タグ： カケスの巣

老人のような口調で喋る、可憐な少女の姿の魔術師。 とは言っても幼いのは見た目だけで、本当は長い間を生きている。歳を聞いても忘れたのう。とか言ってはぐらかされる。(実際本当に覚えていないだけで全く嘘はついていないし、不老のため見た目も魔術で弄っておらず素の姿である) 長周囲や環境が等しく時間を重ねていく中で、置いてけぼりにされていることを悟ったある日からこのような口調になった。 （サルナスの悲劇の際とは話し方が異なる） 生活の大半を魔術に頼って生活しており、かなり非力。こればっかりは見た目通りである。 被服、とくに帽子を作ることを生業としており、街のブティックに委託して販売を行っている。 人と強く関わることに抵抗感があった過去から、自らの店は持っていない。 彼女の自宅の作業場はそれらの素材や生地、魔法道具やトルソーなどでかなり乱雑だが、本人はあまり気にしていないようだ。 ロミのことは気まぐれに拾ったが相性は悪くないと思っており、彼女なりに気に入っている。 魔法のことや世界のことは困らない程度に教えているが、いずれ覚醒世界に帰るべき存在のため師弟関係があると考えてはいない。 最近は身長も抜かれ、子どもの成長は早いのう。とか思っている。

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