タグ： PL：鈴華 恋愛うちよそ

■職業技能：【EDU×20】 　★応急手当、聞き耳、目星、値切り、心理学、回避、忍び歩き、興味[編み物] ■ガスライト特徴表： 　2-2『呪い(D)』＜邪眼(基本P.259)＞またはKPが決定した効果の影響を受ける。呪いが解ける条件はKPが決定。3D20→興味P＋45 　★邪眼： 　　犠牲者に悪運をもたらす。かけられると邪眼の存在を感じる、あるいは奇妙な寒気か不安感を覚える。 　　幸運ロールとDEXロールの成功率1/2、拳銃判定で75以上を出すとジャミング、召喚と従属の呪文成功率1/2。 　　影響が続く期間は『呪文の使い手が呪文を取り除くまで』とし、本卓ではダルマンが完全に死んだ時に解放されるものとする。 ■神話事象による発狂：未 ■人物について： ・一人称「わたし」。傾国の美女。学は無いが理知的な空気を纏う。 　毅然とした立ち姿と”ゆるし”の心。 　慈愛という訳ではなく、怒りに歪んだ人の顔が好きでないため、自分にそんな顔をさせないように。 ・3歳の頃に親に捨てられた。 　自分の名前は憶えているが、生家との縁は切れたと思っているため名乗らない。 ・自分のことをどこか他人を眺めるように見ている節がある。自分への印象は「かわいそうなひと」。 　自分の心を守るために自分を遠くに置いたが、本人は自覚半分、気づかないふり半分。強くはない。 　ゆえに時々、そうした他人事のような物言いになる。 　それが余計に浮世離れした美女のような印象を与えるのかも。 ・教えを請える相手もいないのに自分で考えて上手く立ち回れる自分のことは嫌いじゃない。ふふん。 ・趣味はレース編みなどの編み物。 　メアリーからこっそり材料を分けてもらい、ダルマンが外出している間だけ密かに趣味の時間を楽しんでいる。 　本当は本を読んだり、誰かと話したり、明るい日の下を散歩したり、お買い物したりしたい。 　素はメアリーのように好奇心旺盛で前向きな普通の女の子。 ・呼ばれた名前沢山ありそう。 　 ■名前メモ： ・リリアン： 　ラテン語で百合。PL的には編み物の方も見ているがリリアンは昭和日本で出た商品なので時代的には意図していない。 ・百合： 　花言葉「純粋」「無垢」「威厳」 　古くからキリスト教において「聖母マリアの象徴」として大切に扱われてきた。 　中でも白ユリは「マドンナ・リリー」と呼ばれ、聖母マリアの「純潔」の象徴とされる。 ■知人探索者： Geoff Balderson　PL：すまり（呼：ジェフ） ----------------------以下、通過シナリオのネタバレあり--------------------------------------- 『X2U one on one「贋作家と娼婦」』KPC　エンドA 　クトゥルフ神話＋2、精神分析＋4、回避＋3、応急手当＋6、ナイフ＋5 ■秘匿解釈： ・PCさんに対する好意は、その人がとても大切そうに画材や作品？を抱えて運んでいるのを見て、 　「あの人はこの環境においても、自分の生に希望を捨てていない」と感じているため。 　何か成したいことがあり死ねないとは、即ち自分の命を大切にしている人であるから、自分と同じかもしれない。 ・2歳で美貌の問題が発現し始め、父親が娘を性的な目で見るようになり、たぶんその時から性的被害に遭っている。 　1年ももたずそれが家庭内で露見し、3歳の時、母親が父親の目を盗んでテキトウな街の教会の前に捨てた。 　しかし教会に拾われても神父たちがおかしくなり、それが原因で『悪魔の子だ』と言って祓いと称した拷問を受ける。 　その記憶があまりにも鮮烈だったし、その後も狂わせた人間の関係者からそう罵られることが多かったため、自分のことは『悪』という認識。 　やがて教会に押し入った警官に助けられるも彼らを狂わせ、その噂を聞きつけたサバト系のカルト教団の贄として監禁されていたが、 　教団が破壊された際に「もう人を頼れない」と思い自力で逃げ出した。