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口渇ルルパ HOナイフ / 美しきルル 雪 (すすぐ) 14歳 男性 天真爛漫でお菓子作りが大好きな少年。儚く美しい見目をしているが、性格はとても自己中心的。特に片割れである鴉(からす)に対してはいつも甘えて我儘を言っている。自他共に認めるくらい鴉のことが大好き。 「じゃじゃーん！俺特製パンケェキで〜す！食べたい？食べたいだろ！」 「ふーんだ、俺はお前にわがまま言うのが仕事なの！」 「いっつもそうやって勉強勉強って…。俺と勉強どっちが大事なんだよ！」 ⚠️以下秘匿 お前のことが誰より愛おしくて、誰より恨めしい。 ○雪について 『特効薬』という役目を受け入れているつもりではあるが、自身の運命に酷く理不尽を感じている。何故外の世界に出ることが出来ないのか。何故大人になれないのか。何故死ななければならないのか。 「生きたい」と願ったところで、それは片割れを殺すことと同義である。それに、この運命を抱えているのは決して自分だけではないということを忘れてはならない。 ○鴉(HOフォーク)について 彼のことは「クロ」と呼び、彼には「ユキ」と呼ばれている。幼少期に鴉が自分の名前を好きじゃないと言っていたため、あだ名をつけることを提案した。 誰よりも大好きで大切な人。優しくて真面目で人当たりも良く、自分と同い歳でありながら出来た人間であると思っている。そんな彼が病に殺されるなんてあってはならない。鴉は大人になって、外に出て、俺には成し得ないことを成し遂げるべきだ。それほど素晴らしい人なのだ。 ただ、同時にひどく羨ましい。病に苦しみ、厳しい規則や勉強に今を縛られている分、未来を夢見ても良いとでも？ ...と妬んではいるものの、実際雪は勉強が苦手であるし、正直「ルル」という立場に甘えている節もある。また、鴉は包帯をしていたり痣があったりするが、「俺は健康な体で、綺麗な顔で良かった」と無意識的に見下している部分もある。 雪が鴉に対して特に我儘なのは、自身を彼に捧げることへの「対価」。「自分よりもずっと長い人生を生きていくのだから」と、雪なりに釣り合いを取っているつもり。しかしながら、鴉に対してこのような醜い感情を持っている自分に辟易しているところもある。 ○ピアスについて 鴉から「自分がつけるより雪に似合うと思う」と言われプレゼントされたもの。貰った当時ピアス穴は開いていなかったが、どうしても付けたかったため開けた。 雪にとって一番の宝物であるが、儀式の際に返そうと思っている。そして、自身の代わりとして一生大切にして欲しい。 ○お菓子作りについて 唯一の特技であり、特に洋菓子が得意。勉強で疲れた鴉を労るためによく差し入れしている。自分のお菓子を食べて幸せそうな顔をしている彼を見るのが好き。 鴉が食事をしているのを見る度、「俺を食べる時も幸せそうな顔をして欲しい」「どうせなら美味しく食べて欲しい」等と思っている。 ○村について 生まれ故郷であるため村のことは好きだが、外に出たいという気持ちも強く持っている。また、自身が大人区域に入ることは絶対に無いのだろうと悟っているため、大人区域に対する興味も強い。 ○食文化について 大人から外のお菓子が配布された時は大喜びする。特に現代で流行っている洋菓子だと尚更。 ○教育について 上記の通り「ルル」という立場に甘えて悠々自適に過ごしている。 何となく、「どうせ死ぬから勉強する必要が無い」「自分たちが勉強することは大人達にとって不都合なのだ」と思っているため、自分から勉強しようとする素振りは全く見せない。勉強したら怒られるしね...。 「『死んでも鴉の中で生きてる』とか、綺麗事だよ」 「俺が居なくなったら、寂しがってくれるの？」 ○イメソン(多いよ〜) 偏食 / 香椎モイミ マインドイブ / 絶海 石けんと薬 / ぬゆり 追加 私が明日死ぬなら / キタニタツヤ ○名前について 「雪ぐ」は「すすぐ」「そそぐ」という読み方があり、意味はそれぞれ「洗い清める。」「けがれ・よごれを除き去る。」。 鴉に巣食う病をちゃんと治せるようにって意味があったらいいな〜。

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