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鳴瀬 歩風 (なるせ ふぶき)(※ベルゼブブより) 気位の高い悪魔。人を寄せ付けず、言葉遣いも厳しい。 人や天使、悪魔のことさえもバカにしたような振る舞いが目立つ。 ※もちろんHO1の事もバカにしている。 ただし、会社の同僚や上司には敬語を使って"やっている"。 会社では黒髪。天界では緑髪。 人間界の嗜好品や文化に興味が無い。ただし、タバコのみ付き合いで吸い、いつしかヘビースモーカーに。 酒はほどほどに強い。飲みすぎると吐く。 【サンプルボイス】 「マリートゥスカンパニー所属、鳴瀬歩風。ドーゾオミシリオキを。……ハア」 「嫌いだよお前のことは。(HO1を指し)お前だけじゃねェ、天使なんて見るだけでも虫唾が走る。カエレ」(しっしっ) 「うるせェ口だな、少しはマトモに喋ってみろよ」 「お疲れ様でーーーース」 「あーーー……だり。生き返る」(タバコぷかぁ！！) 【以下、裏⚠️秘匿につき注意】 ・キス「うるせェ口だな」→うまい。容赦ない。噛み付くようなキス。 備考:一方自分は暴力にはつよい。快楽にはよわい。童貞 ・マジック「タネも仕掛けもゴザイマセーン」→あるに決まってんだろダボカス。喜ばれてもつまらなそうでも不快だしやりたくない。 備考:生きてた頃はよく弟に見せてあげてた。 ・天使は高給取りの仕事も出来ないばか(偏見)。肩書きと身なりばっかり潤って人間みたいだな！とばかにしている。(ほんとうに偏見) 悪魔も、自分の会社のヤツらは自分の能力も知らずにこき使うばかだと思ってる。(実際お前落ちこぼれ) 人(アクマ)の話も聞かないし、もっとふさわしい仕事あんだろとすら思ってる。でもその仕事ですらうまくこなしちゃう俺だから仕方ない。勘違いすんなよって思ってる。(ひで) ・自分の羽根と胸のことは棚に上げている。なんなら普段は隠してる。それで能力を判断されたら癇癪を起こさない自信がないから(カス) ・人間は興味ナシ。死んでさっさと俺の業績の足しになればいい。 【人間だった頃】 鳴瀬 凩 (なるせ　こがらし) <<誕生日 12/2>> "歩風"は弟の名前(悪魔本人は無自覚)。 交通事故で親を失い、親戚の方々にも引取りを拒否され。天涯孤独な兄弟はお互いが支え合って生きていこうと努力した。兄は高校をやめて働き、弟は家のことをなんでもやった。 兄も料理が上手くなった。家事が得意になった。きっと2人でも生きていけると一瞬の希望を持った。 しかし、神はいない。弟に病魔が迫る。現代医学を持ってしても多くの人間を殺す、継続治療の必要なとある肺病だった。 高校中退程度の学力では高給取りになれるはずもなく、治療するための金銭は追いつかなくなり、段々と弟の命はか細く燃え尽きていき……ついに亡くなってしまった。 情けない自分は葬式代すら工面に苦しんだ。 借金してやっと弟を焼いてやれた。 社会は俺たちを助けてはくれなかった。 人間は全部嫌いになった。 信じられるのは己だけ。 弟が死んでからこの世に希望はなくした。 何も覚えていない。 ただ、2人分の料理が1人の机に寂しく湯気を立てている様だけが、曇ったグラス越しの目に焼き付いている。

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