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[討夜のフレーバーだった妹　OC1王卓完結のおまけに作成] 「私は…いつまでも後悔して生きるぐらいなら、後悔なんてしないで生きることにしてんの！」 チルドレンとしてUGNに配属された明朗快活な13歳の少女。討夜の実妹。一人称は「私」、二人称は「あんた」or名前呼び、討夜に対しては基本「バカ兄」 いつまでも後悔しながら立ち止まったままの兄の姿を見てきたせいか、後悔とか立ち止まりとかとても嫌い。ウジウジ考え込むよりまず動け。 両親は物心着く前に他界した…らしい。まだまだ幼かったため両親の顔は記憶に残っておらず、写真以外では見たことがない。物心付いた頃には七瀬家で育てられており、兄の初恋の相手でもある響とは姉妹のように育てられた。兄と姉に囲まれて幸せな幼少時代を過ごしていたが、6年前に生まれつき病弱だった響が他界してしまったことで状況は激変する。大切な姉との別れ、そして響の死に絶望した兄の失踪。幼すぎる彼女は何も出来ず、ただただ涙を流すことしかできなかった。…だが少女は絶望しなかった。涙を流すことはあっても決して絶望だけはせず、前を向いて歩き出そうとした。 そうして数ヶ月が過ぎた後、知らない人に連れられて兄が帰ってきた。家を飛び出してから今までの間、どうやらこの人のところにいたらしい。―嘘だ。直感でそう理解できた。でも本当のことなんてどうでもいい、今はただ兄が帰ってきてくれたことが嬉しかったから。 兄は、バカ兄は変わってしまっていた。どこか空虚にヘラヘラと笑い、いつまでたっても後ろを向いたまんまで前に進もうとしない。待っていれば兄も自分と同じように前を向いてくれるはずだ。そう信じて待った、待ち続けた。でも、ダメだった。あのバカはいつまでたっても立ち止まったまま、後悔ばかりでウジウジウジウジ…… 兄がレネゲイド関連から遠ざけていった甲斐もあって、適性はありながらもオーヴァードとして覚醒することはなかったが1年前のある日、転機が訪れる。 いつもと変わらない、見慣れた兄の姿。立ち止まったまんま、いつまでも後悔したまんまの情けない…悲しい姿。そんな姿を見ていると、心の底からいつも以上の、抑えきれないほどの感情が沸き上がってくるのを感じた。『こんなやつもう壊しちゃえ』そう心の底で囁いている声が聞こえる。ダメ、抑えきれない。衝動のままに暴走して兄を殺そうとしてしまう。幸い、能力も不完全だったため事無きをえて、暴走も兄の手で無事に制止させられた。 覚醒後はチルドレンとしてUGNで能力制御の方法を教わる毎日。師匠でもある玉野 椿とはその頃からの付き合い。オーヴァードとなったことで世界の真実と兄の失踪中に何があったかを知り、兄に対する風当たりはますます強くなった。 遺産の力を駆使しながら戦う兄とは異なり、純粋に自身の身体を用いた白兵戦を得意とする。 バカ兄に喝を入れるために鍛えた足技を巧みに使いながら、雷を纏いし少女は見えない壁をぶち壊して前に進む。 コードネームの由来はRegret nothing(後悔なんてない)のドイツ語読み

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