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ー近況ー 数年前からある村に寄留している女性。 お守りとして木組みの人形を作製、販売することで日銭を稼ぐ。 愛想良く、見目も良く、真摯に働く姿から余所者であるが今では受け入れられていた。 人形製作を長く続けていたお陰か手先が器用。 ある日天啓とも言える夢を見て、村を発った。 ー性格ー 真面目で勤勉。 たおやかで、心根優しい性格だったが、あの一件以来心に傷を残してしまい、慎重になりすぎてたり疑ってかかったりする場面が目立つ。 昔は人助けにも積極的だったが、今はそれも鳴りを潜める、それでもやっぱり助けようとする場合があり人の住む集落（町や村、城等も含め規模関係なく）に関わる依頼には積極的な場合も、しかし集落に関わる依頼の最中にショッキングな事があると人一倍に取り乱したり心神喪失状態になることも。 村の風物詩だった魔除けの人形を作ることで、楽しかったあの頃を思い出している。 ー過去ー ある日。いきなり。育ちの村を失う。 予兆なく。前触れなく。跡形もなく。 謎の現象に胸の内に傷を負いつつも、それでも死ぬわけにはいかないと必死でいきようとした。 誰かに｢イキナサイ｣と言われた気がした。 ー家族ー 両親は農夫。 厳格だが筋の通す父と、同じく厳しくも日々キチンと教育を施してくれた母の元、裕福ではないがまじめで優しく育った。 今現在は行方不明、おそらく死亡している。 村がなくなる数年前から、ヨームという人物と共に育つ。 良き遊び相手であり弟のように接してきたが、村消滅以降は村の事を思い出してしまうために、隠してはいるが心中穏やかではない。

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