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古閑　拓真（こが　たくま） 真面目で努力家、物腰柔らかで遠慮しいな性格。勉強は頑張って上の下くらい、運動音痴で根っからのインドア派。昔から図鑑を読むことが好きで、その影響か幼い頃から眼鏡をかけている。 （個別導入時）生まれも育ちも日本で、現在は大学にあがったばかりの19歳。専攻は考古学。英語は高校まで大の苦手で、講義についていくのに必死。わたわたしながら日々課題に追われている。 （本編）大学を卒業し、院に進学してそろそろ卒業しようという24歳。大学の頃から根を詰めて取り組んでいる研究の進捗が芳しくなく、卒業までになんとか成果をあげようと必死。食事睡眠を忘れる勢いで研究に没頭している。 母と兄の三人家族で、兄は就職のときに家を出ているため母とふたり暮らし。父は小学生の頃に亡くなっている。母にばかり苦労をかけないよう、家事は一通り出来るようになった。 父・拓己/たくみ(享年42)、母・恵真/えま(51⇢56)、兄・恵己/めぐみ(23⇢28) 職業技能は大学教授(2015)ベース、説得が得意な性格ではないため除外、代わりに講義をよく聴くため聞き耳、専門分野として考古学・歴史を選択、学生であるため特記は不採用。 趣味技能はよくドジするので身についた応急手当、文献などで写真を見る機会があるので知識の意味で少しだけ写真術、周りを気にして生きているため目星、必死で勉強したため英語、大学の講義で第二外国語に選択したため少しだけイタリア語、興味本位から少しだけオカルト。 ｼﾅﾘｵ:静なるテロリスタ(HO2)、 ↓秘匿バレあり 父・拓己（たくみ）は高名な考古学者だった。彼のヨーロッパ古代文明史についての研究は有名で、古代遺跡“無名神殿”の発見は多いに界隈を沸き立たせた。しかし、彼はその“無名神殿”の調査中に非業の死を遂げた。機器の故障による事故死だと聞かされている。 “無名神殿”とは十年前に地中海に浮かぶ孤島から発見された古代遺跡だ。その建築様式は著名なギリシャ神殿にも似通っており、一時はギリシャ古代文明史における新発見かと噂されていた。 しかし、その後の調査で発見された数々の遺物は、当時の時代背景にまったくそぐわない矛盾に満ちたものばかりであり、故に名の付けられない神殿、“無名神殿”と呼ばれている。現在もいちはやい解明が望まれている。 父は仕事柄家を空けることが多かったが、幼い自分をよく可愛がってくれていたと思う。父が亡くなった頃はまだ9歳で記憶は曖昧だが、父のことが大好きだったことだけは覚えている。そんな父が調査していた“無名神殿”について自分も知りたいと思い、考古学の道へ進んだ。 父の命日から十年が経つある日、物置の中で遺品の整理をしていると、ある一冊の手記を見つけることになる。 推奨技能：目星、聞き耳、図書館 準推奨技能：英語またはイタリア語 個別推奨技能：考古学 9歳：一人称はぼく、家族はおとうさん、おかあさん、おにいちゃん呼び 19歳：一人称僕、家族は父さん、母さん、兄さん呼び 父が残してくれた研究室。そこで父の助手である岸本千里と出会い、地中海から命日に送られてきた写真データを見つける。そこに移された古代ギリシャ様式にも似た時代背景の掴めない妙な文様の連続、赤色に輝く水晶にも似た宝石、それらは無名神殿のものらしかった。 無名神殿の柱に刻まれた謎を解き明かそうと躍起になっていたが、3年で解明できたのは戦に関係する数文字だけ。心が折れそうになったこともあるが、岸本と二人三脚でなんとか頑張ってきた。そんなとき、彼女が現地調査に赴き、そのまま連絡が取れなくなってしまった。 使命は「岸本の行方を探る」、 そして「父の死の真相を探る」ことだ。 不定：短気の心因反応（1ヶ月）…ふとしたとき、健康的に焼けた肌と短くなってしまった白髪が視界の端に横切るような気がする。妄想・幻覚。

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