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〇アスター(＊/Aster)/『レプリカントの葬列』HO1：怪盗 【アスター】：「追憶」「変化」「信頼」「信じてください」「同感」「信じる恋」 ・星の光を集めたような黄金色の髪をふわりと煌めかせ、満開に花開いた真っ青なアスターの花を思わせるような青色の双眸をした青年。常にころころと変わる表情は、けどもにこやかなものを浮かべていることが多く、にっこりと微笑みを濃くするさまは、何処か一等星の星が瞬く姿にも似ている。 　容貌もまた、ごく一般的に整っており、色彩からも日本人というよりも若干欧州の国々の顔立ちを思わせる華やかなもの。ぱっと変わる表情と相まって、人目に付きやすく、愛嬌を感じさせる華やかさを宿している。 ・すらりと高い高身長をしており、それもまた、ぱっと人目を惹く要因でもある。体力・筋力ともにごく一般的ではあるが、高身長の割に身のこなしが軽やかであり、力や体力よりも、そちらを自慢としている。 　輝く星が、夜空から落ちてきたと言わんばかりに、空に近しい長身が軽やかに身を翻し、身軽に動く様は、何処か人の目を惹きつけながらも、けども、誰の目にも止まらない。 ・快活で明るく、人懐こい性格。感情表現豊かであり、ころころと表情を変えながら、誰であろうとあまり変わらずににこやかに接する。 　また、誰しもに対して好奇心旺盛であり、物おじせずに話しかけにいく胆力さを持っており、コミュニケーション能力も高い。地頭も悪くはないために頭の回転も速く、周囲の状況をしっかりと把握しつつ、その時々に合わせて上手く人へと話しかけに行き、交流することを楽しんでいる。人の顔色、というよりも、場の空気を読むのがうまいタイプであり、あまり人目や人の顔色は気にしていない。 ・面白いことを好む気質も持っており、悪戯好き。人の印象に残るような、あっと驚くことが好きであり、他者によく悪戯を仕掛けている。というよりも、自身を人の印象に残す為に悪戯であったり、わざと人目を惹くような行動を取ることがある。ある種目立ちたがり屋でカッコつけ。 　だが、裏を返せば、自身のことをきちんと見てくれる相手に対しては、悪戯をするよりも普通に接して、寧ろ彼らが過ごしやすいような行動や言動を取る。自分を見てくれるのであれば、別に目を惹く必要もないしね。 ・自身の性格や長所、また短所をきちんと理解して、それらを他者へと、或いは日々を過ごしていくのに有効に使うことが出来る自信家でもある。 　きちんと自分自身を分析して、理解をしているからこそ、自信を持って、自身を他者への印象に残るような動きが出来る、とも取れる。 　だが、それらの行動で下手に人を傷つけることは好まない為、突拍子もない行動を取りはするものの、その実存外しっかりと行動や言動は考え抜かれていたりもする。出来ることなら、アッという表情で、或いは笑顔で、自分のことを印象に残してくれる方がいいじゃん？　それこそ、そう――――「一等星」みたいに！ ・そんな性格が生じてか、或いは身軽な体が生じてか、いつの間にやら怪盗「アスター」として、世間を騒がせる存在へと成っていた。 　基本的に主に狙うものは絵画であり、必要とあればその時々で絵画以外のものも狙う。 　生活、生業として仕事をしているため、手に入れた絵画は必要に応じて裏に流したり、或いはまた別の人間の手に譲ったりと、きちんと金になるような形で処理をしている。 　盗み方は、その実存外隠密より。上記の人を傷つけることを好まない理念があるため、出来得る限りそういった行動を好む。けども、勿論きちんと人の印象に残りたい気持ちもあるため、もしも見つかってしまった際は、まあ、それなりに派手なことや大立ち回りをすることも躊躇いはない。人を傷つけたくはないけど、まあ、自分が捕まりたいわけでもないしね！　それはそれ、これはこれ。 　上手く盗めて、新聞の一面を飾った時がかなり嬉しい。 ・ただ、勿論犯罪だと理解をしている上に、つかまってしまったら色々都合が悪いために、普段の生活などではきちんと変装をしたり、存外普通に過ごすことを意識している。