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小花 雫（こはな しずく） 【人物】 普通の高校2年生の女子。 静かで淡々とした話し方をするが、案外表情は豊かな方。 頭の回転が非常に速い。ミステリ本を読むのが好き。 好きな映画はアングラ系のアクション映画。 オカルト研究会所属。高校1年の頃から月一程度に顔を出す幽霊部員。 中学の時は3年間、写真部の幽霊部員をしていた。 2年前の夏、事故で親友を亡くしている。 「夏休みに入る、最後の授業の日だった」 「べつに、わたしはきっと誰より死にたくないし、幸せとかは考えたことないけど。」 「あの日、一緒に帰ろう？って聞いたのよ。あの子がいつも早く帰るのは知ってたけれど」 「──何でだろうね。撥ねられるの、知ってたわけでもないのに。でも、」 「逃したら間に合わないって、思って。帰るの断られたから電話かけて」 「確かにあの時…わたし、告白したの」 「振られて、それが、最期の言葉。」 「人間って残酷な生き物よ。手放した過去は、どんどん遠いものになってしまう」 「置いてかれちゃったって、思ったけど。いまはわたしが、あの時間を置いてってるみたいで、…」 「だから、もういいの。それが私の初恋で、失恋だっただけ」 「でも、あの子を本当に好きだったのかは、分からない。曖昧な気持ちで、口をついて出ちゃったの」 「どうせなら誰か、あの子もいない、誰もわたしを知らないところに、連れてってくれればいいのに」 「あの子のことも、わたしのことも、いままでのこと、なにもかもを無くしてしまえたら」 「……」 「………」 「ごめんなさい、つまらない話しちゃった。わたしの知ってるあの時の話はこれくらいよ」 「もうこんな時間。これ、手土産。大したものじゃないけど、持っていって」 「…そうそう、前に犬を散歩してたでしょう。かわいいけど、注意して。」 「裏庭に生えてるの、水仙だから。持ってっちゃだめ、体に毒よ」 ・一人称/二人称：わたし/あなた ・好き：本、映画、炭酸飲料 ・嫌い：犬 ・モチーフ：黄色の水仙 結局、全部が自業自得で、わたしもまた、自己愛の塊で、 きっと本当はあの子のことなんてどうでもよくて、頭ばっかり良くても嫌な事には気が付かないようにしてる。 摘んだら最後、持ってっちゃだめ。体に毒よ。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【取得技能】（職業ベース：オリジナル） ・職業：写真術、図書館、目星、言いくるめ、説得、他の言語（英語）、オカルト、物理学 ・趣味：回避、こぶし、応急手当、聞き耳、忍び歩き、目星、言いくるめ、オカルト、心理学 ▼こぶし・回避：男に絡まれることが多かったため身に着けた。殴って解決 ▼言いくるめ・心理学：対先生用に授業をさぼる口実として身に着けた。普段から面倒ごとは言い訳して逃げることが多い 【特徴表】 ▼4-06：寄せ餌 人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 【通過シナリオ】 『灰になってよかった』(2023.12.9～2024.1.17) 『検証A』（2024.2.6/2024.2.20） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ◆成長・他 【追加取得技能】 ・聞き耳+1%（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） ・精神分析+8%（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） ・図書館+5%（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） ・目星+7%（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） ・クトゥルフ神話+3%（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） ・心理学+5%（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） 【呪文】 ・＜記憶を曇らせる＞（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） コスト：MP1d6/SAN1d2 対象から特定の記憶を消すことができる。 呪文は対象が目視できている状態で、かつ対象が使い手の指示を受けられる状態でなければならない。 また、呪文の効果は即時に現れる。 ・＜セイレーンの歌声＞（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） コスト：MP1/SAN5 呪文の使い手は呪文の文句を歌として歌う。成功すれば、対象は呪文の使い手が自分のすべてであると信じ込んでしまう。 呪文をかけるためには2ラウンドの時間がかかる。呪文の効果は4d10時間である。 対象は抵抗表でPOW対POWのロールが可能であり、成功すればその効果を打ち消せる。 ・＜天候を変える＞（『灰になってよかった』2023.12.9～2024.1.17） コストにするMPごとに天候の規模を変えることができる呪文。 三分間歌のような詠唱を行うことが必要である。 【発狂】 【後遺症】 （作業用） 1d100 1d6 1d4 1d8 1d10 1d20 CCB<={SAN} 【SANC】 CCB<=90 アイデア CCB<=85 幸運 CCB<=50 知識 CCB<=45 聞き耳 CCB<=46 回避 CCB<=60 こぶし 1d3 こぶしダメージ CCB<=60 応急手当 CCB<=30 忍び歩き CCB<=30 写真術 CCB<=65 図書館 CCB<=55 目星 CCB<=65 言いくるめ CCB<=25 説得 CCB<=21 英語 CCB<=65 オカルト CCB<=55 心理学 CCB<=31 物理学 CCB<= クトゥルフ神話 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ （以下通過シナリオネタバレあり経歴） （『灰になってよかった』） 誘拐された先で家を燃やし、家主、黒洞苧霊（ぴよ成宅）とともに家を出る。 実家からこっそり必要最低限の荷物を持ち出し、二人で住むため新居を借りようと提案した。（黒洞苧霊のお金を勝手に借りた） 黒洞苧霊の精神治療には4年かかる。それまでは一人で家にいることもあるだろう。 親友とおそろいのキーホルダーは、あの場所に置いてきた。 「これで来るのは、もう最後。」 黄色の水仙を最後にお供えして、苧霊さんが選んだゼラニウムだけ一緒に持ち帰った。 わたしにとって親友は、「過去のひと」になったのだ。 あの家の再建には、13年かかるそうだ。 でも新居には、わたしがずっといるから大丈夫。 苧霊さんがあの山に何度足を向けようと、標本みたいにわたしがピンで繋ぎとめてあげる。 わたしが街から消えて7年、わたしを殺す手伝いをする約束は誘拐の見返り。必ず守ってもらわないといけないし。 わたしを選んだのもあなただし。 これはあなたの為でもあるのだから。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

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