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「まあ、私は優秀な潜入捜査官ですし？じょーずに動かせてもらいますよ」 「うわ～～～～手厳しいなあ。僕かなしいよお、シクシク😭」 「ギル、俺にとって大切な存在はもう君だけだ。どうか、いつかくるその時までは、傍にいて」 「俺の生きる意味はね、俺の家族を奪った存在に、一番の苦しみを与えること。それだけだよ」 ・柔らかな少し長めの赤毛をハーフアップに結んでおり、どこか中性的な雰囲気を感じさせる。地毛は金髪で、まめに髪を染めている。 青い瞳は気だるげで、右目の泣きぼくろが特徴的。 耳たぶには基本左右一つずつシンプルなピアスを付けており、潜入捜査の際は外したり別のものを付けたりする。 ゆるく笑みを浮かべているのが常であり、人によっては胡散臭いような印象を受けることもある。 素の笑い方は、普段よりも少し幼い印象を抱かせる。きゅっと目を細めて、口をうすく開いてわらう。 ・基本的に飄々としており掴みどころがないが、その場のノリに合わせて悪ふざけをしてみたり、案外感情が顔に出たりと隙が垣間見える。 ───と、周囲に印象づけられるよう振舞っている。 どこに犯人が潜んでいるかも分からないところで、素を晒すほど馬鹿じゃない。 ただ、復讐心が強いということは、その分心根は愛情深いということでもある。 元々は世話焼きで、「仕方ないなあ」と大抵のことは許してしまうような他人に対して少し甘い性格だったけれど。 家族を失ってしまったときに、全てが崩れ去ってしまったのだと思う。 大切な居場所も、当たり前のような日常も、他人を信じる強さも、注がれて同じだけ注ぐ深い愛も。 望んで手をちゃんと伸ばせば、また新しい人生だって歩めたろうに、それができるほど大人ではなかったし、強くもなかった。 折れそうな心を復讐心という強い感情にすることで、何とか自分を保っていたのかもしれない。 （心が折れるときはぽっきり折れちゃいそうだなこの子…とPLは思っています😢） ・自分が犯人に対してできる最大の復讐は、犯人の大切な存在を奪うことだと考えている。 つまり、自分がされたことをそっくりそのまま返す。覚悟は決まっている。 あわよくば、自分自身が犯人の大切な存在となり、そしてそのまま犯人の目の前で自殺してやりたい。 自分はもう、家族を奪われたこの世界にあまり未練はないのだから、復讐を果たすことも己の人生を終わらせることもできて一石二鳥だ。 復讐を果たしたあとのことは考えていない。果たせたそのときには、もう自分は名実ともに犯罪者であるだろうから。 けれどもし───復讐を果たすことができなかったら、自分はどうやって生きていけば良いのだろう。 その時は、もう楽になってもいいのかな。 ・SWATに入ったのは犯人を見つけ出すため。それだけだ。 ただ、仕事は仕事としてこなす。おざなりにするつもりはない。 そもそも仕事や役目を果たさないような人間は信用されないだろうし、何より犯罪者は嫌悪の対象である。 SWATで所属しているチームや友人、仲間たちに対して、仕事をする上では信用している。 どこに犯人の関係者が潜んでいるのか分からない以上、信頼はしていないが。 もし、SWATとしての自分と復讐者としての自分、どちらを選ばなくてはいけなくなる時がくるならば、その時は迷わず復讐者の道を選ぶのだろう。 ・ギルバートに対して、恋愛感情（何ならそれ以上の重めの感情）を抱いているし、本人にその想いも伝えている。 恋人のような関係性を築きながらも、お互い明確に「恋人になろう」と言葉にしたことはない。 復讐を望む以上、自分たちに幸せな未来などないのだと覚悟しているからなのかもしれない。 それでも、この世界で心から信頼しているのはギルバートだけであり、心から寄り添いたいと思うのも今はギルバートだけである。 彼と静かに言葉を交わしたり、心や体で触れ合う時間だけが、唯一自分が誰でもない自分でいられる瞬間だった。 君だけは復讐なんてやめて幸せになってくれたらいいのに、という思いもどこかありながら、同じ境遇だからこそ犯人への憎しみも深く理解できる。 本当は、君と一緒に幸せになりたかったのかもしれない。そんな望み、もう叶えるつもりはないけれど。 ・どうして自分だけ生き残ってしまったのか。 それはきっと、この手で復讐をやり遂げるためなのだと思う。 幸せになるつもりはなく、なれるとも思っていない。 復讐を果たすためなら何でもすると決めたあの日から、どうせ自分は犯罪者とそう変わらないのだから。 人には優しく、親切に。けれど少しだけ隙を作って、取っ付きやすいように。 いくらでも演じられる。どんな役だって、どんな顔だってできる。そうして、人の心に潜り込もう。 自分は、優秀な潜入捜査官なのだから。 ❑基本設定 一人称：俺・私・僕 二人称：君 カラーコード：000099 ❑好きな食べ物 ・パスタ ・紅茶 ❑特徴表（フレーバー） 【6-1】奇妙な幸運 【6-4】実は生きていた ❑花言葉フレーバー 【33】ストレリチア「全てを手に入れる」「気取った恋」「万能」 知らないことはなく、持っていないものはない。人の上に立っていると信じて疑わず、見るもの全てが欲しくなる。 