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【通過シナリオ】 ■旅館の捕食者 【職業/習得技能について】 ジャーナリスト：クトゥルフ2015(15p)　※EDU*2で技能は振っています。 ■職業技能 ＜写真術＞＜心理学＞＜説得＞＜図書館＞＜母国語＞＜ほかの言語(英語)＞＜歴史＞ ■興味技能について ＜回避＞実弟や燎生くんが運動が好きだった為、遊びに付き合い自然と身体を最低限動かせるようになった。 ＜こぶし＞ジャーナリストに転向してから自己防衛の為にスタンガンを持ち歩くようになった。それを扱う為身に着けた。 ＜応急手当＞張り込みなどをしている時に怪我をする事もある為、最低限の応急処置は燎生くんから教わった。 ＜聞き耳＞ジャーナリストに転向してから、細かい情報や話し声も聞き逃さないよう訓練した。 ＜目星＞ジャーナリストに転向してから、細かい情報や目撃情報を見逃さないよう訓練した。 【経歴】 ■小学校 ⇒ 中学校 ⇒ 文系県立高校 ⇒ 文系短期大学にて国家公務員一種の資格を取り、社会福祉関係の事務職に就く ⇒ 職場内結婚で家庭を持つもある事件をきっかけにフリージャーナリストに転向 【家族構成】 ■父／母：ごく普通の一般的な家庭。父も母も口癖は「人にやさしくすれば、いつかそのやさしさは自分に返って来る」だったので、彼等の思想を受けて心優しく、言い換えればお人好しに育った。存命。 ■弟(天ケ瀬 薫)：顔と愛嬌と頭の良さで人生を楽しく生きている弟。連絡をしてもあまり返って来ないのと、他人に対しての考えがまるっきり違う為昔からあまり話が合わなかった。 ※別卓で探索者です。現在は家族や朽葉とはあまり関わりが無く、連絡もあまり取っていない。 ■妻(菜緒)：前職(サラリーマン)の職場で出逢い、24歳の時に結婚した。いわゆる出来婚ではあったが、菜緒の事も娘の凪草の事もとても愛しており、今まで人にやさしくをモットーに生きて来たのが返って来たんだと心から思った。料理上手で身体はあまり強くないが責任感の強い妻で、朽葉が仕事で失敗をして落ち込んだ時も明るく優しく励ます強い人。28歳没。　※【過去】参照 ■娘(凪草)：顔は母親似、目元が朽葉に似ている溺愛していた娘。この子と愛する妻の幸せの為に、どんな辛い事も乗り越えようと心から誓っていた。あの事件が起きるまでは。3歳没。　※【過去】参照 【過去】 ■朽葉28歳時(4年前)。妻の菜緒と娘の凪草が買い物からの帰りに交通事故にあった、という警察からの電話が職場に掛かって来る。慌てて病院に行くも、娘は即死。妻は重症だが命に関わる怪我では無かった。……が、娘を守れなかった事、家に一人で置いておくのも心配だからと外出に連れ出した事を酷く悔やんで、怪我が治っても精神に大きな傷を負ってしまった。 ■後に、この事故は「運転免許証未所持の未成年が引き起こした事故」である事が判明し、度重なる裁判で犯人は「未成年」だった事もあり殆ど無罪のような軽い刑罰となる。報道規制法があり「未成年の犯人」より「小さな娘を殺された被害者の家族」にマスコミはスポットライトを当てた。その所為で朽葉は仕事をリモートワークに切り替えるしか無く、妻は家を一歩も出られない精神に負荷の掛かる生活が続く。マスコミの『数字を稼ぐ』という悪意に富んだ被害者遺族の事など何も考えない付きまとい、取材許可、張り込みなどが一ヶ月以上続き――、ある日マスコミの目を掻い潜って、たまには精神的に追い詰められている妻に美味しい食事を振る舞おう、と買い出しに出掛けた朽葉が暖かかった筈の家庭に帰って来た時、家は薄暗く冷たかった。