベッカは子守歌を歌う。 次第に冷たくなっていく、息子の手を握りながら。 ーーーーーーーーーーーーー以下、ネタバレ有ーーーーーーーーーーーーーーー 【神格】 〇アフーム＝ザー　　　by. Recapture the Sun　（実際に見た。退散させた） 〇ルリムシャイコース　by. Recapture the Sun　（実際に見た） 【呪文】 〇門の発見　　　　　　　by. Recapture the Sun　（実際に使用したのを見た） 〇門の観察　　　　　　　by. Recapture the Sun　（実際に使用したのを見た） 〇門の創造　　　　　　　by. Recapture the Sun　（実際に使用したのを見た） 〇アフーム＝ザーの退散　by. Recapture the Sun　（実際に使用した） 【アーティファクト】 〇氷のペンダント　　　　by. Recapture the Sun 【通過シナリオ】 〇Recapture the Sun　（KP：鬼月）　2024/3/15, 3/16, 3/19, 3/20, 3/21, 3/23 　　我々はR.S：地上捜査軍第四兵隊、太陽を取り戻すため、地上を捜査する。 　渚　日華　（Musa）　渚、隊長 　　若いが頼れる隊長。地上を取り戻してからは一人の少女としても成長しているようだ。 　　……いや、少女というのは失礼か。だが、今でも彼女は頼れる人物だ。 　　ぬいぐるみ、ありがとう。大切にするよ。 　有明　豪焔　（師走ん）　有明 　　よく渚をサポートしてくれた。元警察は伊達じゃないな、お前がいるだけで隊が引き締まる。 　　お前の正義は、皆によい影響を及ぼしてくれている。 　　しかし……まさかお前の趣味がガラス細工とは……人は見かけによらないな。 　日山　実丸　（こん汰）　日山 　　……やはり日山、お前を見ていると、私の息子を思い出すよ。 　　明るく、優しく、優秀な新人だ。いや、今ではもう新人ではないな。 　　夢を持つことは重要だ。これからも大いなる夢を持つんだ。

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