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羽曳 琴緖/はびき ことお (未定)歳/男 一人称：わて、僕 二人称：あんさん 高座名は桃楽亭春琴(しゅんきん) 高慢かつ皮肉屋ではあるが負けず嫌いの努力家で、才覚のある者や研鑽する者に対しては彼なりに敬意を持って接する。師匠には個人的な恩があるのもあって強く尊敬している。 幼少期に父親にDVを受けていたため、暴力的な人間を猿扱いし毛嫌いしている。ただしそういう相手から逃げることは負けと考えており、自分の最大の武器である言葉で立ち向かうことを信条としている。 HO1に対する目標は「言うことをひとつ聞かせる」。 「ひとつ、身の上話でもしましょか。 生まれは大阪、両親と姉がひとり。いわゆる一姫二太郎ってやつですがまァこれがお世辞にも円満な家庭とは言えんくてですね。 親父が酒を飲んでは暴力を振るうようなロクデナシでしてね、お袋は愛想尽かしてもて、姉を連れて出て行ってしまいよったんです。残されたワテは親父とひとつ屋根の下やったんですが親父の暴力は治まるどころか悪化するばかりで、ある日外で飲み歩いとったのを迎えに行ったらなんや虫の居所が悪かったんか、ワテの頭をこう、酒瓶でガツンと。ああこれはもう死ぬかもしれん思うてぼんやりしてたら、ワテらの間に割って入る人影があるやないですか。見れば親父が殴れば折れてしまいそうなひょろひょろのオッサンでこらアカンとなったんやが、このオッサンがとんでもない口八丁舌先三寸で、あの言葉も通じへんケダモノのような親父をあれよという間に言いくるめて、帰らせてしまいよったんですわ。 そのオッサンが後のお師匠さんで、ワテが中学卒業するやいなや家を飛び出して弟子入りするために駆けずり回ったいうんは、また別の機会に話しましょ。とにかくワテが学んだんは、剣より強いペンはホンマにあるっちゅうこと。赤ん坊だろうがケダモノだろうが聞き入らせる一流の落語家になるのを目標に掲げて頑張らせてもらっとります。そんなわけで、あんじょうよろしゅう」 KP：のこ HO1極道：荒座　寅斗(アラザトラト)/まりも

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