食うに困り、行きついたのは結局の所娼館だった。 ・娼婦時代のある時、顔を見せなければある程度穏やかに会話出来ることに気づいた。 　しかしそうして関係を築こうとした相手も、一目自分の顔を見るだけで豹変してしまう。 　この事には恐怖を抱いたし、同時にその人の人生から幸福を奪ってしまうことに苦しさもあった。 　例えば愛する妻と子がいて、知人の付き合いで来たのだ等と話してくれた人の人生すら壊してしまうのだから。 ・であるならば、本当は自分が命を絶ってしまうのがきっと良い。 　しかし不本意に傷つけられているのは自分も同じで、おあいこだとも思っている。 　自害はこわい。生きていてすらこの扱いを受けるのに、死んだ後はどうなるのか。自分の魂は静かに眠れるのか。 　わからないうちに、取り返しのつかないことをして苦しむのは嫌だ。 　生まれてからこれまで、周りからの扱いによって不幸を被り続けて来た自覚があるため、せめて自分は自分のことを大事にしたい。 ・息をしているだけで他者の人生を狂わせてしまうなら、その命は存在するだけで罪深いのも確かだ。 　自分が死ねば不幸にならずに済む人間が確実にいる以上、自分が生きるという選択をする時点で自分には罰せられるべき罪がある。 　ゆえに自分に向けられる加虐心は全て罰であると解釈し、償いとしてその加虐を受け入れることであいこだと自己解釈している。 ・死すべき命だったとすれば、何故生まれて来たのだろう？ 　生まれてきたことが間違いだったと言われる命はむなしい。生まれて、生きのびているだけで奇跡のはずなのに。 　生まれた意味なんてなくても良いけれど、生まれて良かったと思える何かを自分の中に残してあげたい。 ・自分にとっての幸福とは、目が見えなくなっても、話が出来なくなっても、石を投げられても、 　その心の中にひとつ信じられる物や事や人があって、穏やかな心でそれらを想える生である。 　その対象が、自分の想いに応えてくれたらなお幸福だろう。 【生い立ちと使命】 貧民街イーストエンド出身の孤児。 人並み外れた美貌を持って生まれたことが災いし、幼い頃から常に大人たちの浅ましい欲望に晒されてきた。 教育を受ける機会もなく、分別がつく頃にはすでに娼婦として生きる以外の道は残されていなかった。 あなたの美貌は人の加虐心を煽った。 客は皆狂ったようにあなたの身体を貪り、傷付け虐げるばかりだった。 娼婦であるあなたを人として労わり、慈しむような人間は誰一人としていなかった。 あなたはその生い立ちから、愛や優しさというものに触れることがなかった。 手に入ることはないと諦めながらも、心の奥底ではいつも救いを求めていた。 あなたの【使命】は、「人としての愛に触れる」ことだ。 【屋敷にいる人物】 ダルマン： 　半年前にKPCの噂を耳にし誘拐した。 　初めは海外に高値で売り飛ばす予定だったが、KPCの美しさに魅入られ自らの娼婦として屋敷に軟禁する。 　毎晩に及ぶ行為は乱暴そのもので、欲望の捌け口として扱われている。 メアリー： 　私語が禁じられているため話すことはできないが、お互い友達になりたいと思っている。 　メアリーと視線を交わすたび、仲良くなりたいと思うからこそ、 　過去の経験から「この人もいつか自分を襲うのだろうか」と現在の純粋な友情が崩れることも恐れていた。 PC： 　３ヶ月前から屋敷に軟禁された人物。 　屋敷に来たときに大きな画材道具を持ち込んでいたが、どのような仕事をしているのかはわからない。 　廊下などですれ違う時に向けてくる視線は他の人物とは異なり、自分自身に目を向けてくれている気がした。 　非常に好印象。何が好印象かはキャラクターシートを見て、KPが設定する。

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