タグ： 蹂躙するは我が手にて

・B国 ビャウウィー（ポーランド語のbiały：白から） 広い国土を持つが国の背後にそびえる山脈から吹き降ろす冷たい風の影響で冷害が多く、ハウス栽培をするにも限度があるため、食材など輸入頼りになっているものが多い。 一年を通して気温が低く植物の成長も遅いため放牧にも不向きな土地柄故か、手付かずの針葉樹林が広がっている。財源は鉄やレアメタルなど。もしかしたら宝石も出るかもしれん。（中の人が地理ダメダメなので雰囲気で喋ってます） いわゆる帝政の軍事国家。皇帝が居て、軍事力を持ち、いくつかの国を支配している。（その辺のモブ国家を） 家柄よりも結果・実力を重視する傾向にあり、軍ではたとえ貴族だとしても無能は弾除け程度の扱いをされるし、一般人もそれとなく敬遠してくる。無能を養う余裕は無いのである。 何か一つでも秀でているものがあれば周囲は優しいし、長所は伸ばすべきの風潮があるのでそのための制度もある。そういう意味では暮らしやすいかもしれない。 ・B国将軍 レーヴェンガルト准将 本名：ジークリット・フォン・レーヴェンガルト 「侵略者共を叩き返すぞ！」 「君たちが見聞きしたプロパガンダは全て忘れろ。最前線に英雄的栄光などは無い、あるのは血と泥とウジの湧いた死体だけだ。──新兵諸君、地獄へようこそ」 「英雄志望の間抜けは自分どころか味方も殺す。肉親の敵討ちも同列だ。我々は軍人なのだ。撃てと言われれば相手が降伏しようが撃ち、撃つなと言われればどんなに憎い相手でも引き金は引かない。我々は、命令を粛々と熟す駒である必要がある」 「武器は遊び道具、戦場は遊び場、敵は遊び相手だ。っはは、私にとってはそうなんだよ」 「戦場の全てが好きなんだ。固いレーション、明日は居ない戦友、細くなる物資、血と汗と泥に塗れた自分、硝煙の匂い……あんなに楽しいところは無い」 いつ、どんな戦場にも現れ、出撃回数は100を超える陸軍所属の戦車エース。電撃戦を得意とすることから雷公とも。 新兵の頃から最前線に配属され、軍歴のほとんどを前線で過ごした叩き上げの軍人。とっても素敵な戦闘狂。 英雄的に戦う、華々しい戦果を上げるということは二の次で、ただただ汗と血と泥と硝煙と命のやり取りを求めて最前線へやって来た。 戦果を重ねるにつれ階級も上がり、准将まで登り詰める。時にはプロパガンダ的な式典に出ることもあった。 「別に、将軍になろうとした訳じゃあない。私はただ、自分が楽しいと思うことをしていただけだ。それが偶然にも、戦時中の我々にとって華々しく、准将の階級を与えられるに相応しい見合う戦果だったに過ぎない。──加えて言うなら、私にそれらを誇る気はない」 「理由か？ ふむ。君も知っての通り、人の命を奪うという行為は本来避けるべき行動だ。社会に属するなら、それなりのルールを守らなければならない。それが安寧の中で自由を得るということだ。だが、戦場においては敵を殺し、人的資源を削り、出血を強いることは勝利のための手段だ」 「こんな言い方をすると咎められるんだが……マ、今の私は死刑囚だ。これ以上の罪はあるまいよ。──戦争とて外交の一つ、守らねばならん法はあるが、国を侵略者の薄汚い手から守るためなんてお綺麗な建前で殺人が推奨されているのも事実だ。だがまあ、それで誰もが人を殺せるわけじゃない。だったら脱走兵なんて出ないだろ？ 別に、脱走兵が出る理由はそこだけじゃないが……」 「や、すまない。前置きが長くなったな。うん、私が自分の行動を誇る気がないのは、それが歓迎されないことだと理解しているからだ。これからの世界は誰も彼もが戦争を避け、その痛ましさを語るだろう。嬉々として出撃し戦場を遊び場にする奴の居場所は無いだろうなあ……。……はあ、つまらん。戦場のない人生か……」 華々しい戦果、戦場での勇猛な物言いに反し当人の気性は穏やかで、自分が社会の中で生きるには歪である自覚があるので粛々と刑を受ける気がある。 が、火種なんて作ればいいし、国はここだけじゃないし、紛争でも何でも戦場があればそれでいいので生きられるチャンスがあれば普通に逃げ出す。 私だって命は惜しいしまだ戦場に居たいし死ぬなら戦場がいい～～～～（だだこね） 特徴表 3-4 戦士 近接戦闘武器（肉体を使った技能は除く）の基本成功率は50% 3-5 銃火器の達人 火器技能（拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル）の基本成功率は50%

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