自分のものを傷つける者に容赦はしない。ちょっと困るが頼れる人物なのが貴方。 【47】三椏（みつまた）「強靱」「肉親の絆」 貴方は強い心を持っている。決して折れず、しなやかに受け流す心を。家族を守る貴方はとても美しい。 【82】鳳仙花（ほうせんか）「快活」「私に触れないで」「せっかち」 人を惹きつける魅力に溢れている。けれど貴方は頑なにそれらを拒絶する。 本当は気恥ずかしいだけなのに、そんな自分自身すらも頑なに否定する、かわいらしい人なのが貴方だ。 ❑名前の由来 【Liam】「勇敢な守護者」という意味から。弟の名である「アレックス」の語源の意味の一つに「守る男」があるらしい。 【Gibson】Gibはイギリスやアイルランドに多い人名の一つで、Gillbert（ギルバート）の短縮形とのことから。ギルに縁があっていいなと思ったので… ❑イメージソング ・逆光 / Ado ・死んでしまったのだろうか / Guiano ・孤独の波にさらわれないように / 傘村トータ ・プロポーズ / 内緒のピアス ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- HO4「蛙」 あなたはSWATに所属しており、階級は巡査だ。 SWAT内でのラジオコードは23D（TwentyThree-David/トゥエンティスリー-ディー もしくはデイヴィッド）33歳以上とする。潜入捜査・救護担当をしている。 【秘匿情報】 ①25年前の2005年、あなたは「ロサンゼルス一家連続惨殺人事件」によって両親と弟のアレックスを失った。犯人は捕まったが、実名報道はなかった。 ②家族が殺害されたあとあなたは「パーシャルムース孤児院」で生活をすることになった。お世辞にもいい孤児院とは言い切れず、そこでは冷遇されていた。 ③ギルバートとは事件から3ヶ月後の4月4日、孤児院時代に出会う。彼は幼い頃からの幼なじみであり親友だ。 彼は「ロサンゼルス一家連続惨殺人事件」によって家族を失うなど、あなたと同じ境遇だった。あなたはギルバートと共に復讐を誓った。 国家権力によって隠されているのならば、それに対抗しなければならないと二人でSWATになることを約束した。 また、どこに犯人が潜んでいるか分からないため、関係性は秘密にしている。 ④あなたは公式に国から様々な「役」を預かっている。 1.リタ・ポッセの役員→アディソン・スミス 2.麻薬バイヤー→キーリー・ジョーンズ 3.FBI捜査官→カイ・レイモンド 4.ホテル・アマネセルのオーナー→エヴァン・ヨーク 上記の役柄については潜入捜査時に好きに選ぶことが出来る。 【キャラメイクの時点で公開可能な情報】 ・両親が他界していること ・捜査班として「顔」を持っていること 【事前情報】 ①「ロサンゼルス一家連続惨殺人事件」については、事件現場、被害者までは調べることができたが、肝心の犯人まではまだたどり着けていない。 SWAT内の書物庫では、調査レベルが足りず閲覧ができなかった。 ②ギルバートとは職場内で自分らの関係性がばれないようにしている。 ③エリシアとは衛生班時代からの古い友人。彼女は敬虔な信徒であり、毎週日曜には欠かさず聖ポリアンヌ教会に行っているらしい。 ④年齢は33歳以上とする。性別は問わない。 【特殊技能】 あなたは優れた潜入捜査官のため、変装の技能と、隠れるの技能に+50パーセントの補正が入る。また、いずれかの交渉系技能に+50パーセントの補正が入る。 あなたは優秀な衛生班だ。医学、応急手当いずれかの技能値に+30パーセントの補正が入る。 【推奨技能】 変装、隠れる、薬学、医学、応急手当 【密接な関係者】 HO4の弟：アレックス 性別：男性 年齢：あなたの3つ下、最低5歳　 金髪に青い瞳の美少年。よく女の子と間違えられていた。あなたをひどく慕い、ずっとうしろについて回っていた。 あなたのことを憧れだと無邪気に羨む、裏表のない良い子。 幼なじみ：ギルバート・グレイ 性別：男性 年齢：33歳 身長：178cm　アメリカ人　 あなたの幼馴染。関係性は一任される。恋愛関係などでもかまわない。通称はギル。そう呼ぶのを許しているのはあなただけである。 オールマイティになんでもこなせると思われがちな努力家。鍛錬を惜しまず、勉学にも励んだ努力の末にSWATに入隊した。 あの事件で両親と妹を亡くしている。復讐を決意してからは、休みなども利用して事件について調べていることもあり、顔が広い。辛党。 職場の友人：エリシア・サントス 性別：女性 年齢：32歳 身長：164cm　スペイン人　 階級は巡査。衛生班の一人で、あなたとは仲がいい。有能な彼女とは、ほかの事件現場などで一緒になることが多々あった。 神心深く、常にロザリオを持っている。薬学や毒などに詳しく、見るだけでどんな成分が入っているのかわかるほどの才女。酒豪で酒乱。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 2024/05/06【梟（グラウクス）の断罪】

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