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UGN本部所属のエージェント。 UGN本部査察部第４課所属員、通称『エスケープキラー』の一員でもあり、 隊長であるマリア・チェスノコフ同様、改革派の中央評議員の一人、アッシュ・レドリックの懐刀として活動している。 しかし、彼女と違ってアッシュに心酔しているわけではなく、 彼の強引なやり口には常々うんざりしてはいるが、誰かがやらねばならぬこと、とそれを表に出さぬように、 かつ彼に悟られない程度に現場との緩衝材役となるように行動している。 たまにそういった行動に指摘を受けることもあるが、それを黙らせられるだけの戦果も上げており、 また、彼を納得させられるだけの言い分も常に用意している為、疑われることなく今の地位を保っている。 逆にそれが厳しい場合は止むを得ない、と思考を冷徹に切り替えて彼の指示に沿うように事を進める。 しかし、その為には自身の負担を厭わないため、同僚である雨城 勝子からはいつも心配されている。 基本的には程よく緩く、程よく真面目な流れる風のような性格の持ち主。 また、必要以上に親し気に接したり、或いは冷たく接したりするようなことはせず、 周りとは寄らず離れず程度の位置を保とうとしているようにも取れる。 シンドロームはサラマンダー/ハヌマーンのクロスブリード。 エフェクトで作り出した炎の槍と風を武器に戦う。 オーヴァードとしての戦い方だけでなく、シンドロームの力を使わない徒手空拳でもかなりの実力を持っている。 暇さえあればUGNイリーガルであり、友人でもある平 利照(たいら としてる)が師範を務める 武道場にて武術を学んでおり、平流剛術の免許皆伝を貰っている。 同僚の雨城 勝子とは諜報以外の任務で行動する時はコンビを組むことが多く、 仲間として友人として信頼している。 勝子がこの部隊に配属されたのはアッシュが実地教育と称して第４課の任務に参加させたのがきっかけであり、 その際に既に実働部隊として活動していた勇火の補佐として任務にあたり、彼女とはそれ以来の仲である。 しかし、そのことから勇火は勝子がこの部隊に配属されたことに責任と申し訳なさを感じているようだ。

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