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常夏 焔(とこなつ ほむら) 殺し屋　23歳　男 可愛らしい見た目をしているが、落ち着きがなく騒がしい男児のような性格。喜ぶときは精一杯喜び怒るときは精一杯に怒る、といった様に感情の起伏が激しい。地頭が悪く、難しいことを考えるのは苦手で、とにかく色々極端な人間。愛嬌はあるが、苦手な人はとことん苦手な扱いの難しいタイプだろう。しかし、彼なりに空気を読もうとしたり気を遣おうとしたりと、健気で善性的な一面もある。甘味処「あび」にて殺し屋をしており、熱さに関する殺し方を好む。犠牲者の知らぬうちに特性の爆弾を装着させ、放火し爆発を起こすといったものだ。 また、夏に生息する生き物が好きでいつも虫眼鏡を携帯している。一番好きな生き物はセミで『Cicadoidea(シケドゥイデア)』という名前のセミの形のアクセサリーを頭にくっつけている。 以下【四季送り　HO2夏】秘匿ネタバレ 本名：盛夏 ロゼ(せいか - ） 12年前に家族を殺されている。それ以前までは、ごく普通の幸せな家庭で暮らしていた。決して裕福ではなかったが、こぢんまりとして、毎日少しづつ小さな幸せを噛み締めるような生活を、優しい母親と父親と共に過ごしていた。 そんな過去もあってか、自分に優しくしてくれる人間にはすぐに懐くような性格をしている。そしてそんな家族を殺された憎しみから、自分に楯突く人間や自分の大切な人と敵対関係にあるような人間を極度に嫌うような、非常に極端な性格になってしまった。 自分の家族を殺した犯人から逃げている時、助けてくれたHO4のことも同様とても愛しているが故に、再会したHO4が自分のことを覚えていない事実に多少のショックを受けたものの、今は思い出さなくてもいいと考えている。 家族が殺されたあの日から、自分と仲良くなった人間がよく消えてしまうという奇妙なジンクスを抱え始めたからだ。次第に自分の周りの人間が死ぬのは自分のせいなのではないかと漠然と思う様になり、正直なところ自分のことをあまり好いていない。 そんな中でも、長く自分との付き合いがあるというのに未だに死んでいない『神凪 蠱毒』のことを、不思議に思っている。 喜ばしいことのなのかもしれないという気持ちもありつつ、彼だけ死なないのは何か理由があるのではないかと勘繰っている部分もある。彼に対しては好意が半分疑惑が半分と言ったところだ。いつかいなくなってしまうのではないかという不安もあり、十分に気を許すことができていない。とはいえ、長年自分に寄り添ってくれた人間として彼も大切な友人のうちに一人であることには変わりないだろう。

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