そちらまで「アスター」と名乗るわけにはいかないので、人前で生活しているときは基本的に「一星(いっせい)」という名前を名乗っている。 ・特技はイカサマ、という名の手品。動きだけでなく指先までもが器用であり、普通の人では一見見逃してしまいそうな見事な仕草でイカサマを仕込む。特にトランプ関係が得意。 ・イメソン：「メフィスト(女王蜂)」「唱(Ado)」「DAYBREAK FRONTLINE(orangestar)」 ・イメージカラー：#426AB3 【特徴表】 27：珍しい技能　→　芸術(イカサマ) 35：俊敏 【花言葉】 18：仙人草（せんにんそう） 「安全」「無事」 仲間に愛を、敵には毒を。貴方は皆の城壁となるだろう。全てを守るために、自分さえも守りきる強固さが貴方にはある。 54：木蓮（もくれん） 「自然への愛」「持続性」 必ず全ては報われる。無駄な努力などあるはずがない。力強く肯定する貴方は、しっかりと前を見つめているような人だ。貴方が居れば安心だ。きっとそうだ。 85：ベゴニア 「親切」「片思い」「丁寧」「幸福な日々」 貴方は全てに自分でケリをつけるだろう。割り切った性格な人。サバサバした人に見られているかもしれないが、その裏で涙を流す日もあるのだろう。人並みに、弱いのが貴方。 【通過シナリオ】 ・『レプリカントの葬列』HO1：怪盗 ＜以下、『レプリカントの葬列』HO1：怪盗　秘匿情報有り＞ ・明るく快活な自信家です！ ・怪盗をしてる理由は、生きる絵画を見つけたいのと、記憶にないんだったら記憶に残せばいいよね、な思考です。ただ、人に迷惑かけすぎるのは好かないので、そこらへんは多分上手くやってます！ ・エダちゃんには普通に優しいのと、半ば好奇心で一緒にいます！　こうもりさんには多分結構懐いています！！ ・自分自身に記憶が無くて、誰も自分のことを知らないんだったら。だったら、自分が、俺が、僕が、自分のことを認めて、自分に自信を持つしかないだろ。 ・――――記憶のはじまりの、ゴミ捨て場。痛くて、やな匂いがして、ボロボロで、汚くて、何もなくて、綺麗じゃなくて、…………何も覚えていなくて。 　あんまり、あの時のことは思い出したくないけれど、でも、思い返そうとするならば、酷く不安だったことは覚えている。 　自分のことが何も分からなかった。自分だけじゃない、周囲のことが何も分からなかった。 　唯一の手掛かりは、そう、スチレンボードだけ。血と絵具と、そして誰かの言葉、「生ける絵画を」の言葉だけ。大嫌いな雨が、そう、その手がかりともいえる言葉の大半を消してしまっていて、きっと、だから雨が嫌いにもなったんだと思う。 　どうしたらいいかわからなくて、けどもその場にとどまってもいたくなくて、とにかくどこかに行きたくて。 　――――多分、叶うならば、己を知っている誰かに、会いたいって思ったんだとも、思う。 ・ゴミ捨て場で目を覚ましてからしばらくは行く当てもなく彷徨っており、そんなときに、ある老夫婦に保護をされ、しばらくは彼らと暮らしていた。 　怪盗になろうと思いついたとき、彼らに迷惑を掛けてしまうのはダメだなと思い、ちょっとだけのお礼のお金を置いて、彼らとは別れている。 ・「アスター」って名前は。嫌いな雨が上がった後に見えた、一等星がとてもきれいで、印象に残ったから。あの星みたいになりたいって思った。 　それと。ちょっとの間だけ、自分のことを面倒見てくれた老夫婦が、好きな花でもあったから。 　あの老夫婦に、ちょっとでも自分の噂が届けばいいな、なんて、そんな意図での名づけ。 ・――――記憶は、印象は、そう、人のつながりだ。 　たとえ、誰が死んだとしたって、其処から消えたとしたって。 　一度刻まれた印象は、簡単には忘れられない。 　だから、――――誰かの記憶に、少しでも、印象を。誰かの眼界に、少しでも軌跡を。 　例え、輝きが消えたとしたって、幾光年先で人々の視界に残り続ける、あの一等星のひかりみたいに。 ・エダの、絵を描いている姿を見るのが、実は密やかに好き。