愛する妻、菜緒は、凪草を喪った事を自分が守れなかったからだと精神を病んでいたのに、それを助長するようにマスコミに追い詰められて、寝室で首を吊って自殺していたのだった。 ■幸せだった生活は一変し、彼は幼馴染二人(HO2の漣くんとHO3の燎生くん)の支えもあり後追い自殺は踏みとどまった。代わりに彼の心を奮起させたのは、数字と金と権威に目が眩んだ悪質なマスコミへの「憎悪」だった。サラリーマンを止め、彼は今まで付き合いがあった人間の力を借り、勉学に励み、「真実を伝える」為のジャーナリストに転向する。欲深い嘘や噂で二度と自分のような大切な人が亡くなり辛苦を味わう人間が、少しでも減るように。時には危険を冒してでも『曲げられない正義』の為に自身の命を擲つ事もいとわない。妻と娘との家族写真を必ず手帳に挟んで持ち歩く。 【HO2／HO3との関係】 ■二人とは小学校からの付き合い。いわゆるご近所さん。朽葉が年上で小学校～中学校はよく漣くんや燎生くんの面倒を見ていた。高校以降からはそれぞれ別の学校へ通っていたが、連絡は良く取るし、遊びに行ったり、互いに良い事があればお祝いしたり、悩み事も聞きあったり良好な関係だった。二人共朽葉の妻や娘とも仲良くしてくれており、結婚式にも葬式にも出てくれた。事件があった直後は、それぞれが忙しかったのもあり少し疎遠となったが、ここ数年は朽葉がやや丸くなったこともあり、元の関係に戻りつつある。二人に対しては、思い出以外にも、一番辛い時支えてくれ命を救ってくれたので、彼等が何か悩んでいた理苦しんでいる事があるなら、出来るだけ力になりたいと思っている。 【口調/他者への対応】 ■一人称：僕(基本)/私(公共の場) 　二人称：君、○○くん(同僚/年下)/あなた、○○さん(年上/公共の場) ■口調／他者への対応：基本物腰穏やかな話し方をする。仕事の時も人の良さそうな一面を垣間見せ相手が隙を見せるのを静かに待ち、機が来たら情報を聞き出す。昔から人の悩みや相談をよく聞いていたので、聞き手に回りながら被害者には寄り添い、加害者には徹底的な社会的制裁を与えられるよう辛抱強く待ち攻勢に転じる。身内や心優しい人には絶対的な味方だが、自身の正義感に則った匙加減で「悪」だと判断したら、即時に敵とみなし警戒する。が、それを表情や態度には絶対に出さない(＜心理学＞が高い理由) 【性格/特性】 ■ジャーナリストとしての過剰なスイッチさえ入らなければ、どこまでもお人好しでどこまでも善人気質。困っている人がいれば他人だろうと見過ごせず、それが自分に不利益を被るとしても優しく接してしまう。それで損をして来た事もしばしば。だが、本人は「自分が施した優しさはいつか戻って来る」と信じており、妻と娘を喪った今でもそれは変わらない。幼馴染二人に対しては特に小さい頃から成長を見て来たからか「お兄ちゃん」のような一面を見せてしまう。褒め上手で、地頭が良いからか物事の本質を見抜き、話を丸く収めるのが得意。 ■欲に眩んだマスコミや、それに属する「他人を蹴落として自身だけ幸せを得ようとする」人間に対して強い憎悪を抱いており、そういう人間が何も悪くない人間を貶めようとするのなら、多少の強硬手段も辞さない。可能なら社会的な制裁を浴びせ反省の機会を促したいと思っている。――心のどこかで、人間はそう簡単にその性質を変えられないと分かっていながらも、人間の善性を信じたい、と、どうしても思想にこびり付いてしまっているのだろう。 【その他私的メモ】 ■誕生日：10/23　星座：天秤座　血液型：O型　利き腕：右 ■ココフォリア ネームカラーコード：db8449 ■イメージcv：佐藤拓也

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