タグ： stn_g_ 恵箒燦冴

「すいませんヤニタイムいいですか？ もう限界で」 「クレーマー！？ 無理無理！ 俺帰る！ タイムカード切ったじゃん！ は〜〜〜〜キレそ〜〜〜〜〜〜！！」 携帯販売員３年目の社畜。特に携帯自体に思い入れとかはない。ストレスから喫煙者になって3年、今や立派なヘビースモーカーとなっている。 頑張り次第で稼げるからと新卒で入ったものの、長時間のサビ残が当たり前になっているブラックぶりに耐えかね同期は全員辞めた。自分も辞めたい。 実はビビりで本番に弱いため、毎度セールストークの際は手汗がやばい。学生時代はバスケ部で毎試合「俺そこのベンチで寝てます」と欠場を必死に訴えていた。 とはいえ運動神経自体はかなりのもので、受験時は頭の悪さをスポーツの推薦枠でなんとか切り抜けた。 多忙で彼女に別れを告げられ早2年。結婚を前提にお付き合いしてくれるような家庭的な彼女を募集中。 ＜戦闘技能＞ 回避・キック：バスケ部で培われた運動神経。キックはダッシュの踏み込み、地面を蹴り上げる動作で鍛えられている。 ＜探索技能＞ 聞き耳：販売員はヒアリング力が試される。 目星：元々目が良いので、店内のお客様に気づくのは割と得意。 写真術：携帯の商品知識から。「どうですか？ これ画素数が違うんですよ〜（写真はブレがち）」 ＜行動技能＞ 運転(二輪車)：小さい頃は仮面ライダーになりたかったので、成人したら絶対にバイクの免許が欲しかった。通勤もバイク。 ＜交渉技能＞ 言いくるめ：「お客様！ 携帯ケースも一緒に買うとお得ですよ！」と副商材を売りつけがち。本人の心はゆるやかに死ぬ。 信用：丁寧に説明をした上で納得してもらうまでが契約である。 値切り：現在市場に出ている携帯やらルーターなら大体差がわかるようになってきた。他、一人暮らしだと安いものを求めてスーパーのはしごをしがち。 ＜知識技能＞ 心理学：迷惑そうならあまり営業はしないようにするが、それはそれとして仕事なので……と仕事をする中で徐々に人の心を失いつつある。

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