タグ： カノヨ街

【職業】 デザイナーでとってます。 和裁士 反物を使った和服の「仕立て」や、寸法やほころびなどの「直し」を専門に行う職人。(Weｂ引用) 本来和裁士は反物は作らないのですが、うちの子はそこから作ります。自分の糸でつくったりするんじゃないですかね。(丸投げ) 【キャラクター】 ・怪しげな和裁士の女性。(を目指してます。RPできるかな…) ・いつも笑っていて穏やか。かと思えば意地悪を言ったりして相手を困られることもある。お茶目な人。 ・カノヨ街に住んでいる者たちが好きで基本は何でも許してくれる。よくいえば懐が深い。実際は適当なだけ。 ・腕が複数あり、すべてが標本のように打ち付けられている。下半身はない。おへそから下が切り取られている感じ。 断面図はしっかりあるので見たらSAN値チェックかもしれない。 本人は「私の中がみたいの？いいよ、覚悟があるなら、ね」と見せてくれるから余計に質が悪い。 いつもは着物を着ているので見えません。 ・腕は使えないが糸を使って日常生活を送る。知らない人はものが浮いたりして見えるかもしれない。体液が糸に変換される。 戦闘はこの糸を使って締め付けたり、飛ばした糸を縮めて回避したりします。イメージは絡新婦。 ・一人称:私 ・二人称:貴方、○○さん。仲のいい人はあだ名(クーネルさんやくーちゃん) ・描いてたら蝶々みたいになった。着物の色はカラスアゲハを参考にしました。 【カラーコード】 紅緋 べにひ #e83929 【名前】 縁(ゆかり) 糸で人の縁と縁をつなぐ。 私の作ったもので、誰かとの縁がつながるとうれしいわ。 【カノヨ街ネタバレあり設定】 【前半】 カノヨ街は収容施設だ。精神重篤患者を閉じ込める牢獄だ。 私はここに誤診で収容された。 収容されたときに記憶にパスがかかったらしく、本来の自分が思い出せない。 散々だ。 ただ一つ、幸いなのは、コンピュータが得意だったこと。 本来の自分はIT関係にでも務めていたのだろう。なんにせよ幸運だった。 私は自身の力でこのカノヨ街から脱出する。こんな牢獄、早く抜け出してやる。 そうは思っているけど、ここにいる人たちは皆一様にいい人ばかりだ。 出来れば彼らも助けたい…。 私にそれができるかな…。 【本名】 糸結　絆（しゆう　きずな） 良い縁がつながれて絆が生まれますように。 【前半秘匿】 「HO:壱番地の標本」ーーーーーーーーーー あなたは「囚人」だ。 あなたは「カノヨ街」が、反社会組織「ヴィノムス」による「精神重篤患者を収容するバーチャル空間である」ことを自覚しており、精神科医の誤診で収容されている。脱出するためには「カノヨ街」のデータベースに直接手をかけ、自身にかけられている収容コードを解除する他ない。 また、あなたの経歴および一部の記憶は「カノヨ街」へのアクセスの際、パスをかけられており記憶していない状態である。 あなたの目的は「カノヨ街」のデータベースを盗み出すことである。 ▽追加推奨技能：コンピュータ(職業選択は任意) ▽補足：本シナリオにおいては、コンピュータ技能で特定の場所や人物にハッキングが可能である。ただし、秘密裏に遂行できる限度として、【ハッキングはセッション中3度まで】とする。 ▽経歴及び一部の記憶にパスがかかっている状態 あなたは自分の本来の姿を思い出すことができない。 そのため本来の自分自身についての設定はHO内容から予想できる範囲にとどめることを推奨する。ただし、「キャラクターシートの基本情報（名前/性別/年齢/身長/体重/出身/職業/髪・瞳・肌の色）」の範囲ならば自由に決定してよい。 ■「HO:壱番地の標本」HO配布時事前情報ーーーーーーーーーー ○「カノヨ街」の実態 ・反社会組織「ヴィノムス」が精神重篤患者を治療という名目で収容し、利用するために運営している、閉鎖されたネットワーク上に形成されたバーチャル空間であり、住人は矯正治療と記憶改変を施された状態で精神体のみを「カノヨ街」で活動させている。そのため、カノヨ街内の他者へ安易に「自分が正気であること」「カノヨ街の実態」を漏洩させることは、非常にリスクが高い。 ・カノヨ街での生活はバーチャル空間における精神活動であるため、当然、飢餓や貧困は発生しない。ただし、精神体を定期的にスリープしてコアを冷却させるために、睡眠は必要である。 ・電話やインターネット接続、テレビ視聴などの『通信行為』は、反社会組織「ヴィノムス」の管理サーバー下にて行なわれるため、基本的には組織上層部へ筒抜けとなる。不要な通信は避けたほうがいいだろう。 ○【コンピュータ】の使用について ・特定の場所や人物に対して「ハッキングを行なう」とKPへ秘匿で宣言が可能。セッション中、ハッキングに成功した回数が合計3回になるまでハッキング行為が可能。(ハッキングができない場所への宣言や、技能ロール失敗はカウントしなくてよい) ・ハッキング行為は、他の誰かと一緒に行動していても宣言可能。(対象のソースコードを透視するイメージ) ・4回目以降のハッキング行為は、【コンピュータ】【幸運1/5】の連続ロールに成功しない限り、反社会組織「ヴィノムス」運営側に検知される。 【後半】 「あかめがねのおねえさん」 「だから、糸結だっていってるでしょ？」 「あかめがねのおねえさん」 「もう、全然覚えてくれないんだから。」 カノとの出会いはおかしなものだった。 患者の一人が脱走した。と連絡が入り、周りが急いで探しに出ていた。 「カノヨ街」の開発プロジェクトメンバーだった私も、当然駆り出された。 脱走者の名前は「柊花音(ひいらぎかのん)」、10歳前半の女の子。 夕刻から行方不明。だという。小さな子供の脱走だ。万が一のことがあっては取り返しのつかないことになる。 私も、他の開発メンバーも必死に探した。けれど見つからない。 そろそろ日も落ち、完全な暗闇が訪れそうな時間帯。 疲れた私が、公園のベンチに座り、思考を巡らせていると、 「あかめがねのおねえさん、大丈夫？」 幼い声が聞こえた。 思わず、声のする方向へ目を向けると、そこにはどろどろに汚れた花音がいた。 「つかれたかおしてるよ、大丈夫？はい、これあげる！きっと元気になるよ！」 渡してきたのはシロツメクサの花冠。それを私の頭に被せ、彼女は幸せそうに笑った。 その顔があまりに幸せそうで、疲れていたのか、もうどうでもよくなったのか笑いがこみあげてきて、 「誰のせいで疲れてると思ってるのよ」 随分と優しい声で返してしまったことを今でも覚えている。 それからカノは私に懐いたようで、頻繁に会う仲になっていった。 私はカノヨ街のデザイン担当だ。イラストには自信がある。 しかし、最近スランプ気味だった。カノに絵を描いてあげるのはいい息抜きになると思い描いた。 それからカノは私に絵を描いてと迫ってくるようになった。 カノは花の絵が好きで私によくねだった。 カノが純粋にほめるものだからたくさん描きたくなってしまって、 いつの間に新品のスケッチブックはカノに描いてあげた花の絵で埋まっていた。 カノに絵を描き始めてからは今までわいてこなかったアイデアがどんどん出てくるようになった。 仕事も順調に進み、順風満帆。カノヨ街が完成すればカノだってきっとよくなる。すべてがうまく回っている。そんな気がした。 そんな気がしていた、だけだった。 『AI の漁火』 『ヴィノムスによる世界征服』 『生贄は柊花音』 赦せなかった。 あんなに純粋に花を愛せる子供を、小さな幸せをちゃんと受け止められるあの子を、生贄になんてさせたくなかった。 