タグ： 快刀乱魔

特徴表：4-02：方向音痴：＜ナビゲート＞の基本成功率が1% →デメリットのため1d6*10興味ポイント追加→3*10=30 ―― HO2【鳥】 貴方は刑事部捜査第一課の新人刑事である。 名前通りニコニコ元気、表情豊かな大型犬系後輩。先輩のことが大好きで憧れている。何かあればバタバタと走ってくるし、お話はふんふんと聞いている。たまに飛びつく。 仕事にも真面目に取り組むが、書類仕事よりは動いている方が落ち着く。お散歩大好き！人当たりも悪くない方ではあるが、少々押しが強い。また、生来の方向音痴で地図を見て移動するとほぼ確実に迷子になる。「勘で移動したほうが絶対良いッス！」とは本人談。実際その方が早い。足が遅いのが多少コンプレックス。 ――以下　秘匿関連 HO2【鳥は変化である】 刑事部捜査第一課の新人刑事。22 歳限定。 貴方は 12 年前に「四肢漁り」により身体を一部欠損している被害者である。 欠損部位：右足 一般家庭に生まれ、他の子たちよりも運動が得意だった。特に家族みんなで見に行ったサッカーがお気に入りで、暇さえあればサッカーの練習をしたり友人と遊んだりしていた。クラスの中でも人気者。実際多少なりとも才能はあったようで、両親も「もしかしたら」と少なからず期待を寄せていたし、本人も幼いながらその期待に応えたい、と思っていた。最前線のFW志望。足が遅いことが悩みだったので、いつも走り込みを念入りにやっていた。 目が覚めたら、その足が片方消えていた。両親の暗い顔とお金の話が聞こえてきたのをよく覚えている。もちろん練習ができるわけもなく、ないはずの足は幻肢痛に悩まされ、長い時間を寝て過ごすことになる。パラスポーツとしてのサッカーも考えたことはあったが、費用と将来像の点から両親によって拒否される。久々に触れたサッカーボールはあらぬ方向に飛んでいき、優しかった両親が向ける視線は冷たいものへと変わってしまった。その時、自分が足以外にも失ったものがあること、期待を裏切ったこと、自分が頑張ってきた理由に誰かに褒めてもらうことがあるのに気が付いてしまう。失望の目で見られるのに耐えられないこと、そんな自分が嫌だったことから、サッカーを楽しいと思えなくなってしまった。その日以来ボールには触れていない。成長に伴って体格が良くなっていくたび、どうにも犯人への恨みが募って仕方がなかった。公的な立場に立ち、正義と称して恨みをぶつけられる。自分がされたように何もかもを奪える。警察、という道が浮かんだのは、そんな不純な動機からだった。 刑事として「四肢漁り」を追いかけるのは個人の復讐、全てを奪った（はずの）犯人を追い詰めて同じ目に遭わせてやりたいから。そのために鍛錬は欠かさないし、仕事にだって真面目に取り組む。ただし、その思想、目的がいわゆる公的な「警察」としては間違っていることも自覚している。これは同僚や先輩たちの姿と、幼い頃子供心にカッコいいと思っていた警察像からくるもの。仲間、特にお世話になっている先輩に好意を伝えたがるのは、憧れや尊敬のほかに後ろめたさと、せめて役に立たないと、という気持ちも含まれているため。自分一人では自由に動けない、だからこそ組織として絶対に追い詰めなければならない。「四肢漁り」は一発どころか9割5分殺しくらいまでは殴りたいと思っている。奪った上で「今の気分はどうだ？」と問いてやりたい。 整備士である守理は心底頼りにしており、やはり大型犬のようになっている。飛びつく。 表には出さないが喫煙者。イライラしたときに一人で吸う。 俺、お前／あなた、～さん・先輩 「せんぱ～い、お仕事終わったッス！俺、先輩に教えてもらったことちゃんとできたッスよ～」（尻尾ぶんぶん） 「……うん？なんかここ見たことある気がするッスね。でも道順的にあーでこーで……いーや、多分右！！！」（迷子。この後なんとか到着する） 「……早くぶん殴ってやりたいなぁ」（仕事終わり。ベッドの上で） ――メモ ・百舌鳥モチーフ 　早贄＝仕留める意思、知られる前の被害者 ・百々園：百舌鳥、桃園＝退魔の桃 ・似瑚：似：百舌鳥の声真似。刑事の真似事（相応しくない目的） 　　　　瑚：珊瑚の石言葉「確実な成長」「幸福」（片足の無い歪な宝石、失ったもの）

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