タグ： 萊 袂を分かつその日まで。

▼性格 / 現在 爽やかとした雰囲気と喋り方だがどこか冷たさを纏う人物。その内は自分が生きる為なら他人を不幸にしてでも生きたいと思っている野心家。自分の幸福の為なら言葉通りなんでもする。 ただ本当に何をしても飄々淡々としている為、心が死んでいるのかと思われがちだが、元は他人想いの性格からなけなしの良心は残っている。そのため無関係の人間に何かしないといけない場合は最悪の気分になるし、多少心を痛めるぐらいの倫理観と道徳心はまだ持ち合わせている。 ▼生い立ち / 過去 昔は社交的で明るい性格で、人の幸せは自分の幸せと考えられるタイプの人間だった。 家庭環境にも恵まれ、学校生活も多くの友人に囲まれて高校1年までは普通に学生生活を謳歌していた。 転機は高校2年生に上がった春。父親が友人に騙され多額の借金を負わされることになった。その日を境に生活環境は一変、借金返済のために売れるものは全て売り、6畳のボロアパートに家族3人で過ごしていた。自分も新聞配達などアルバイトを始め、家族全員で毎日必死に働くも、それでも返済が間に合わず何度も取り立てが来た。最終的に首が回らなくなった父は自分にかけていた生命保険でどうにかしようと家族の誰にも相談無しに自殺した。父が死んだ時は様々な気持ちでぐちゃぐちゃになった。どうにかならなかったのかと何も出来なかった自分を悔やんだ。しかし父の自殺は自分達を救う為であったが、結局生命保険だけでは足りなかった為生活は変わらなかった。死んで自分だけこの苦しみから逃れたようになってしまった父にどこか見捨てられたような気持ちになってしまったのも本音。 またこの父の自殺をきっかけに精神を病んでしまった母は、その後自分に父の面影を見るようになった。日々エスカレートしていく思い込みに辟易しながらもたった1人の家族の為と我慢していたが、母の誕生日に無理矢理母から迫られ、我慢がならず衝動的に母を殺してしまった。その後やり取りを聞いていた隣の住民が通報していたため、駆けつけた警察に逮捕されたが、その時は家庭環境から罪に問われることは無かった。 だか釈放された後は周囲から母親殺しと罵られ、以前仲良くしていた友達もどんどん離れていった。唯一の縋り先候補だった黒江も戻る頃には高校3年生になっていた為、いつの間にかどこかへ行ってしまったと風の噂で聞き、本当に独りになった。 家族も親友も何もかも失った事で、もう失うものが無くなり何も怖くなくなった。それと同時にどんどんと自分をこんな地獄へ突き落とした父の友人に強い殺意を覚えるようになった。そこから1年間、父を嵌めた友人探しに全ての労力を当てた。まともに職にもつけないし、何より時間が惜しかったので生活費用は奪いやすそうな人間を殴って脅してかっぱらって生活費にした。他人から見れば自暴自棄と言えばそうかもしれないが、本人としては精神はしっかりとしていた。むしろ強すぎる程だったと言える。 1年後、遂に特定した友人の元に向かい拉致し、1週間監禁しながら相手の尊厳という尊厳を破壊した後、最後は首を絞めて殺した。母を殺した直後はやってしまったと感じた罪悪感も2回目は全く無かった。だが心が晴れるわけでもなくただ「ああ、復讐終わっちまったな」としか思えなかった。殺したそのままの状態で警察が逮捕しに来るまで普通に生活していた。その頃にはとっくに心が壊れていたのかもしれない。どんなことがあっても両親だけは結局嫌いになれなかったのに、生活していく中で徐々にお人好し過ぎた父も精神を病んだ母も弱かったから搾取されたのだと思うようになった。そして何があっても他人は信用するべきでは無い、と強く決意した。 2回目の殺人は懲役10年の有罪判決が下った。刑務所にいた10年間、問題を起こすことなく普通に生活した。だが別に反省するなどはなく、ただこんなことしても10年で社会に戻されるんだなと思うとこの世の中も終わってんなと悟っただけだった。 そして10年後、刑務所から無事シャバに戻ったが行く宛ても働く場所もない。 だけど死ぬことだけは絶対に嫌だった為、どうにか生きていく方法はと刑務所時代に知り合った暴力団組員が所属していた事務所に口添えしてもらい、入ることを決めた。 ▼家族 お人好しな父と穏やかで優しい母を両親に持つ。父が自殺する前までは両親のことは大好きだったが、今では父の自殺をきっかけに崩壊したので父のことは軽蔑しているし、母のことは苦手。 ▼黒江 譲(KPC) 初恋の相手。彼と別れて以降、恋愛する暇もなかったしする気もないので最初で最後の想い人。 ただ、暇が無かったから他の人に気が行かない、というよりはまだ彼のことが好きで今でも忘れられないから他に好きな人が出来ない、というのが本当は正しい。しかし、白峯自身はもう彼が好きかどうか自覚は出来ていない、というより彼に対する自分の気持ちをちゃんと考えられるような精神はとうの昔に無くしてしまった為、自分の気持ちが分からないといった状態。言ってしまえば今でも激重感情抱いている、寧ろまともな別れをしないまま別れたから悪化してる。 もしももう一度再会して、またあの時みたいに過ごせる夢みたいな日が来たら、あの日以来抱いている気持ちをしっかりと思い出せるかもしれない・・・かも？ あの一番苦しかった時、彼がそばに居てくれたらこんなことにはならなくて済んだのだろうかと思わなかったことはないが、もう考えた所で今更後戻りできない所まで来てしまったから、考えるだけ無駄なだけと気持ち的には割り切ってはいるつもり。 今でも時々どこに居るのかとふと考える時がある。もう無意識の癖みたいなもので、多分白峯にとってたった一つの残ってる未練がさせる癖。人の幸せが何より好きだった過去の自分としては彼が俺みたいにならず幸せに暮らしていて欲しいからもう会いたくないという気持ちもあれば、落ちるところまで落ちた今の自分としては俺と同じところまで落ちてたりしないか、さも良くばこの最低な地獄みたいな日々を共に過ごしてくれたら、と最低な気持ちが両立していて、このことを考える度にあまりの自分の気持ち悪さに乾いた笑いが出る。 好きなもの：菓子パン 嫌いなもの：爬虫類 趣味：映画鑑賞 ＜過去＞ 高校1年生の時、同じクラスで入学時のクラスの席が隣だったことがきっかけで仲良くなった。こっちから話しかけることが多く、常にいつでも一緒でやることなすこと同じだった為、周りからもニコイチみたいに言われてた。 最初は親友として好意を持っていたが、次第に無自覚ながら彼自身に惹かれていった。自覚したのは高校1年の夏、2人で映画鑑賞から何がきっかけだったか抜き合いっこに発展した際にAV女優よりも親友の顔に興奮していた事に気づいてしまい、最低にも恋心を自覚した。最悪の自覚をしてから1週間自己嫌悪で落ち込んだが、想いを伝えるよりも関係性が壊れるのが怖くて今まで通りの関係でいることを選んだ。今となっては言っておけば良かったと後悔している部分もあるが、現状を考えれば言わなくて良かったのかもしれないとも思っている。 2人で遊ぶ時は良くゲーセン、フードコート、映画館、徹の家が多かった。1番は家で遊ぶことが多かった。近くのビデオ屋さんでレンタルして映画観てた、時々暖簾の奥遊びに行くこともあった。 高校2年の時、行事に参加出来ない時にお金貸してもらって一緒に行ったこともある。その時のお金はまだ返せていない。 ▼鵠 真澄(くぐい ますみ) 黒江のそっくりさん。 PCの上司にあたる人間。 KPCによく似ているから正直顔を合わせるのはちょっと苦手。でも指示には従順に働きます！ ▼過去：自殺未遂について 今でも全然どうしてそんなことしたのか覚えていない。 絶対に自分だったらしない自信があるのでなにかあって気でも狂わせた時にでもやったのか？と思っている。 ----------------------------------------------- 一人称：俺 二人称：君 三人称：○○、○○君、○○さん 好きなもの：譲くん、カレー 苦手なもの：パセリ 嫌いなもの：パクチー、バジル 趣味：映画鑑賞 誕生日： カラーコード：# 名前の由来： ----------------------------------------------- ◆特徴表 2-10 前職 以前は別の職に就いていたか、幼少期に何か得難い体験をしている。