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【通過シナリオ】 ひぐらし怪異探偵社：HO2 怪骸村 つまさき奇譚 たたら 鬼路に灯：PC ははのはらから 随神・怪異解剖解明録：KPC随伴 【特徴表】 影が薄い：＜忍び歩き＞＜隠れる＞に+20％ 愛書家：＜図書館＞に+20％　自宅で調べものが可能 怪異が見えるようになった（後遺症） 前世の記憶が思い出せなくなった（後遺症） ▼ＨＯ２ 【白い駅の迷子】 貴方は幼い頃、田舎の祖父母の家で育てられていた。 父と母は理由があり、貴方を祖父母に預けていたのだ。 故に長い休み、決まって夏休みには一人で電車を乗り継ぎ、両親の家に遊びに行っていた。 ある小学5年生の夏休み。 毎年のように両親の家に遊びに行こうと電車に乗り込んだ貴方はうっかり車内で眠ってしまった。 飛び起きた頃は車内に人はおらず、慌てるあなたをよそに電車は真っ白な駅に止まった。 駅名はなんだっただろうか、幼い頃の事でよく覚えていないが、貴方はそこで可愛らしい自分と同じくらいの年頃の少女に出会った。 貴方は人に出会ったことに安堵し、何を思ったのか一人でいる少女を自分と同じ迷子？だと思い2人で駅員さんを待つという名目で駅内で沢山遊んだ。 だが少女が貴方の持っていた動物の缶バッジを欲しがった為、あげた所でハッと目が覚めた。 そんな不思議な体験を貴方は祖父母の家を出る中学三年生のまでの5年間、経験した。 少女の名前は思い出せないが、今でも悪いものでは無いと思っているし、最後に会った時少女から貰った白い御守りがあの時のことを夢ではないと今でも教えてくれている。 【前世の記憶】 貴方は不思議な怪異と縁を繋いだ影響からか、少し前世のものらしき記憶を小学生５年生の時に思い出した。 前世の自分は裏社会に生きる血なまぐさい人間で、何かを探し追い求めていた。 それを見つけた先に、それを守っていた神職の守り人と経緯は分からないが親しくなり、行く所もないのだから。 と守り人と共に過ごそうと決め、共に居た。 共にいるだけで楽しかった。 そんな感情が霞む記憶の中に薄ら残っている。 記憶の終わりは唐突だ。 少し側を離れたある日、守り人は自分同様何かを探していた誰かによって殺された。 最後の言葉を受け取った記憶はあるが、何と言われたのかは覚えていない。 だが、強烈な悲しみと喪失感と息も出来なくなるほどの憎悪の念を抱いた事を貴方の魂は覚えているようだ。

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