だからカノを逃がした。 カノは泣いていやがった。 私と離れたくない、と。もっと一緒にいたい、と。 そんなの私だってそうだ。この子の笑顔に何度救われたことだろう。この子の純粋さに何度愛おしさを覚えただろう。 私だって、あなたが好きだ。 「私はあなたなんて嫌いよ！」 (嘘、本当は大好き) 「ずっとついてくるし、すぐにねだるし、いっつも笑顔で気持ち悪い！」 (後ろをついてくる姿がかわいかった。絵を描いてとお願いされてうれしかった。あなたの幸せそうな笑顔に救われた。) 「あんたなんて大っ嫌い！！！早くどっかに行ってよ！！！」 (ずっと、傍にいたいよ) カノが酷く傷ついた顔をしていたのがわかった。 それでも私は強くカノの背を押した。 カノは一度だけこちらを振り返り、 「しゆう…、だいすきで、ごめんね」 泣きながら駆けていった。 「最後にそんなの…ずるいわよ…。」 小さくなっていく彼女の背中は涙で濡れた瞳ではよく見えなかった。 その後私は「精神重篤患者」としての烙印を押され、「カノヨ街」に無理やり格納された。 全て思い出した。カノ、待ってて。必ず助けるから。 あんな酷い事を言った私のこと、もう嫌いかもしれないけど。 許されるならもう一度、あなたの笑顔が見たいわ。 【キャラクター】 身長　170㎝　33歳 5月29日　ふたご座 【みんな】 さとちゃん　さとる めいちゃん　めいしょう みーちゃん　みずき 【カノヨ街　後半秘匿】 「HO:ego1st」 あなたは「『カノヨ街』の開発者」だ。 あなたは「カノヨ街」の開発プロジェクトメンバーだったが、続く「AIの漁火」の開発プロジェクトにおいて対立し、結果「精神重篤患者」という烙印を無理矢理押され「カノヨ街」に投獄されていた。 　あなたの真の目的は「カノヨ街」のプロジェクトを取り戻すことである。 ○「カノ」について あなたがかつて逃がした少女。少女「柊花音(ひいらぎかのん)」はかつて、「カノヨ街」を利用する患者としてあなたが診てきた存在だったが、ヴィノムスにとっての彼女は「AIの漁火」プロジェクトに向けての「神魂様」のコアとしての被検体であった。「カノ」を逃がしたために、あなたは「精神重篤患者」としての烙印を押され、「カノヨ街」に無理やり格納されたのだ。 ○「カノヨ街」の真相 精神重篤患者を治療という名目で収容し、記憶や感情といったデータグラフや脳細胞や神経系の採取・培養を行ない、再び人体へ集約させ脳の処理能力を向上させるプロジェクト。実用化が展開されれば、あらゆる精神病や脳系統の病気の治療が可能になるだけでなく、人類の脳の仕組みが塗り代わり、飛躍的な進歩の一端となるだろうと打ち出されていた。 しかし、実際は「カノヨ街」プロジェクトは上層部が指揮を執る「AIの漁火」プロジェクトを成功させるための下積みにあたるプロジェクトに過ぎなかった。 ▼探索者創造のヒント ・NPC「柊花音」との関係性ややり取りについては自由に定めてよい。 ・「プロジェクト『カノヨ街』開発メンバー」という肩書きはあれど、その形態についてはPCの年齢や職業設定に応じて調整すること。雇われで関わっていたに過ぎないのかもしれないし、ヴィノムス構成員としてプロジェクトの中枢にいたのかもしれない。 「AI の漁火」について 「カノヨ街」プロジェクトからさらに発展させたプロジェクトであり、完全実行されれば反社会組織「ヴィノムス」による世界征服、ともすれば世界崩壊につながる危険なプロジェクトであるが、内実は組織内でもごく一部のみ知りうる極秘情報であるため、詳細は不明。

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