［EDU×3］%を、前職としてプレイヤーがきめた、職業上に割り振ることができる。 6-2 投擲の才能 ＜投擲＞で投げることのできる武器ダメージは通常のダメージ・ボーナスは通常の２分の１ではなく、通常通りのダメージ・ボーナスとなる ◆職業ベース →[2015:EDU*10+STR*10] 職業特記：EDU-1、STR+1 ◆通過シナリオ ◆通過予定シナリオ 袂を分かつその日まで。 ◆AF ◆呪文 以下秘匿HO--------------------------------------------- ＜　　通過者限定情報　　＞ 【　現在　】 探索者は現在まともな環境下で暮らせていない。それは家庭環境が起因してなのか、何か大きなトラブルがあったからなのか…。どういった経緯でそうなってしまったかは、最終的に「生きる為に裏社会に身を置いた」という結果になれば自由に設定しても構わない。（ただし、探索者に最低限の倫理観や道徳心を持ち合わせることを推奨する。） 以下はシナリオ側から想定されている一例だ。しかし、あくまで一例であるため、これに沿う必要はない。設定やどこまでしていいかの範囲に困ったPLは参考にしてほしい。 例1） 以前勤めていた会社から横領の疑惑をかけられた。当然、探索者には心当たりがなく、冤罪だったのだが誰にも信じて貰えず、横領罪で逮捕されてしまった。数年の刑期を終えた探索者に待っていたのは地獄で、職すら見つからず明日を生きる事さえ難しかった。 例2） 家庭崩壊が原因で、捻くれてしまった探索者は窃盗や万引きを繰り返すようになった。結果、成人してもまともな職業に就く事も出来ず、半グレのグループに身を置き、犯罪に手を染めながら生きていくしかなかった。 例3） 家には定期的に暴力団員が取り立てに来ていた。母はそれを苦に思い自殺し、莫大な借金はあなたが肩代わりする事になってしまった。どれだけ返済しても減らない金額にあなたはどんどん疲弊し、気が付いたら取り立てに来ていた暴力団員を刺し殺してしまっていた。奇跡的に相手が拳銃を所持していたことから正当防衛と判断され、罪から免れたが、この噂は近所に広まり穏やかに暮らすことは出来なくなった。 【　過去　】 あなたは高校生の頃に一度だけ、自殺を試みたことがある。 自殺を試みた日にちや場所、動機は覚えていない。 希死念慮など一度も抱いたことがないはずなのに＿＿あなたの左胸には今でもはっきりと包丁で刺した痕が残っている。記憶になくとも、身体にはしっかりと己を傷つけた痕が刻まれているのだ。 【　KPCについて　】 高校生の頃、1年目も2年目も同じクラスにいた男子学生。 飄飄とした掴み所のない人物で、第一ボタンだけを空けたシャツの首元からはいつも不健康そうな肌を覗かせていた。探索者が社交的であればよく一緒に仲良くしていただろうし、探索者が引っ込み思案であればKPCからよく話しかけていただろう。 琥珀——蜂蜜色、捉え方はその人それぞれだろうが、そんな満月のような瞳の色が特徴的だった。 高校3年になってクラスが代わり、その後引っ越したという噂を聞いた。 そんな彼が今、どこで何をしているのかは知らない。 ``` **＜　PC作成について　＞** ``` 職業：裏社会に該当する職業であれば好きなものを選んで構わない。 年齢：20代後半～30代前半で作成すること。 特徴表：前職に固定。 現在の住まい：実家から出て上京している。 ┗出身地は好きに決めて良いが、実家は田舎と呼ばれる場所が好ましい。 ステータス補正：POW+1d3 ┗探索者は過去度重なる不幸から、ある程度のことでは動じなくなっている。もしかすると、「諦めている」「適応力を身につけた」等と言った方が正しい探索者もいるかもしれない。どちらにせよ、あなたは強い意志を持っている。 ※HOの内容から希死念慮を抱いている探索者は推奨されない。明日を生きる為に裏社会に身を置いてしまう程の生きる意志や理由があるからだ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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