タグ： 楓のおもちゃ箱

いつも優しいけどどこかおバカ、考えることがちょっぴり苦手なツインテールの社会人女性。 放つ言葉は勢いマシマシ、テンションもマシマシ。いわゆる〝 今どき 〟を地で行く。 学歴こそは凄いが成績はいつもそこそこか下の方だったといつ。よくあの大学卒業出来たな！と友人や家族に言われたのは果たして何度だったか。 今は探偵業に身をやつしているが、成績絶好調かというとそんなことは無く、なんとか成果を上げているくらい。ただやるべき事はやっているのでクビになることはなさそう。 「なっはは～、あたいってばいっつもこうなんだよね～…。気をつけちゃいるんだけど…あたいバカだからさ！！！」 ─────人を表面だけで評価する事勿れ。 本当の彼女は泰然自若とした様を崩さず、時には非情な決断も平気で下す。 つまるところ、表で見せたバカは全て嘘。 バカを振る舞うのは面倒事が身に降りかかることを極力避けながら、自身の為すべき事に集中するため。 そして彼女の正式な所属は対特異専門の秘密機関、通称『八咫烏』。 多くが謎に包まれた組織ではあるが、人智を越えた現象を行使する者や生物の排除を基本とする。公的機関の特捜とは一線を画する様子。 何故彼女がこの組織に身を置くのか？何故彼女が冷酷に怪異を狩るのか？その理由もまた謎につつまれたままである。 「人のことあんまり詮索するのは褒められたものじゃないよ。私だってあんたを排除したくない。だからここから立ち去りな。」

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