彼女の作業を邪魔は決してしない。あ、いや嘘、ごはん食べさせるときとかには止めるけど。 　でも、彼女の絵を描く姿を、止めたいわけじゃない。 　だって、――――自身の好きなことをしている、それに夢中になっている彼女の、人の姿は。 　何よりも、煌めいているように見えるんだ。それが例え、夜の中であっても。 ・…………そんな彼女に。 　自分の絵を描いて貰えたら。それは、どんな気持ちなんだろう。 　あんな風に――――煌めいて、僕のことも、描いてくれるんだろうか。 　頼んでみたい、けど。何となく気恥ずかしくて、言い出せずにいる。 あなたには記憶がない。 記憶の始まりは一年前、雨の降る夜目覚めたゴミ捨て場以降の記憶だ。 ごみ収集の男にたたき起こされたあなたの身体はどこもかしこもひどく傷んでいた。 身元を証明するものは何も持っておらず、ただポケットに入っていたのは一枚のスチレンボードで出来た名刺サイズの板のみ。 そこには誰かの血痕と、絵の具のあと、それから走り書きの文字が残されているだけだった。 文字の半分以上は雨で流れてしまったらしい、滲んでいる。 かろうじて読める部分には「生ける絵画を」と書かれていた。 それから暫く、どうやって生きていたのかについては自由に決定してよい。 数カ月が経って、「黄杜」という実に胡散臭い男と出会った。 彼は何を思ったのか貴方に興味を持ち、貴方の話に耳を傾けたことだろう。 曰く彼は画商をしており、絵画の情報を集めるには長けているという。 「生きる絵画」の情報を集める代わりに「金になる美術作品」を集めてくれるなら、君に協力しようと申し出たのだ。 現状、あなたの身元を知るには「生きる絵画」について追うほかはない。 申し出に快諾したか渋ったかはあなた次第だが、どちらにせよあなたは現在この男と協力して「怪盗」何てことをやっている。 住む場所やらなんやらを提供したのもこの男だ。 怪盗を始めて数カ月が経って、ある日あなたは盗み出した絵画の中に贋作が混ざっていることに気づいた。 あなたの目から見ても、黄杜の目から見てもすぐには気づけないほどの出来で、随分感心したことだろう。 それに、それはただの模倣品にも関わらず、あなたに得体の知れない感動を与えた。 元の絵よりも、何故かずっと素晴らしく思えたのだ。 それを見て思い立ったのがあなたか黄杜かどちらでも構わないが、この腕前は盗みに役立つかもしれないと気づいた。 盗み出す絵画と、贋作をそっくり入れ替えればそも盗みに気づかれず絵画を頂くことが出来る。 こうしてあなたは黄杜の伝手で贋作師であるHO2と出会い、コンビを組むことになった。 こんな胡散臭い上にそんなに儲けが出るかどうかもわからない申し出を、何故HO2が受けてくれたのかはよくわからないが。 あなたは自分の正体が知りたい。 空っぽの現状は、際限なく不安を生むだろう。なにか、だれか、どこかとつながりがあることを確かめたい。 血のつながりを盲信するわけではないが、家族がもしいるなら会ってみたいとも思っている。 ▼あなたの目的 生きる絵画を追い、自分の正体を確かめる事。 ＜探索者作成の条件＞ ・一年より前の過去については設定しないこと(矛盾が発生するため) ・雨の日が嫌いだ。目が覚めた夜に雨が降っていたからだろうか。 ・あなたが名乗っている名前は自分でつけた名前だ。本名はわからない。 ・あなたは片目が義眼だ。右左好きな方を選んで構わない。 ・目星などの視力が必要な技能の初期値に-5の補正が入っている。 ■ オリジナル職業：怪盗 ‪職業技能 変装、目星、聞き耳、運転＜バイク/パラグライダー＞若しくは操縦＜ヘリコプター＞等脱出に使えそうな技能、鍵開け、任意の戦闘技能、博物学、交渉系技能 ‪ ◤　推奨　◢ 推奨能力値：高DEX 推奨：目星・戦闘技能・回避 あったら使うかも：変装・聞き耳・交渉技能・跳躍・芸術＜イカサマ＞ 【通過技能成長】 ・『レプリカントの葬列』：SAN値-6,応急手当+11,芸術(イカサマ)+5,博物学+4

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